長徳寺の竜王桜です、三重県の天然記念物に指定されている。
葉と花が同時に出る珍しい桜だそうです、お寺の淵に住んでいた龍が天に昇る時にうろことともに
桜の種を残した種から育ったと言われています。樹高3m盃状の樹形
ソメイヨシノより一週間ほど遅れて咲き始めます。
龍王桜と呼ばれるこの桜は「フゲンサクラ」又「フゲンソウ」とよばれ室町時代から知られる古い桜だそうです、
長徳寺は雲林院家の菩提寺として創建されたものと言われていますが、「龍王桜」の由来は長徳寺の大器和尚のころ
(1560年)美しい女が毎日参拝することが数日つづきそのわけを聞いたところ自分は門前の淵に住む大蛇で
大器和尚の法力で済度を受けたいとので毎日参拝しているといったそうです、和尚は女に戒め受け蛇身に
転じさせ女はお礼に龍の鱗と桜の種を贈ったとされている。
毎年毎年通って3年目でやっと見ることが出来ました。