空色のたね

小さなひと言や出来事をここに種まきしようと思う。
いつか誰かの心の中で花が咲き、大きな木に育つかもしれない。

くまの子ウーフ

2010-03-12 | 読み聞かせ
3月12日  くまの子ウーフ
  作者  神沢利子

今日は文庫本なので、絵はなしです。

「この本、ウーフのお話がいくつかあるんだけど、どれにしようかな。」

題名を全部読んでやる。

「おしっこがいい

組は、おしっこやうんちの話が好きだもんね。

「くまの子ウーフ」の中から、「ウーフはおしっこでできているの?」


毎日たまごをうんでくれるめんどりは、たまごから出来ているとウーフは思ったのに、
きつねのツネタは、がらと肉と羽でできていると言う。
「なるほど、そういう見方になるんだよなぁ」と笑えてくる。


「ウーフは何で出来ているのか」の質問に、ウーフは困ってしまう。
ツネタは、ウーフの理屈を使って「ウーフは、おしっこで出来ているのさ」と笑う。

血が出て痛いのも、素敵なことを考えるのも、おしっこにはできない。
ぼくはぼくで、できているんだ

「ぼくは、うんちとおしっこからできているんだもん。」
「おしゃべりな口と声から出来ているんじゃないの?」


コメント
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