かごしま食文化研究会

 鹿児島県主催「平成19年度 かごしまの食文化を生かした地域づくり」受講生の情報交換ブログ

世界の食 大集合

2008-11-30 09:05:46 | 食関連情報
かごしま国際交流フェスタ 

 国際交流や国際協力についての理解を深め、県内の国際交流団体、在住外国人との交流のため「かごしま国際交流フェスティバル」が開催されます。
  http://www.synapse.ne.jp/kia/event/0811festival.html


 配布パンフレットを参考にして紹介します。

期 日  11月30日 日曜
時 間 10時 から 16時
場 所 鹿児島市 かごしま県民交流センター
主 催  鹿児島県国際交流協会 電話099-221-6620


体験コーナー&ワークショップ 10時から16時
 ・民族衣装・民族楽器・国旗づくり
・みんなで作ろう 大きなモザイク風貼り絵
  ・ブラジルの武術を体験

世界の食広場 11時から15時30分
  いろいろな国の料理が大集合

 残念ながら、行きたいけど、行けません。
誰かレポートくださるのを楽しみにしています。

メタボ

2008-11-27 07:42:55 | ブログ
メタボ

 鹿児島県健康増進センターから県民の健康データを取りたいと、協力依頼の葉書が届いた。
日曜日に相方と増進センターに出かけた。

 3枚の問診票と検診承諾書を書いた。たばこ、アルコール、運動、食事などの問診票であった。身長・体重・血圧・腹部まわりの測定、機械による肥満度・筋肉等を測定。

 緊張する検査結果。「肥満」とのこと。食事を控えめににし、運動をするように。全般的な健康度は3歳若かった。
 相方は、1ヵ月で腹部まわりが1.5センチ伸びていると指摘され、全体的に4歳年取っているとのこと。かなりショックだったらしく、夕食はいつもより控えめであった。私より食事の量が多かったので、データとしては納得。


 早速ダイエットしようと言っていたが、翌日はいつもの食事の量に戻っていた。
「ダイエットは、明日から」と言っている。いつから始まるのだろうか。

自然食・自然療法 講演会

2008-11-26 07:41:51 | ブログ
東城百合子 講演会

 「プライベートみゆき」主催の講演会が、鹿児島市の県民交流センターであった。

 プライベートみゆきは、配付資料によると「自然に学ぶ教室」と注釈が書いてある。
失礼だがどのような団体か知らなかったので、インターネットで事前学習した。

 橋之口みゆき氏が鹿児島県いちき串木野市で開いている自然教室。学生時代から平和環境問題に興味を持ち、途上国のこどもたちを支援。世界中のこどもたちが平和で安心して暮らせる社会を願い、自分にできる活動を続けるため、平成元年に「プライベートスクールみゆき」を設立。とある。

 今回の講演会は、自然食・自然療法研究家の東城百合子先生を招き、「食生活が人生を変える」と題した講演会を開催。県民交流センターで開催されたが、何と入場料は無料である。何故無料でできるのか不思議に思ったが、パンフレットにびわの葉の活用など自然食についての講演ということで出かけた。

 会場は「いいお産の日かごしま」の催しと隣り合わせで、多数の人出で混雑していた。500名収容の大ホールは、ほぼ満席。自然療法と表示された民間療法の展示があり、熱心に見入る人山ができていた。

 東城先生はかなりの高齢にお見受けしたが、お元気にお話しされた。
1945年に重度の結核を患い、玄米自然食と自然療法で克服。以来、食改革を主とした健康運動に力を注いでおられるとのこと。人間はなぜ勉強するのか、と会場に問いかけたりして、自然療法を説いておられた。

 隣の「いいお産の日かごしま」の講演会を申込んでチケットを予約していたので、1時間弱の時間しか講演を聞くことはできなかった。


 民間療法に興味があり、自分なりに調査しているので、興味ある講演であった。びわの葉は鹿児島では昔から行われている民間療法で、橋之口先生とやり方は違うが、私も母から教わって実行している。
最後まで聞けなかったのことが残念だった。

 この大きな会場を借りて講師の先生を呼んで講演会を開催するには多額の費用がかかると思う。無料で開催するとは・・・・・ 。
すばらしい企画だった。気の毒に思うので、次回は有料で開催してほしい。

