ポニーのヒサミツ「9のミューザック」@青山月見ル君想フ

ポニーのヒサミツ　9周年ライブ「9のミューザック」

梅雨入りしたのでブログを書きます。
最近入ってきた人たちが真面目に仕事をしている手前、サボりづらい日々が続いていました。
みんな、どうしてそんなに一生懸命仕事ができるのでしょう。不思議でなりません。
一刻も早く家に帰ってだらだらしたいのに…!!!!!


さて。
さる6月4日、ポニーのヒサミツ氏のワンマンライブに行きました。
会場は青山、月見ル君思フです。こぢんまりしていていい会場です。

その日は夕方まで仕事だったので、信濃町から歩いていきました。
ちょうど交流戦のデイゲームが終わった頃で、駅のエスカレーターを上るさい、ニッコニコのスワローズファンと浮かない顔のライオンズファンに遭遇しました。そういえば信濃町は神宮球場が近いのですね。
改札を出て左に曲がってしばらく歩き、権田原の交差点で秩父宮ラグビー場の方に向かい、青山霊園を抜けて会場に向かいました。傾きつつある陽の光を浴びながら、人のまばらな広めの並木道を歩いて。さすが港区だけあって、道路にはオープンカーやらベンツやらポルシェが多かったです。この人たちは一体どういう仕事をしているんだろうな。

話が横に逸れるのですが、信濃町のあたりの景色が懐かしくて。
その昔、論文のテーマを考えるのに－いえ、論文から逃避するために－このへんをよく練り歩いていました。
あのときはよくキリンジのBUOYANCYを聴いていた気がします。あのアルバムを聴くと苦しかった時期を思い出し、アナフィラキシーを起こしそうになります。時計仕掛けのオレンジみたいですね。


それはそうと。
会場についたのは18時40分頃でした。
とりあえずドリンクチケットでビールを頼み、ついでにカレーを頼みました。このカレーがスパイシーで美味しかったです。
客の入りはぼちぼちといったところで、後ろの方に陣取ってカレーをむしゃむしゃ食べていると、あとから結構お客さんがやってきていて。スタッフの方が椅子を追加していました。当日券の方が多かったのかしらん。


カレー情報です。
ヴィンダルカレー、1000円です。

ギターの方が調整でファームに入っているのと、ゲストの中川さんが体調不良でお休みとのこと。いつもと違う編成での演奏となりました。ですが、それでも演奏がたいへん心地よかったです。私はカレーをむしゃむしゃ食べたあと、にこにこしながら音楽に耳を傾けていました。「休日」「タイフーンマンボ」「散歩娘」良かったなぁ。あと2回目のアンコール曲でふいにうるっとしてしまいました。
ということでお聞き下さい、最新アルバムから「散歩娘」です。

ポニーのヒサミツ - 散歩娘 (Official Music Video) Hisamitsu the Pony - Sampo Girl

優しい音楽にちょっと怖いPVが印象的


バックの方々の演奏も良くて。
谷口さんは終始楽しそうに演奏していたし、普段はバンジョーやマンドリンを担当しているサボテン楽団さんのギターが素敵でした。それとギターの人が不在だったのもあって、いつもよりバンジョーの存在感があって。音数が多いとバンジョーやマンドリンはどうしたって目立ちづらいのですが、この日はよく聞こえました。もちろん、いつものギターの方の演奏も好きですよ！（絶対読まないと思うけど一応のフォロー）

ヒサミツ氏のMCは終始てんぱっている感じがして、それもそれでよかったです。こんないい音楽やっているのにMCになった途端、おぼつかないというか…笑

今回のライブは、近所の公園で思いがけずにきれいな花を見た感覚に近くて。季節の花の展示会です！ジャーン！！みたいに、ものすごくインパクトがあるわけではないのです。
でもその場所にすっと身体が「馴染む」ような、ずっとそこにいたくなる、そんな音楽だなと思っています。10周年があるならば、また足を運びたいなあ。久しぶりに会う友達もいて、それも嬉しかったです。


