このカタツムリをじっと見ていました。わずかに出ゆっくりと前進し始めたのですゆっくりと前進し始めたのです。
私少し無理をして向きになって家しまいのかたつけに夢中になっていたのです。体も疲れ思考力(元々ないが)もなくなりイライラの状態で施設に戻ってきていました。なにを言っても聞き分けてくれないと言うより聞き分けられない状態になっている与作さんにどのように対処すれば良いのか私自身が認知症になりたい気分だった。
今日は市の担当者とケアマネさんと施設の方3人と一緒に爺宅に介護認定の調査に行ってきた.なにを質問しても爺は「私は何でも出来ます.痛いところも悪いところもありません」と答えるのです。
引っ越しのしたくも出来なくてオロオロしているのは誰なのよ.と言いたいが黙ってみているしかないのです。たぶんまた介護認定は無理でしょう、いつもこんな状態で終わります.自分の現状を認めたくないのです.歩けない・聞えない・動けない・の自分の体の状態を認識して欲しいのですが・・・・
部屋に戻ってきて脱力感でご飯も食べられない、ただボーと座って外を眺めています。
カタツムリだって重い殻を背負って前に進んでいるのに私は爺を背負っては進めないのです。気の強いナツだったのにもう家の後始末にも行く気力がなくなってしまいました.でも私しか居ないのです。