21世紀東アジア青少年大交流計画

2008-11-24 21:59:52 | ブログ
21世紀東アジア青少年大交流計画

 JENESYS交流プログラム「21世紀東アジア青少年大交流計画」の「短期招へい事業」でマレーシアの高校生20数名が鹿児島県大隅半島にやって来た。鹿屋女子校と交流会を開き、各家庭にホームステイした。
タイ南部に位置するマレーシアにはマレー系、中国系、インド系の複合民族国家で、マレー語が国語。国土のほとんどは森林や湿地帯で、高温多湿の熱帯気候。

 2名の女子高校生を2日間ホームステイで預かることになった。
日本国際協力センターから配布された資料には、イスラム教徒は1日に5回の礼拝があり、女性はスカーフで覆い顔だけ出している。豚肉は食べず、その他の肉はマレーシアで処理された肉だけ食べる。すなわち日本の肉は食べない。酒も飲まず、暖かい辛い物を好む。調味料のみりんなどは使えず、鹿児島独特の調味料「灰持ち酒の地酒」も使えない。左手は不浄とされ、右手だけで食べる。
 何回も海外の人を受け入れてきたが、今回は特に気をつかう。食事をどうするかが、最大の悩み。トイレで用を済ませると水で洗浄するため、出かけるときはペットボトルに水を入れて持ち歩かなくてはならない。

 「ダイソーの100円ショップに行きたい、寿司を食べたい」との要望。
鹿屋市内のダイソーに案内した。家族や友達へのお土産を買っていた。マレーシアには100円ショップはないとのこと。お昼は回転寿司でお腹いっぱい食べてもらう。お寿司の100円ショップと喜んでいた。
夕食の準備に気をつかう。そば打ちを体験していただき、何を食べるか分からないので野菜中心の料理を多めに準備した。なぜか郷土料理の「ガネ」と呼ばれる野菜天ぷらが好評で、驚くほど食べていた。驚異的な食欲で、準備した料理はほとんど食べていただく。

 何回もホームステイは受け入れたが、食事にこれほど気を使ったことは初めて。生活面でもかなり気を使った。
勉強になったが、わが家の家族は全員ダウン寸前。相方はとうとう寝込んでしまった。

明日、子育てフェスティバルが鹿屋市で開催

2008-11-23 19:43:34 | 食関連情報
第1回子育てフェスティバル 鹿屋市で開催


 鹿児島県鹿屋市で開催されます。
mixiに「第1回子育てフェスティバル」のコミュニティ http://mixi.jp/view_community.pl?id=3782035
がありましたので、再度転載して紹介します。
天候が悪いようですが、体育館の中で開催。


ここから転載

第1回子育てフェスティバルのコミュです。
興味がある方や,参加してみたいなと思っている方,どんどん参加してください☆

当日までの情報を,いち早くお知らせします


日時
11月24日(祝日月曜)

場所
鹿屋市体育館

時間
10時開演,15時半終了予定

参加費
無料☆

対象
0歳から6歳くらいまでのおこさん,その保護者,おじいさんおばあさん,子育て関係の仕事従事者 

内容

【相談ブース・1日参加】
まつだこどもクリニック・・・・・・・予防接種展示,相談
立元小児科・・・・・・・・・・・・・無料相談
おっぱいルーム・・・・・・・・・・・母乳相談
イラストレーター(にしおかりえさん)・イラスト展示

【相談ブース・午前のみ】
乳児院・・・・・・・・・・・・・・・保育士相談

【体験ブース・午後のみ】
育児サークルsmile・・・・・・・サークル紹介
セラピスト・・・・・・・・・・・・・育児に関するセラピー
スリングアドバイザー・・・・・・・・スリングの紹介,アドバイス
託児所たんぽぽ・・・・・・・・・・・託児所の紹介

【体験ブース・1日】
わらく・・・・・・・・・・・・・・・親子あそび
リトミック・・・・・・・・・・・・・リトミック体験
大道仮説実験・・・・・・・・・・・・親子で実験,簡単なものづくり体験
太陽スポーツ・・・・・・・・・・・・親子体操

