左腕の痛みが出て半年が経つ、自宅近くの病院に通ってはいたが、治療は別になくレントゲンで骨には異常なしという事で痛み止めを飲みながら様子を見ていた。
何か月たっても痛みは消えない、腕が後ろに回らないので下着をつけるにも四苦八苦である。腕は上には上がる前にも出せるがズボンをはいたり背中のホックやチャックをあげることが出来ない。
という事で病院を変えることにした。バスで遠くまで通わずに目の前の総合病院に行くことにした. 診察の結果
左腕の上腕筋肉の亀裂という事で完全に切れてしまったら手術になるが、まだリハビリで治るだろうという事でリハビリに通い始めたのである。
今日は久しぶりに施設の中の仲間Nさんと話をすることができた。今まで立ち話位はあったが、座ってゆっくりと長話は初めての事だった。80・90歳と長生きをしてくればそれぞれ人に話せないこともいろいろあるはずだが、Nさんの話は驚きだった。苦しく大変な思いをして今があるんだと感心せづにはいられない。施設の中でもみんなに慕われて明るくユーモアがあり聡明な女性である。見習いたいとつくづく思った。
考えられないような思いをして生きてきた人が、こんなに明るくイキイキと過ごすことが出来る強さがどこからくるのだろうか。Nさんはこの施設に入って20年だという。ここが開設した時からここで生活をしてきたわけだ。ここが我が家だという。
妬み、嫉み、僻み、恨み、辛みのない人生を送りたいものだとつくづく感じた。Nさんの足元にも及ばないが自分の人生を感謝しながら生きていかなけらばいけないと強く感じた。
ここまで書いていたら幸せな連絡が入る。今受付に次男家族が来ているので439爺を連れて降りてくるようにとの連絡あり…・ラッキーです。次男・嫁・孫が山梨の爺婆の実家のお墓参りに行っての帰りに立ち寄ってくれたのだ。
山梨の墓参りは息子たちが毎年出かけてくれるのでありがたいことです。お土産をどっさりいただき、孫からは爺婆に敬老の日のプレゼントと言って身を守るという水晶のお守りをもらった。身に着けておこう・・・
孫とお揃いにカバンにつけておこう。「じいちゃん婆ちゃんを守ってくださいと祈ってきたよ」という孫の言葉に涙である。ありがとう❣ 感謝!