余談。
ライブまで時間があったので、青山霊園を少しうろうろしました。大久保利通の墓を見ました。
大学入試で東京に泊まったときも、ちょうどこの辺に宿がありまして。そのときは墓地の中に入らなかったけれど、周囲をうろうろしていた記憶があります。そのへんのドトールで赤本を眺めながらミラノサンドを食べました、懐かしいです。

ふと考えると、東京のそこここに思い出が散らばっています。
荻窪のラーメン屋、武蔵小山の居酒屋、八王子の飲み屋。井の頭公園に下北沢のカフェおーるど、練馬区の美術館。
人間の記憶は直線的な連続体というよりも、パッチワークのように、あるいはオナモミ（通称ひっつき虫）のように、思い出が身体という自己にいっぱいくっついているイメージです。ヒサミツ氏のライブも、そういう思い出のひとつになりそうです。良い夜をありがとうございました。

Hanging around メガデス アンド ラヴェル

今日はめちゃくちゃにサボります。

じわじわ忙しいです。
新しく来た人に仕事を教えたり、人前で話したり、検査結果をまとめて報告したり。
英語の論文を読む勉強会に参加したり、人と人のあいだでうろうろしたり。


5月上旬に、高校の友達と飲みました。
彼と会うのは1年半ぶりでした。彼も人のあいだでうろうろすることを生業としていて。でもあまり得意でないのか、けっこう苦痛に感じているようでした。私も好きじゃないから、その気持ちがわかるなあ…と思いながらしたたかに飲みました。
そんな彼はうろうろで得た金でスキューバダイビングにはまっていて、海の中をうろうろしているみたいです。写真をいくつか見せてもらったのですが、本当に楽しそうでした、いいなあ。

忙しくなるとブログを書きたくなります。
テスト期間に部屋の片づけしたくなるのと似た感じですかね、あれはどうしてなんだろうね。何か整理したい気持ちに駆られるのかな。片づけしているさい、たまたま手に取ったハンター×ハンターを1巻からキメラアント編の終わりまで読んでしまうのですが。あれはどうしてなんだろうね。


さて。
久しぶりにピアノを弾いています。ピアノというかキーボードを。
楽器屋で1時間くらい迷った結果、3万円くらいのヤマハのキーボードを買いました。今はモーリス・ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」を練習しています。久しぶりにピアノ弾いたら楽譜を読むのも一苦労、マジで全然弾けなくて「ｫｺｺ…」と卑屈な笑いが口から洩れました。

あ、キーボード買ったことを彼女に言ってなかったけど大丈夫かな…。
ある程度練習して弾けるようになって「実は練習していたんです、じゃーん！（かっこよく弾く私）」「キャー素敵！今夜はあなたの好きな葱爆牛肉（ヅォンバオニュウロウ）よ～！」というシナリオを思い描いていたのですが、ブログを書いてたらなりゆきでこの話になってしまいました。ボルガ博士、お許しください！！！

ピアノは3歳から小5までやっていました。
自分で言うのもなんですけど、まったく上達しませんでした。練習嫌いだったのもありますが、本当にへたくそで…。前世で悪いことをしたせいか、右手と左手で別のことができないのです。
だからドラムも一生叩ける気がしません。手先が不器用なのでギターも苦手です。たくさん練習したけどメガデスの「Tornado of Souls」のギターソロも弾けませんでした。でもベースはまあまあ得意になりました。右手と左手であまり別のことをやらないので…。人には向き不向きがあるからしゃあないね。

Tornado Of Souls (Remastered 2004)

ではここでメガデスを聞いてみましょうか。マーティ・フリードマンのギターソロは3：09からです。
このソロ、本当にいいですよねえ。

さてピアノの話に戻ります。
小5まで習っていたのですが、先生が体調を崩して自然消滅して、それきりです。
その後はほとんど鍵盤に触れない人生でした。中学校の文化祭で少しだけ弾いたのと、大学のバンドサークルでツェッペリンの「Stairway to Heaven」のイントロ、Radioheadの「Idioteque」の後ろで鳴っているシンセを、あとは趣味で久石譲の「One Summer Day」を練習したくらいで。