【体験ブース・午前のみ】
チューリップ・・・・・・・・・・・読み聞かせなど
わらべうた・・・・・・・・・・・・わらべうた体験,こどもとの遊び方

【体験ブース・午後のみ】
英語育児サークルEnjoy・・・・英語の歌で遊ぼう

くわしくは,トピックをご覧ください。

【お遊びブース】
未定


主催
子育てフェスティバル実行委員会
ふみんみん
リエ☆P
N.S

ここまで転載


初めて鹿屋市での開催です。
あなたもいかがですか。

今年も神楽シーズンが始まる

2008-11-22 07:33:42 | ブログ
今年も神楽シーズンが始まった。

今シーズン初めての神楽取材なり、準備がたいへん。
数日前から機材の整理をと準備に取りかかったが、とうとう今朝までかかった。

昨日の夕方、非常用の食料の買い出しに鹿児島県最大手のスーパーまで出かけた。
今年こそは新酒のワインを買おうと思ったところ、完売の張り紙。広告の新聞折り込みチラシがあり、特設コーナーが設けてあったので相当な量の入荷はあったはず。新聞では不況で昨年の在庫もあり、輸入量を削減したとのこと。残念ながら今年も入手できなかった。田舎に住んでいると寂しいこと。
非常用のパン・菓子などを買い込んで帰った。

 どこの神楽に行くか、未だ決めかねている。神楽には伝統食がつきもの。私が伝統食の虜になったのも神楽の料理を味わったことから。
すばらしい神楽が今日から始まる。徹夜の観戦となり、体力の限界との挑戦が今から始めまる。

薩摩食彩市 が東京上野公園で開催

2008-11-21 09:09:24 | 食関連情報
第2回 黒からはじまる食の文化

「薩摩食彩市」 開催

期  日  11月22日 から 24日
場  所  東京 上野公園噴水広場
時  間  午前10時 から 午後5時
主  催  NPO法人全国生産者会「結」
後  援  鹿児島県・鹿児島県商工会連合会・台東区

 毎日先着100名様に無添加ソーセージをプレゼント


 資料をいただきましたので、紹介します。
 第1回したまちコメディ映画祭 が同時開催されます。
昨年は3万人の来場者があったとのこと。今年も楽しみです。
しかし、遠く離れた鹿児島からの参加は無理です。
中村社長さん頑張って・・・・。
 

待望の「さつまの酒寿司の樽」を入手

2008-11-19 07:26:18 | ブログ
待望の「さつまの酒寿司の樽」を入手

 待望の「さつまの酒寿司の樽」を入手できた。
古美術店に探してもらうよう依頼していたところ、ようやく入手できたと連絡があり出かけた。

 見てびっくり。根来塗りの一級品。程度もよく、品格もある。時価数十万かと思った。おそるおそる価格を尋ねると、5千円でよいとのこと。思わず万歳した。

 酒寿司は薩摩独特の寿司で、酢を使わずに地酒を使った料理。さつま藩政時代の武家のおもてなし料理で、海の幸と山の幸をふんだんに使った料理。地酒は火入れしないで木灰を入れた薩摩独特の「灰持ち酒」を使う。これを料理するには、独特の樽が必要。漆塗りの立派な樽が藩政時代にはあった。現在は入手困難で、古美術品としてたまに見かけるだけ。

 今回入手した寿司樽は根来(ねごろ)塗り。下地に黒漆を塗り炭で磨き、さらに黒漆を塗って磨く。これを数回繰り返し、最後に朱漆を塗る。乾燥と磨きを繰り返すため3ヵ月程度かかる。
 根来塗りは、和歌山県岩出町にある「根来寺」が発祥の地と言われている。鎌倉時代から栄えた寺で、数千人の僧侶の使う器として漆器が作られた。そのため、規模の大きい工房があり、たくさんの職人が居たと言われる。
ところが天正13年に豊臣秀吉の根来攻めで崩壊し、職人は散り散りになった。その時の職人が鹿児島県大隅半島の山岳部に来たと言い伝えられている。今回入手した樽はこの職人が塗ったと思われる根来塗り。つや消しで風格がある。良かった。良い物を入手した。
 
