かごしま食文化研究会

 鹿児島県主催「平成19年度 かごしまの食文化を生かした地域づくり」受講生の情報交換ブログ

青パパイア

2008-12-26 07:49:59 | ブログ
青パパイア

 12月22日の南日本新聞朝刊8ページに、「青パパイア販路拡大」の見出しがあった。新聞記事を読むと

 「宮崎市の食品加工販売社は宮崎県内の契約農家から青パパイアを全国のタイ料理店などに出荷、新鮮さが人気となり顧客を拡大している」とのこと。

 青パパイアは熟す前に食する野菜で、サラダによく使われていると聞く。
スーパーに行ったときに探してみたい。

大人の食育

2008-12-24 07:43:19 | 食関連情報
シニア対象の食育市民フォーラム

 12月24日の南日本新聞22ページのカレンダー欄に案内がありました。
引用して転載します。

期 日 2009年1月10日 土曜
時 間  午後2時から4時
場 所  鹿児島市 南日本新聞会館みなみホール
入場料  無料
問い合わせ NPO法人 全国レインボークラブ
       電話 0422-71-5451

 食べることと大きく関わる歯の話を中心に講演があるとのこと。興味ある講演会が開催されるようです。早速問い合わせて行きたいと思います。大人の食育の講演会は珍しいです。

大根のウコン漬け

2008-12-23 08:37:54 | 食関連情報
大根のウコン漬け

 12月22日の南日本新聞朝刊12ページに、おいしそうな「大根のウコン漬け」の記事があった。
大根のウコン漬けを霧島食育研究会の造免和子さんが得意の一品料理しとて紹介している。漬け方は、簡単のようです。
 
 友人からウコンの株をいただき、庭の片隅に植えている。夏場にはきれいな花が咲いている。このウコンはカレーライスの素にも使用されていることで知られている。しょうが科の植物で寒さに弱く、沖縄から屋久島あたりまでよく栽培され、鹿児島県本土が南端といわれている。根茎は薬用植物として知られ、おいしくて健康にも良いのではないでしょうか。

郷土料理に挑戦しようは、抽選ににりました

2008-12-22 07:07:58 | 食関連情報
郷土料理に挑戦しようは、抽選になりました

 鹿児島県民交流センター主催のふるさと名人伝承講座「郷土料理に挑戦しよう」は、応募者が100名程度になり、抽選で決めることになったそうです。
会員の皆様には申込書を郵送しておりました。たくさんの方が申し込んでおられます。

日 時  2009年 1月17・31日、2月7・21日 
会 場  かごしま県民交流センター
定 員  20名程度
参加費  4回で4千円
締め切り 締め切りました

12月末には抽選結果が各人に連絡されます。 

創作肉料理コンテストで「神宮司」さんが優秀賞に

2008-12-16 20:42:20 | 掲示板
創作肉料理コンテストで、かごしま食文化研究会員で鹿児島市の「神宮司美千代」さんが優秀賞に選ばれるました。

本日の南日本新聞 朝刊 10ページに 次のような記事が掲載されています。

13日に鹿児島市で「地域食材と国産食肉の創作料理発表会」があった。
県食肉事業協同組合連合会の主催で、応募のあった154点から書類選考を通過した10人が出場し、取り組んだ。最優秀賞に鹿児島市の橋本さんが、優秀賞に神宮司美千代さんが選ばれた。

 ここまで新聞を引用

 神宮司さんは先日の魚料理コンテストでも上位入賞したベテランです。
おめでとうございます。

クリスマスに絵本を

2008-12-13 07:19:37 | 食関連情報
平和台公園にえほんの郷がやってくる 「クリスマス絵本フェア」

 宮崎市の平和台公園で「クリスマス絵本フェア」があります。

期  日  2008年12月17日 から 25日まで
時  間 10時30分~16時30分まで
場  所 宮崎市平和台公園レストハウス
      オーガニックレストランSIZEN
問い合わせ 木城絵本の郷 電話0983-39-1141
      オーガニックレストランSIZEN 電話0985-33-6931

・絵本の読み聞かせタイム
17日~25日 13時~14時
  レストラン前広場

・絵本の中のスープたち
  17日~25日 10時~16時
  14ひきのかぼちゃ ダヤンのスープたち など
  ひむか村の宝箱 電話0985-31-1244

・グリトグラのカップケーキつくり
  23日、24日、25日 14時30分から15時
  各10名程度 参加費300円
  ひむか村の宝箱 電話0985-31-1244
 
