つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

女の一生

2008-04-30 | Weblog
今日はシアターΧにて『女の一生』の朗読劇の本番です。

今回の照明はΧの清水さんがやってくださるのでいろいろと心遣いを頂いてあっというまに仕込が完了。さすがです。

仕込みの最中、影ナレを録音してもらいました。
プロの皆さんがいらっしゃるのに私の声を録音するなんて…緊張してめまいがしましたが…チャレンジしてみましたよ。
でも…調光室の狭さと暗さも手伝って『丁寧』というより『怖い』アナウンスとなりました…。
場当たりで流れた瞬間皆さん大爆笑でした…。

追悼公演にふさわしい、と皆さんに大爆笑してくださいましたが…。
浜田さんにも心がこもっているとほめられたけど。
丸山さんにも『よく笑わせてくれた』といわれたけれど。
全然ほめられてませんね…。難しいです。

さてさて。本番は遊び心が満載の舞台となりました。
今日一日しかないので皆さん張り切って満喫していらっしゃいます。
暴走ギリギリのカーチェイスという感じ。
裏にまで皆さんの元気や熱意が伝わってきて私も気が引き締まります。

今日のお仕事のほとんどは淡島さんの出捌けの管理でした。
今回も早替えの連続なので秒単位の戦いなんですけれども、素晴らしい手際のよさでこなしていらっしゃいました。すごいなあ…。
私達が緊張して裏に居ると、淡島さんは「おちゃっぴぃ」のポーズをとって笑わせてくださったり、自分のお腹を叩いて見せて「貧乏なのにこんなに太っていたら駄目ね、でも今からやせられるわけじゃないし」なんておっしゃるので緊張もほぐれます。
場の空気を支えようとしてくださっているのを感じて、淡島さんの覚悟というか、大きさを感じました。

最後のステージでは川野さんと私のシーンで変更が入りました。
吉兼先生いわく「真船さんが慣れてきてしまっているのでね、さあこれでどう芝居が変わるかな?」とのこと。ひゃ~。
最終回でも、最後の最後までこだわります。
そしてみんな舞台上で全力で生きているのです。

川野さんとも呼吸をあわせることができたし、私自信も大満喫(造語)の一日となりました。
でも、2ステージってほんとうにあっという間ですね。
もっともっとやりたかったなあ。

終了後は終電ギリギリまで師匠と川野さんと制作のボスと美術の河井さんとガード下で。
お疲れ様でした。
この先もこの企画は続いてゆくのだそう。

いつかあなたの住む街へも届けられますように。

***なんでもないことのような、今日のメモ書き***

『エブリバーガー』を久々に見つけました。
川野さんとはんぶんこしたんだけど。
懐かしいおやつみつけるとうきうきしますね。

*お買い物に寄った金物屋のおばあちゃんは、くちをもぐもぐさせるたびに入れ歯の音がカチカチとなるのだけれど、唇に引かれたルージュの色がとても鮮やかで色っぽくて、ずーっと見つめてしまった。

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