


熊谷は、北口水路が線路と平行して流れる。それを挟むように一方通行の道路が走り、用水路沿いには親水公園が形成される。小さな居酒屋、カウンターでも10席も無い店舗。以前はランチどころか営業しているものかわからない店舗。本日偶然前を歩けば、開いている。
まして、ランチ500円の案内。ワープロでも作られているが、「本格和食がワンコイン」という記載もある。そのほかにちょい飲みも2セット。これはランチでは無理。そのメニューも達筆に筆で書かれている。何か期待できそう。
しかし、失礼であるが店内は雑然としている。一瞬たじろぐが、人が良さそうなご主人がカウンター内に!安心してカウンターの一席を陣取る。聞けば、メニューに無い料理もできるらしい。しかし、外で煮魚に決めていた私は「カレイ(鰈)」に決めている。焼き魚数種も気になるが我慢。どうも冷蔵庫(在庫)を思い出しながら答えているようだ。
ご主人は寿司屋を経営、その後がってん寿司で指導・従事していたらしい。しかし、定年でパートに変わるというので、自営を選択したらしい。店舗もやはり使われていなかった店舗(居酒屋)を居抜きで借りているようだ。その分サービスして客を増やしたいと言っていた。その一貫がランチ営業らしい。
しかし、ワンコインとは頭が下がる。煮付けは、基本的な調理は完了。最後の味付けと、仕上げをするだけにしているのらしい。当然、夜のメニューの下準備としての作業としてもしているようだ。いろいろな物がランチに付くようで、狭いカウンター内を行ったり来たりしている。客は私だけだから良いが、一気に来たら大変かもしれない。
でできましたおいしそうな「鰈の煮付け」。なかなかのおいしさ。おいしそうに煮込まれている。キノコ・筍も煮込まれ、小枝の葉も添えられている。盛りつけも良い。それに加え、「サラダ」「香の物(白菜)」「味噌汁・御飯」が付く。当然作り立て。おいしい。
御飯は、家庭で使うような電気釜で炊いているようだが、炊き具合が良い。これで500円とは恐れ入る。煮付けの味付けはやや濃いが、私はこれくらいが好きである。煮込まれた、キノコ・筍も絶品。御飯が進む。おかわりできるかどうかわからないので、大切に食べる。
品数もあるので、お腹も満たされ満足。お茶も冷たい物、暑い夏・熊谷で新たな発見。なにか幸せな気分となりました。是非再訪したい店となる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます