つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

銀座通い。

2007-10-30 | Weblog
と言っても昨日に引き続き博品館での舞台監督助手のお仕事なのです。
本日本番。
今日の演目はセントラルグループのキッズとシニアのダンスショー(発表会という表現は禁止らしく)。

狭い舞台袖に沢山の出演者が大集合して、まるで芋洗い。ひしめき合いに巻き込まれ、もみくちゃになること数回。芋と化した皆様にまぎれて何度も窒息しそうになりながらアテンドしてきました。
雪崩を起こしている子供を持ち上げて運んでみたり、着替えさせ、並ばせて送り出し…気がつくと大声で叫んでいました。母親ぶりを発揮していたと言われたけど、どちらかというと幼稚園の先生状態です。

舞台袖は終始大惨事に見舞われていたのでした。
舞台から戻ってきたバギーに子供が轢かれてたり、衣裳や靴が何故か反対の袖にセットされてたり、階段で子供のなだれが起きてたり、明転したら子供達が舞台に残ってたり、恒例のおもらし事件も勿論あり。
いつもどこかで事件が。

更に、衣裳がなくなって「ない!」と泣いてたり、暗闇で顔をぶつけて泣いてたり、うまくいったりいかなかったりで泣いてたり。
いつもどこかで泣き声と悲鳴が。
みんなの涙を集めたら泉になるんじゃないかしらというほどの涙の粒。
盛りだくさん。

でもね、子供達はそんな中でも本当に頑張って踊っていましたよ。
場当たりも通し稽古になり、ゲネ、本番と流れてゆき、子供達は3回通したんだけど、実は1部と2部に分かれていて同じ曲がほとんど。要するにほとんど休憩なしで6回踊ったわけです。
プリセットも間に合わなかったりと大混乱。最後のほうは意識朦朧となっていた子供もいたけれど、音楽が始まって舞台に上がれば弾ける笑顔とパワーで踊っていたのでした。本当にダンスが好きなんだなぁ。
でも……タレントさんはほんとに大変だ。

私もすっかりヘトヘトだったけど、沢山の子供達と仲良くなれて元気を貰ってとても楽しい一日でした。
子供達が純粋でとっても可愛かったー。沢山抱きしめてきましたよ。
楽屋で酸欠に見舞われてたら「ママですか?」と聞かれたけど。
そうよね、このくらいの子供がいてもおかしくない年齢なんだものね。
心から子供が欲しいと思ってしまう。

子供達は純粋で真っ直ぐで気持がいい。
他の人のダンスも覚えて袖で全力で踊っていたり。
中には…競争が激しいのでしょうね、じっと舞台を悔しそうに見つめたり必死に先輩のダンスを真似している子もいたりして。
子供達の姿勢や視線にどきりとさせられたり学ぶことが沢山でした。
子供達に沢山パワーと勇気を貰いました。感謝。

一日が終わってヘトヘト。
今日は夕飯に頂いたお弁当さえも喉を通りませんでした。
一日の終わりにはスタジオに41枚のコンパネと小道具たちを運んで階段の昇り降り。もう、限界ですー。

帰りに今回の功労者にお礼がしたくてちょっと軽くご飯とおしゃべりを。
今回本当に支えになってくれたのでした。ありがとう。
「よくやっていた」という一言が嬉しくて嬉し泣きするところでした。
一日の疲れも飛んでいくというものよ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