空色のたね

小さなひと言や出来事をここに種まきしようと思う。
いつか誰かの心の中で花が咲き、大きな木に育つかもしれない。

クレリア

2010-03-03 | 読み聞かせ
3月3日 クレリア
  作者  マイケルグレイニエツ

くねくねむしのクレリアは、休むのにぴったりの枝を見つけて眠ることにした。
そこへ、いろいろな虫たちがやって来る。
そのたびに、自分が縮んで寝場所を作ってあげる。

虫が来て、クレリアが縮んで・・・の繰り返しがおもしろくて、
喜んでいたたちも、4匹目くらいになると

「またぁ?もう場所ないじゃん

「クレリアが、ものすごく小さくなってるよ。」

何となく不安になってくるらしい。


「クレリアは、消えてしまいました。」

「えっなんでいなくなっちゃうの?」 

「落っこちたんじゃないの?」


虫たちが探しても見つからないし、たずねむしのポスターまで・・・

この結末にたちは納得できない様子。

「終わっちゃうの?」

「続きは、ないの?」

本を読んだみんなに見つけて欲しいと書いてあるんだけど・・・

「見つけたら、誰に言えばいいんだ?」

「そりゃあ、先生だろ

さがしてみるのかなぁ・・・


今日は組の、図書の貸出日。
図書室で借りたい本を選ぶ。

「あっ、これ、この前先生が読んだ本だ

「もっちゃうもっちゃうがあるぞ。」

「先生が読む本は絵本だから、すぐ読み終わっちゃうから
もっと文がたくさんある本、借りてね。」

「え~おもしろかったから、読みたいもん。」

学校の図書室には、6年間毎日借りても読み切れないくらい
たくさんの本がある。いろんな本と出会ってね。




コメント
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