でも。
久しぶりにピアノを弾いてみたくなったのです。
以前は友人とやっているバンドでベースを弾いていたのですが、それもコロナだったりメンバーのお休みだったりで2年ほど活動していなくて。ここ最近はウマ娘2期のOP曲「ユメヲカケル！」をギターで練習したきり、全然楽器に触れていませんでした。

ここで冒頭の話に戻ります。
最近じわじわと忙しくて、少し辛くて。癒しを求めた私は、通勤中や残業中にドヴォルザークの弦セレを聴き比べていたのです。何度も聞いているうちに、学生のときにコントラバスで演奏した曲をやりたくなって。でもオケに加入する勇気もないし、そもそもコントラバス持ってないし。
その結果「あ、ピアノ弾きたいな」と思ったのです。今練習している「亡き王女のためのパヴァーヌ」も、大学時代に演奏したのでした、懐かしいね。そういうわけで3万円もするキーボードを買ったのです。だから彼女よ、突然の出費を！どうか！！怒らないでください！！！！！


音楽はいいですね。
繰り返し練習してもその日は全然弾けなくて、翌日弾いたら自然と指が動いたりして。ああ、こういう瞬間がたまらないな、と思います。まあまだ全然弾けないんですけどね、ｫｺｺ…（卑屈な笑み）

別にどこかで発表するつもりもないのですが、地道に続けていきたいです。
ちゃんと先生に習った方がいいんだろうけど、週6日労働していてその時間ができるかしらん。

それはそうと。
趣味ってその人が何を大切にするかをよく表す活動だなあと思っていて。それが絵を描くのでも俳句でも、音楽でもスキューバダイビングでもメガデスのギターソロでも。
自分が人と会って話をするとき、ひとつ心に留めているのは「この人は何を楽しむ人なんだろうな」という関心を向けることです。仕事柄という部分もありますが、純粋にそういう話を聞くのが楽しいのもあります。

忙しいししばらく祝日もないですが、心のときめきを大事にしていきたいですね。自分は今譜面の上をうろうろしています、楽しいうろうろです。どうもありがとうございました。

王舟『Picture』

あけましておめでとうございます。

当面、コロナウイルスが収束する見込みはなさそうです。
友達に会いたい、家族に会いたい、旅に出たい。
今までなんとなく我慢できていたけど、休みが終わって労働に駆り出され、いよいよ辛くなってきました。特に「いつまでこの状態なのか」見通しが立たないのが辛いところです。さっそく現実逃避にブログを書きます。


最近まあまあ忙しくて。
平日はわりと真面目に仕事や勉強をしています。休日は音楽を聞きながら、ぶらぶら散歩して過ごしています。
風呂にゆっくり浸かり、みかんを食べて植物に水をあげています。
あとは料理もしていて。最近だと小松菜のおひたしとミネストローネが近年まれにみる会心の出来で、すさまじい手ごたえを感じました。
ごはんが美味しいって素晴らしい、最高にハイってやつだァーッ。


そんなわけで最近聞いている音楽を。
王舟（おうしゅう）という方の「Picture」というアルバムです。上海出身の日本在住アーティスト、この作品は2枚目で2016年リリース。1作目はバンド編成でしたが、本作はすべて宅録によるものだそうです。
宅録と言えば初期の中村一義、TOMOVSKYとか、トクマルシューゴあたりでしょうか。でも最近、あんまり宅録って聞かない気がします。なんでだろうね。

それはともかく。
この作品は宅録かつ全部1人で作られたこともあってか、いい意味で「間延びしている」感じがあります。バンドでやっているとギターが前に出てくるところ、ドラムのフィルをキメるところなど、あちこちに「聞かせどころ」「出どころ」を作りたくなるものなんですが、この作品はそれがなく。純粋に曲のまとまり、音の重なり、そしてアルバムのまとまりで勝負に来ている印象を受けました。Haruka Nakamuraとかもそうだけど、好きですそういう作品。

あと最近ナラ・レオンやイヴァン・リンス、マルコス・ヴァーリなどの南米音楽をよく聞いていたので、この作品のなかにちりばめられている南米要素（ボサノバのコード進行やスティールパンの音）が、耳に馴染みやすかったように思います。