・ポップアップカードをつくろう
  21日、23日 11時~16時
  講師「中武睦男」さん 材料費100円

・ハープとチェロ音楽会
  21日 13時30分~

・木工
  21日 10時~15時
  ツリー・ペンダントなどを作ろう
  講師「関屋和男」さん 材料費500円


 木城絵本の郷が、宮崎市の平和台公園レストハウスにやってきて、クリスマス絵本フェアを開催します。
えほんの郷のブックアドバイザーが、本選びのお手伝いをします。期間中には、えほんの読み聞かせなどの楽しい企画を準備されます。

世界のクリスマス

2008-12-12 07:33:32 | 食関連情報
世界のクリスマス

 鹿屋市の高隈湖畔にある「アジア・太平洋農村研修センター」で、今年もクリスマスの催しがあります。

期  日  2008年12月14日 日曜
時  間  10時 から 16時
場  所  カピックセンター(アジア・太平洋農村研修センター)
 鹿屋市高隈湖畔 電話0994-45-3288

・お菓子の家をつくろう  14時 から 16時
  定員50名 参加費500円 先着順・要予約 

・クイズラリーでプレゼントをゲット  10時から
  先着200名 カピックセンターと隣接の民族館

・クリスマスのクラフトづくり   10時から16時
  民族館

・マジパン細工をしよう
  マジパン(アーモンド粉と砂糖でできたペースト)を使って、クリスマスのデコレー  ションを作ります。

・マーティーと英語で遊ぼう  11時から12時
  民族館

・ワールドビンゴ大会  15時、16時
  カピックセンター

 問い合わせは、アジア・太平洋農村研修センターまで


 昨年は行きましたが、残念ながら今年は行けそうにありません。

しょう油

2008-12-08 07:32:38 | 食関連情報
しょう油


 宮崎県高千穂町を訪問したとき、珍しいお話しを聞いた。

 見知らぬお宅に初めて訪問したのに、夕食をご馳走になることになった。
お茶が出され、ご馳走がならんだ。
すると、地元の古老が

  「犬のけんか」

 と話された。犬がけんかを始めたかなあ、それにしても鳴き声は聞こえない。犬のけんかはなさそう。どうしたのか意味が分からない。

 家の人は急いで調味料の「しょう油」を持参された。
 
 犬がけんかをはじめると、「ショイショイ」と言うことがある。ショイショイの言葉を引っかけて「しょう油」ということのようだ。

 珍しい話を聞くことができた。

下野俊見全集 来春刊行開始

2008-12-07 22:50:44 | 掲示板
『南日本の民俗文化 全25巻』 来春刊行開始


 鹿児島市の南方新社から 20世紀南日本を記録する不朽の名著
下野敏見著 『南日本の民俗文化 全25巻』 刊行開始
南九州の伝統食についての詳細な調査報告も含まれるようです。

 南方新社から案内がありましたので、紹介します。

 南方新社では、総頁5000ページを超える『南日本の民俗文化 全25巻』の刊行準備を進めています。
鹿児島・奄美の祭り、儀礼、芸能、民話、民具の数々を網羅的に記録していこうというものです。
来年2月上旬から3年余をかけて、随時刊行していく予定です。


■推薦人
赤嶺政信・沖縄民俗学会副会長
朝岡康二・日本民具学会会長
上江洲 均・沖縄民俗学会会長
小澤俊夫・筑波大学名誉教授
大島建彦・日本口承文藝学会会長
小島美子・日本民俗音楽学会会長
篠原 徹・27期日本民俗学会会長
芳賀日出男・日本写真家協会名誉会員
松崎憲三・成城大学民俗学研究所長
三隅治雄・芸能学会会長
吉成直樹・法政大学沖縄文化研究所教授
渡辺伸夫・民俗芸能学会理事


■全25巻の内容(予定)――解説集12巻、記録写真集13巻

総タイトル

南日本の民俗文化誌(全12巻)

第1巻 鹿児島昔話集――古老が話す面白い昔話群。大人も子供も楽しめる民話の世界。    昔話文字化の苦労話もまじえて、興味あふれる民話を紹介。
第2巻 鹿児島の棒踊り――鹿児島で生まれ、鹿児島からひろがった棒踊りのはなし。
第3巻 トカラ列島――独特の民俗文化と秘儀の島々。
第4巻 屋久島の民俗文化――世界遺産の島は民俗の宝庫でもあった。多様な伝統文化を    紹介。
第5巻 種子島民俗芸能集――室町後期から江戸期の貴重な芸能を満載。正月、春、盆、    秋には今も踊られている。
第6巻 南日本の民俗芸能誌(全県編)――薩摩・大隅から奄美の各地の芸能を訪ね、多    彩な内容を紹介する。
第7巻 南日本の民俗芸能誌(北薩東部編)――全集落の芸能をオートバイで踏査した画    期的な芸能誌。南部肥後の状況も収録。
第8巻 南日本の民俗芸能誌(北薩西部編)――川内川流域の各集落を訪ね、芸能宝庫地    帯の扉をはじめて開く。
第9巻 南九州の民俗文化誌――薩摩・大隅から甑島、種子・屋久の多様で興味深い民俗    文化の紹介。
第10巻 奄美諸島の民俗文化誌――奄美各島の独自の民俗文化を訪ねて、その実態と意    義を解明。
第11巻 南日本の民俗文化誌――南九州から奄美の多彩な民俗文化の特色と意義を探る。
第12巻 南から見る日本民俗文化論――南日本の民俗文化を基軸としながら、日本列島    を照射する独自の日本民俗文化論。

