つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

厄落としのようないちにち。

2007-02-24 | Weblog
厄落としのような一日でございました。

今日は急いで駅まで行ったらお財布が見当たらず、タクシーで一度家へ戻り、更にそのままとんぼ返りで駅まで。
鶴巻温泉駅と我が家の周辺は丁度年度末ということもあってか、下水と電気の大工事状態になっていて、どこもかしこも行き止まりに回り道。
「今日はロマンスカーが多い」とタクシー運転手さんがありえないことを言っていたが、(だって、電車のダイヤは日替わりじゃないものね)確かに踏み切りは閉まりっぱなしで大渋滞。というわけで、近くで停めてもらって歩くことに。

さて駅に到着…すると今度はお財布に定期が入ってない。
何故だ…何故なんだ…。
昨日慌てていてコートのぽっけに入れっぱなしか?
今日に限って違うコートできちゃったよ…。うーん。

でも、稽古に遅れてしまうのでそのまま電車へ。
一度家に戻った分、駅から稽古場まで約20分の道のりをあるいてゆく余裕は無く、これまたタクシーで稽古場へ。
大散財だぁぁ。
厄落としだと思うことにしよう。くすん。

今日は少し早めの時間から通しを。
そのあといくつかシーンを返したり。
相手役の女優さんとは呼吸が合ってきて、お互いに仕事の分担が出来てきた感じ。
お互いに動きを制御したことで、相手の意思を拾いやすくなったということもあるかな。
だんだんと空気を大きく膨らませられるようになってきたので、楽しくなってきました。楽しくなりすぎてこぼしてしまわないようにしなければ。

台詞劇はリズムと流れが大切で、ひとつ呼吸が入っただけで、リズムが崩れるとばらばらになってしまう。難しい。ひとつ語尾を延ばしただけで次に入れない…。

江戸さんの翻訳は計算しつくされているので、余計なことをしなくても届くはずなのだけど、そこを信じられないとかえって邪魔してしまうことになるのです。
通してゆく度に役者がそれを信じられるようになってきているので、観やすく届きやすくなっている印象です。

この稽古場、はらぺこの猛者が沢山いる感じ。
小さな揺らぎも見逃しません。
隙あらば皆殺しにされちゃいます。
私ももっともっと鋭くあらねば。

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