好きな曲。
M1　Roji
この曲のタイトルは、ceroの高城さんがやっている阿佐ヶ谷のバーRojiともつながりがあるんでしょうかね。
Rojiのコンピに王舟さんも参加していたみたいだし。
シンセが入ってくると一昔前のCMソングって感じで、思わず街に繰り出したくなるような、のっしのっしという感じのリズムが心地よい曲。

M2　Hannon
代々木上原あたりのカフェで流れてそう。ボサノバを基調としたギターが流れ、鍵盤や軽快な口笛や、「ダ ダダ～」というスキャットが乗っていく。散歩しながら聴いているとうきうきします。リプライズの方もギターのアルペジオが綺麗で好きです。

M9　Rivers
インスト曲。
どこかの街のパレードのような、前半はギターだけで打楽器が入って一気ににぎやかに。
でもそこからあっという間に終わってしまって、そのギャップが少し切ない。

M10　あいがあって
花びらがゆっくりと川の流れに乗って、見えなくなってしまう。そんな曲調と歌詞、たぶん。
この曲も2分半。ここでライブ映像でもどうぞ、もっと楽しそうに演奏しなよ、とは思うけど...大きなお世話か。

王舟 - あいがあって - Session at HOPKEN



前半は和やかな曲が多いのですが、後半になると切なさが加速しています。アルバムの前半に4～5分の曲が詰まっているぶん、Hannon（Reprise）以降に短い曲がぽんぽんと続いて、気づいたら終わってしまう感覚があって。
アルバム全体を通して、縁側でほうじ茶を飲むと同時に、異国のお祭りを眺めているような気分になる作品です。


忙しいんで記事は短め。最近はSpotifyであれこれ音楽を聴きつつ、小説を読んでます。
ここ1週間は村上龍を2作品続けて読んで、さて次に何を読もうかな、という状態です。
こういう「次何を読もうかな」と本棚を眺めている時間が好きだったりします。

ささやかな日常に価値を、愉しみを見出していかないと、息が詰まってしまいますよね。
人それぞれですが、音楽も本も、私にとってはそういう存在です。
みなさまどうかお元気で、また会いましょう。

音楽のプレイリストを作っている話

寒くなってきました。こたつ出すか悩ましいところです。しかしこたつを出すといよいよ本格的に自堕落になります。休日は家から外に出ず、酒を飲しながらゲームをするかYouTubeを見るか、はたまた昼寝をして気づけば夜になっているか、といった生活になりそうです。死んだ方がいいね。


さて。
今週末に友達と出かけるため、ドライブ中にかける音楽のプレイリストを作っています。
自分はアルバム原理主義者なので、ライブでコピーバンドを組まないかぎり基本的にはアルバムを通して聴きます。同じ曲をずっと繰り返し聴くことはほとんどなく、単曲リピート主義者たちとは長いあいだ血で血を洗う抗争関係にあります。

とはいえ。
友達とドライブするときはさすがにアルバム通して聴くのもアレですよね、みんなが知っている盛り上がる曲をかけた方がいいですよね。だから久しぶりにTSUTAYAに行って、PUFFYやポルノグラフィティのベストと、サカナクションの最近のアルバムを借りてきました。
でもそれだけだと「なんやこいつ、ニワカやん、しかもオッサンやん」と店員に認識されるでしょうから、ちゃんと流行りも抑えていますよ～と思わせるためにビリー・アイリッシュとかフォスターザピープルも借りました。
エロスなDVD借りるとき、それだけだと恥ずかしいからついでにいかめしい映画（アラビアのロレンス、気狂いピエロ、秋刀魚の味など）を混ぜるのと似てますかね。まあ正直誰もそんなの気にしてないし、そういうのを醸し出す方がダサいのにね。何やってんだか。


それはそうと。
ドライブ用のプレイリストを作っていて、昔も友達と似たようなことをした思い出が、ふとよみがえってきたのです。たしか高校2年か3年の頃。洋楽に詳しいシノハラくんという友達がいて、彼もRadioheadが好きだったのでときどき音楽の話をしていました。当時の自分は邦楽をよく聞いていたので、私は邦楽、彼は洋楽でそれぞれにプレイリストを作ってMDに焼いて持ち寄りました。MDとか超懐かしい、おじさんホイホイな話題ですね、齢がバレる。