南日本の民俗文化写真集(全13巻)

第1巻 種子島(Ⅰ)――太古より独自の発展をとげた島の歴史と文化、生活を活写。
第2巻 種子島(Ⅱ)――豊かな耕地と海幸に恵まれた島の多様な民間信仰と祭り、芸能    などを記録。
第3巻 トカラ列島――ヤマト(本土)と琉球(奄美・沖縄)の狭間に花開く独自の生活    文化を紹介。
第4巻 屋久島・口永良部島――世界自然遺産の島に展開するたくましい人間生活と民俗    文化を紹介。
第5巻 黒島・硫黄島・竹島――九州に近い南島の特異な景観と貴重な祭礼、生活文化の    記録。
第6巻 甑島・長島――薩摩の西方の島々の貴重な民俗文化と多彩な生活文化の紹介。
第7巻 南日本の民俗芸能――南九州から奄美の魅力あふれる芸能群、その実態と美を追    求。
第8巻 南九州の祭りと行事――南九州から薩南の島々の多彩な祭りと独特の行事を紹介。
第9巻 南九州の民間信仰――南九州から薩南諸島の巨石信仰、田の神、牧の神、モイド    ン、エビス、シャーマン、他、多様な信仰世界の紹介。
第10巻 奄美諸島――日本のふるさと奄美の民俗文化の数々。その独特な内容に迫る。
第11巻 沖縄・宮古・八重山――日本列島の南部に花咲く琉球文化。その民俗の旅の記     録。
第12巻 南日本の生活と民具(Ⅰ)――南九州から奄美までの農、林、運搬、竹細工、    他、独特の生活用具を写す。
第13巻 南日本の生活と民具(Ⅱ)――漁、河川漁、狩猟、鍛冶、衣食住、信仰、他、    貴重な伝統用具を収録。


発行所/図書出版南方新社
各巻定価/3,675円(税込み)
セット予約特価各巻3,150円(税込み)
*分売可
 
著者紹介
下野敏見(しもの としみ)
1929年、鹿児島県知覧町に生まれる。1954年、鹿児島大学卒業。鹿児島県内各地高校教    諭をへて鹿児島大学教授、鹿児島純心女子大学教授を勤む。文学博士(筑波大     学)。元鹿児島県文化財保護審議会委員、鹿児島民俗学会顧問、鹿児島民具学会会    長、隼人文化研究会会員、九州民俗学会顧問、日本民俗学会会員、日本民具学会    会員、民俗芸能学会評議員、南島史学会会員、奄美沖縄民間文芸学会会員、日本    歌謡学会評議員。
    第1回柳田国男賞受賞。第52回南日本文化賞受賞。

問い合わせ
○図書出版南方新社/担当 向原
〒892-0873 鹿児島市下田町292-1
 tel099-248-5455 fax099-248-5457
info@nanpou.com

ここまで引用

 待ちに待った下野敏見先生の全集が刊行されることになった。下野先生は民俗全般の調査研究を50数年間されました。下野先生はテレビ放送された「マンガ日本昔話」の原作者として知られ、膨大な資料は貴重品で、全集発行を待ち望んでおりました。

カミソリのお茶

2008-12-05 07:28:50 | Weblog
カミソリのお茶

 宮崎県高千穂町の上野地区を訪問したとき、珍しいお話しを聞いた。

 見知らぬお宅に初めて訪問したのに、夕食をご馳走になることになった。
お茶が出された。お客さんが多かったので、お茶が薄くなってしまった。すると、地元の古老が

  「カミソリのお茶」

 と話された。意味が分からない。

 お茶の木の葉を製茶すると、ちりぢりにに縮む。
その葉を急須に入れ、お湯を注ぐ。湯飲みに注いで飲むのが普通のお茶の飲み方。
再度お湯を急須に注いで飲むことがある。すると縮んでいたお茶の葉がピーンと伸びてしまう。お茶の色も薄くなる。ピーンと伸びてしまったお茶の葉は、カミソリの刃みたいに見える。そこから「カミソリのお茶」と呼ぶようになった。

早く茶の葉を取り替えるようにという意味。