今日の図工は、初めての水彩。
水彩は、水が命。
初めに、水の使い方をしっかり身につけて欲しい。
まず、水彩セットの用具の名前。絵の具の色の名前。
「緑じゃないよ。ビリジアンって書いてある。」
「黄色とレモン色って、どこがちがうんだ?」
「何で、白だけ2本入ってるの?」
色の名前を四角の中に書いてから、パレットに絵の具を出す。
「豆まきの豆くらい出してね。」
「うんちみたいになった。あふれる。」
「力、入れすぎだってばそっと、押すの」
「だって、出ちゃうんだもん。」
一色ずつ、きれいに風船を塗る。水入れの使い方を徹底指導。
「1つ塗ったら、筆をジャブジャブ池でしっかり洗って雑巾へ、
次にサラサラ池ですすいで雑巾へ、最後にスイスイ池の水をつけて
雑巾に寄ってから、次の絵の具をつけるんだよ。」
「めんどくっさい」
でも、これをしっかりやらないと、色が混ざっちゃうんだよ。
が、「もう覚えた分かったってば早くやらせてよ。」
と言うまで、くどく、くどく、やって見せる。
「きれいな風船を作ってね。」
色が混ざらないこと。スイスイ池の水はずっときれい。雑巾で水の量を加減すること。
「赤の次に青にしたら、ジャブジャブ池が紫になった~」
「ぼくのジャブジャブ池は、黄緑だよ。」
「オレのは、どぶの色だぜ。」
画用紙の風船の色より、筆洗の水の色の方が気になるらしい。
みんなとても上手にできました。
余った絵の具と余った時間で、自由に花を描いた。
乾かす場所に困って、天気のいい外へ並べてみた。
花いっぱいになったね。