ただ作ってくるだけだと味気ないということで、話し合ってテーマを決めました。「愛」です、今考えてもイタすぎる。
自分がどんな音楽を入れたのかあまり記憶にありませんが、1曲目をCoccoの「焼け野が原」にしたのは覚えています。今考えても重すぎる。
そんなわけで、ここでCoccoでもお聞きください。

Cocco - 焼け野が原　【VIDEO CLIP SHORT】



洋楽好きのシノハラくんは、WeezerやRadiohead、Museを入れていたと記憶しています。そして何故かタイトルを邦訳していて。Weezerの「Tired of Sex」は「セックスにはもうあきあき！」と、わざわざビックリマークが添えられていました。当時のシノハラくんは童貞だったと思うので、なにか強い無意識が働いている予感がしたのを覚えています。
またMuseの「Plug in Baby」は「赤ちゃんにプラグをつなげ！」と邦訳されていて、さすがにそれは違うやろ…と思いましたがツッコミませんでした。そんなシノハラ君は医学部を出て医者になっています。やはり彼の英訳が正しいかもしれません。
というわけで、ここでMuseでもお聞きください。この曲の出だしのギターを聞くと「緑の中を走り抜けてく真紅なポルシェ...」とつい呟きたくなるのは私だけでしょうか。

Muse - Plug In Baby (Official Video)



プレイリストを作るのって結構楽しくて。
これとこれは世界観が近いから並べようとか、この曲の終わり方だと次はこの曲が自然だなとか、あれこれと考えながら配置して、それがしっくりきた時が楽しいのです。野球の打順を采配しているような気分にも似ています、「この曲は打率高いから4番」とか「手堅いから7番セカンドだな」とか。ひとつのチームを作っているような感覚というか。

しかしながら。
音楽の趣味というのは、得てして自己満足に陥る可能性もあるわけです。
「やっぱ2番目はこの曲だよね～」「この曲とこの曲のシナジー（相乗効果）が…！」とかニヤニヤしていたら気持ち悪いだけです。ある程度みんなが知っていて盛り上がるものに寄せなくてはなりません。
自分としてはceroやフジファブリック、ザ・なつやすみバンドの曲を入れたい。けどみんな知らなくて「え、この曲って誰…？」と車内がヒエッヒエになるのは避けたい、でも自分の好きな曲をかけたい…！という板挟みにあります。適当にアニソンかければ盛り上がるんだろうけど、それはそれでなぁ、と心のブレーキが作動して。
原理主義者というのはややこしいものです。


ここでまた思い出話。
中学校のときにお昼の放送で流す音楽をリクエストできるコーナーがあって。そのとき自分が大好きだったNona Reevesの曲をかけてもらったら、隣に座っていた女子から「これ誰？」と怪訝な顔をされて。急に恥ずかしくなった私は、自分がリクエストしたことを空とぼけて「さあ...だ、誰なんだろうね…？」とうわずった声で返事をしました。ごめんNona Reeves、裏切ってしまって。今でもあなたたちの音楽が好きよ。

大学生になってから、音楽に詳しくない友達とカラオケに行ったときも、みんなが流行りの歌を入れているのにひとりRadioheadの「2+2=5」を歌ってすごく微妙な空気になったのを覚えています。あれは今振り返ってもしょうがないと思います、やっぱり「Paranoid Android」にするべきだったよな…Rain Down...Rain Down...Come on rain down on me...。

そんなことを思い出しながらプレイリストの編成作業をしていました。あんまりこだわり過ぎても面倒なので、ある程度知名度の高いものをちりばめて、シャッフルで流すことにしました。友達たちは、私のそんな気苦労など知らないでしょうけど、それはそれで。少しでも盛り上がってくれたらいいなあ。あと久しぶりにPUFFY聴いたらすごくよかったなあ。


今週は忙しかったです。忙しくなると財布を落としたりダブルブッキングしたりする癖があるので、そろそろ気を付けなくてはなりません。でも明日友達と遊んで明後日セミナーで、来週も忙しくて。わあ、あらかじめカードをとめておいたいいかもしれません。なんのこっちゃ。