かごしま食文化研究会

 鹿児島県主催「平成19年度 かごしまの食文化を生かした地域づくり」受講生の情報交換ブログ

サバイバル飯炊きに挑戦

2009-08-16 18:38:00 | Weblog
サバイバルメシタキ

 略して サバメシ とよばれる非常用の飯炊きを、曽於市の「どんぐり谷自然塾」で体験した。

 アルミ製のビール缶2本と1リットルの牛乳パック1~3本で、茶碗大盛り1杯のご飯が炊けるということで、挑戦した。

1、アルミの350mlのビール缶の横の上部に、幅3センチ、立て1.5センチ
  の穴を開ける。対角線上にも同じ穴を開ける。マジックで印を付けてから、
  カッターナイフを使うと簡単に開けることができる。

2、同じように下の部分にも穴を開ける。缶の強度を保つために90度横に成る
  位置に開ける。

3、ふたの部分を缶切りを使って開ける。かまどの完成。

4、もう一本のビール缶のふた部分を缶切りで開ける。横は開けない。釜の完成。

5、牛乳パックを1センチ程度の幅に細長く切る。燃料の完成。

6、ビール缶のふただけを切り取った釜に、白米を6分目程度入れ、洗米する。
  水は人差し指の第2関節の中程まで入れる。
  たっぷりのアルミホイルを使って密着するようにふたをする。

7、ビール缶に穴を開けたかまどを安定するように地面に置く。周囲に少し土を
  かぶせると安定する。
  かまどの上に釜を置く。
  ひっくかえらないように注意する。

8、純綿の軍手を付けて、細く切った牛乳パックの先に火を付け、かまどの下穴
  から入れる。火が付きにくいときは、細長い方向に曲げると良く燃えます。

9、10分程度で沸騰します。沸騰したら徐々に火力を弱め、20分程度煮る。
  気になってもふたは開けないように。


 30分から40分程度で炊きあげることができます。
最初は牛乳パック3本程度の燃料が必要ですが、なれたら1本分の燃料で炊きあげることができます。
 ビール缶が丈夫で使いやすいです。ポカリの空き缶は弱いようです。もし、缶が溶けるようになったら、写真のように空き缶に水をたっぷり入れて横に置くとかまどが倒れることはありません。

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1 コメント

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突然すみません (Y)
2011-03-14 17:57:15
この度の震災で、なにか有用な情報はないかと思い、貴方のブログでのサバメシの紹介記事がすごく分かりやすかったため、震災で被害にあわれた方にちょっとでも役立てばとの思いから、失礼とは存じましたが、文章内容をブログにて紹介させていただきました。
ここに、謝罪と御礼申し上げます。
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