 スパゲティの皿はないかとたずねる。食器はたくさんあるが売れない。処分料を払って処分しようと思っていたとのこと。もったいない。大きな段ボール3個もらった。

 徹夜で食器を洗った。まず手洗いし、次に食器洗浄機で洗い、日光消毒する。疲れたが楽しみである。

第5回 霧島・食の文化祭

2008-11-18 07:34:58 | 食関連情報
第5回 霧島・食の文化祭

 11月16日に霧島市の霧島保健福祉センターで「第5回霧島・食の文化祭」が開催された。シンガポールからの珍客があり、を家族で案内した。

 会場に着いたのは10時15分。駐車場は満杯寸前で、最後の3台目で駐車できた。会場の入口の左に、「体験&見学コーナー」が設けられ、刃物研ぎ、竹細工体験、町の鍛冶やさんが手作りの包丁を展示。
そば切り包丁の素晴らしいものがあり、買おうと思ったら1万8千円とのこと。予算の都合で泣く泣く断念した。竹細工コーナーでは、箸を作っていた。同行のシンガポールの珍客に体験してもらう。

 会場入口の右側には「体験&味わう」コーナーが設けられ、地元霧島青年団が餅つきの実演、徳之島食改善のサトウキビから黒糖を作実演のコーナーがある。
シンガポールの珍客は、餅を食べることがないようで、食べなかった。餅をつく姿は熱心に見入っていた。隣のサトウキビからの黒糖は珍しいようで、黒山の人だかり。キビの搾り汁を飲む。美味しい。

 混雑の中を会場に入る。入口は履き物を置く場所に困るぐらいの人盛り。
会場に入ると「何処から来ましたか」と調査がある。日本地図に書き込んでいた。国内だけで海外からの来場は予定外である。
 
 会場に入り右に進むと「見るコーナー」がある。「家庭料理大集合」と「時空を越えたお弁当」コーナーがある。
家庭料理はもちろんのこと「霧島地方の行事食」が目につく。今では珍しくなった行事のときの料理が目に焼き付いた。弁当は、学校の「弁当の日」運動に出てくるような弁当がある。学校給食の普及でほとんど見ることがない弁当。わが家では娘の弁当を毎日作っており、工夫が必要だなあと思った。

 会場中央には「ちゃぶ台カフェ」がある。娘さんが手もみの釜炒り茶を無料で振る舞っている。お茶請けはサツマイモをふかした物。美味しい。評判が良く大盛況。お茶を飲んでみると、懐かしい香りと味。それもそのはず、私が製茶を手伝ったお茶。

 「体験学習コーナー」では、鹿児島農政局から米の普及活動、アレルギー料理、管理栄養士にによる食生活相談などがある。
 今回の目玉として、「体験&発表コーナー」では、「徳之島の長寿食」など短時間であったが各地で活躍しておられる方々の発表がある。

 今回も押すな押すなの大盛況であった。南大隅町からはバス1台を役場職員が引率で参加、かごしま食文化研究会の8人など、グループでの参加が目立った。家庭料理大集合の家庭料理参加が例年より少なく感じて寂しかったが、徳之島・沖永良部島など離島からの参加があり、歌と踊りで花を添えていた。
残念ながら今年行けなかった人は、来年行ってください。

未来へ伝える思い 田中優氏講演会

2008-11-16 07:41:27 | ブログ
未来へ伝える想い講演会

 田中優氏の「未来へ伝える想い」講演会が12日の夜、鹿児島県肝付町のエコファ-ムの「森小休(しんこきゅう)」で開催された。

 講演会の内容を紹介します。聞き違い・勘違いがあるかもしれません。食に関する講演会のため、紹介します。

講師の田中優氏は地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和などの、さまざまなNGO活動に関わる。未来バンク理事長、日本国際ボランティアセンター・足温ネットえどがわ理事。apバンク監事を務めている。このapバンクは小林武史、桜井和彦によって設立された、環境に関するさまざまなプロジェクトに融資を行う非営利組織。立教大が大学院などの非常勤講師。

