空色のたね

小さなひと言や出来事をここに種まきしようと思う。
いつか誰かの心の中で花が咲き、大きな木に育つかもしれない。

花いっぱいになあれ

2010-03-02 | 読み聞かせ
3月2日  花いっぱいになあれ
  作者  松谷みよ子

ちょっと前まで、教科書に出ていたお話。
このお話、大好きなんです。


学校の子どもたちが、風船に花の種をつけて、
「花いっぱいになあれ、わあい。」と言って
とばした風船の一つが、山の中へ。

教科書の挿絵は、まっかな風船ときつねと青いコップが
とてもきれいでした。
この本の絵も、紙版画のようでおもしろい。

きつねのコンが、真っ赤な花が咲くと思って、大事に植えた根っこ(種の入った手紙)
次の朝、風船がしぼんでくたんとなっていて、コンは大泣き。
そこから、芽が出て、コンより大きくなって、お日様の花が咲く。
山の中の広場が、ひまわりの花でいっぱいに。
おなかがすいたら、コンはそのおいしい種を食べました。


お話の初めに風船を飛ばしているのだから、
はどうなるか分かっているんだけど、
きつねのコンと一緒の気持ちになるんだよね。


最近、ものすごくシーンと集中して聞いてくれるので、
とっても読みやすい。

このお話、今日の図工に合わせて読んだのです。
今日まで、大事に待ってたんだよ。

図工の話は、次の記事です。




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