かごしま食文化研究会

 鹿児島県主催「平成19年度 かごしまの食文化を生かした地域づくり」受講生の情報交換ブログ

こめこめ餃子

2008-09-01 20:33:55 | ブログ
こめこめ餃子

今朝の新聞折り込みチラシに「こめこめ餃子」が本日発売、とあった。

発売したのは生協コープ鹿児島。12個入り258円。

チラシから引用すると

皮には県内産発芽玄米米粉を使い、具には県内産豚肉と国内産のキャベツ・タマネギ・ニラがたっぷりです。県内の工場で作られているので安心。こんがりきつね色に焼けた餃子の米粉入りのパリッとした皮の食感とジューシーな具を味わって。原料にこだわった作る人の顔が見える餃子です。

ここまで引用

 米粉パンがあると言うことを知っていたが、食べる機会がなかった。宮崎県高千穂町で米粉を使ったパンの催しがあることを知り、昨年の12月に高千穂町を訪れた。

高千穂町では、米粉パンを作る技術がなかったので、高千穂の米を福島県に送って製粉してもらい、パンに焼いて送ってもらったとのこと。そのパンを使って高千穂では独特のパンを作りたいとのことだ。
そこで立ち上がったのが高千穂高校の学生。高千穂独特のハンバーガーを開発しようという試み。高千穂牛は日本一になった。しかし、高千穂牛を使ったハンバーガーは高額になり、売れるのは難しいのでは。そこで高校生が考えたのは、高千穂の郷土料理「煮しめ」。高千穂の野菜をふんだんに使った煮染めをパンに挟んでハンバーガーを作ろうと。

実際に試食をさせてもらった。おいしい。煮しめで作ったハンバーガーとは、高校生らしい発想。このアイデアを早速利用した村の若者。石倉のレストランを作って販売することにした。建設のための資金集めをしている。近い将来、レストランで米粉を使ったハンバーガーが食べられる。


 全国的に米粉パンの進出が始まった。鹿児島ではJAのAコープで米粉パンが発売になり、好評とのこと。学校給食のパンに採用したらどうか。小麦アトピーに悩む子どもさんは助かるのでは。

 米消費拡大のためにも「米粉パン」の普及を望む。米粉餃子も食べてみたい。

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