 南極大陸は200年前に発見された新大陸で、氷が溶けてみないと大陸の確認はできなかったので、ゴミは置いたまま帰っていた。テーブル氷山が漂流して危険な海域だったが、温暖化で漂流は見られなくなった。
京都議定書で5年間に6%の二酸化炭素を削減しなくてはならないが、逆に増加している。
木材の受給率は20%で輸入に頼っている。マレーシアの森林が伐採されて日本のベニヤ板に加工されていた。そのベニヤ板は鉄筋コンクリートの型枠のパネルに使われていた。マレーシアの森林が伐採されたので、シベリアから輸入するようになった。シベリアの森林を伐採すると森に日光が射すようになり、凍った土が溶け始め、地下の天然ガスが吹き出るようになった。ロシアは来年1月から関税を引き上げるので採算に合わなくなり、国内の杉材を使ってベニヤ板を生産するようになる。
森林が伐採され、2020年には熱帯雨林は国立公園を除いてなくなるのではと心配している。

 石炭火力発電は二酸化炭素を多く排出する。松の木が枯れ始め、急速に立ち枯れが進んでいる。楢の木も枯れ始めている。
 室内消毒に使うバルサンはアレルギーを引き起こす。ベニヤ板の接着剤は長年にわたり空気中にアルモアデヒトを放出する。基準にF☆☆・・・というマークが使われ、F☆☆☆☆が一番安全と言われている。

 NPOバンクが全国に設立された。私が関わっているのはapバンクで、ミスターチルドレンの櫻井さんらが出資して設立したもので、1%の利息で貸し出している。お金の流れが変われば世界が変わると言われている。

 家庭の二酸化酸素は電気、車の順に多い。エアコン、冷蔵庫、照明器具、テレビは四天王と呼ばれるほど電気の消費量が多い。冷蔵庫は95年と比較すると、90%も省エネになっている。この4品目を買い換えることにより、かなりの省エネになる。
しかし、日本は世界一の省エネ国で、欧米の3/1である。
 省エネして自然エネルギーを取り入れて欲しい。窓ガラスから50%以上の熱が逃げる。アルミの窓枠は、木製の窓枠より放熱が激しい。

 「天然住宅」を開発している。坪単価100万円かかっていたが、研究開発して60万円に抑えることができた。一般の〇〇住宅より単価は安くなった。
木材を通常の2~3倍使った家は、光熱水費が半分になる。家は補強金具を使わなければ寿命が延びる。木材を低温の45度程度で燻煙乾燥すると、カビが生えにくくなり、虫もつきにくい。省エネで寿命の長い家の建設を目指している。日本の家の平均寿命は26年。
家の建設は高いと言われる。建設費が高いのではなく、ローンの金利が高いので建設費の2倍程度支払うことになる。安い金利のローンで建設すると支払は安くで済む。

 生命保険はアメリカと比較すると、4倍高い。共済組合の掛け捨ては安い。
地産地消が地球温暖化を抑える最大の効果がある。
村おこしは、田舎にある物を探して掘り起こすことが大事で、ないものを持ってくると無理が生じる。お金で貸して、物で返してもらう。
石油社会から、自然エネルギー社会へ。


質 疑
 バンクリスクの低減方法は、出資した人のみ借りることができる。そうすると、結束力が高くなる。借り入れをした人は、金利の高い所の借り入れから返済する。自治体からの借り入れは、最後になる。apバンクでは、借り入れをした企業はインターネットのホームページで経営状況を公開することを義務づけているので、必死に返済する。もし、借り入れた企業が事業に失敗したら金利は無料にする。一般の金融機関では返済が滞ると逆に金利は高くなる。

 ここに来る前に沖縄から奄美に行ってきた。離島の経済はかなり厳しい状況だ。しかし、モアイ制度があり、これが経済を支えているようだ。モアイ制度は法的には禁止されている。


 歯に衣着せぬ話で、居眠りはできなかった。お話しの一部にどうかなあと感じることもあったが、いろんな考えがあるんだなあと思った。全国各地から参加しておられ有意義な講演会だった。

 講演会終了後にバイキング式の夕食会。
エコファームの黒豚料理を味わった。初めて食するエコファームの黒豚。高級すぎて田舎者の私には合わなかった。独特の自家製のソーセージはコクがあって美味しい。
 素敵な講演と夕食会だった。続けて欲しい。