かごしま食文化研究会

 鹿児島県主催「平成19年度 かごしまの食文化を生かした地域づくり」受講生の情報交換ブログ

かごしまの伝統野菜

2009-06-18 07:47:30 | 食関連情報
かごしまの伝統野菜

 今朝の南日本新聞10ページに、「かごしまの伝統野菜 安納イモなど6品追加」の見出しがあった。

記事の内容は
 鹿児島県は17日、県内で古くから栽培されてきた野菜を選定する「かごしまの伝統野菜」に安納イモなど6品目を選んだと発表した。


 鹿児島で古くから栽培されてきた野菜。応募された品目から県が選定したようだ。鹿児島に住んでおり、このような野菜の指定があるとは知らなかった。20品目程度が今まで指定されているようで、どのような野菜が指定してあるか県に問い合わせてみたい。

カクテルを黒糖焼酎で

2009-02-13 07:48:14 | 食関連情報
カクテルを黒糖焼酎で

 鹿児島スローフード協会会長の久留ひろみさんが、黒糖を使ったカクテルを開発し、鹿児島市のドルフィンポートにある「新穂花」ば発売を始めた。
久留さんは、本場のキューバでカクテル作りを学び、黒糖焼酎を使った独特のカクテルを開発したようだ。

食育推進セミナーの案内

2009-02-09 07:07:59 | 食関連情報
食育推進セミナー


 鹿児島農政事務所から情報が入りましたので転載してお知らせします。

○鹿児島市で「平成20年度食育推進セミナー」を開催(2月10日)
日時:平成21年2月10日(火曜日)13時15分~16時30分
        (ブース展示は17時まで)
場所:かごしま県民交流センター 2階大ホール・展示ロビー
     (鹿児島県鹿児島市山下町14-50 TEL 代表099-221-6600)
主催:鹿児島県、かごしまの“食”交流推進会議
後援:鹿児島県教育委員会
参加対象者:食育活動を行っている方、団体等(定員200名)
内容:セミナー
    ①基調講演「食卓の向こう側にみえるもの」
     講師:佐藤弘氏(西日本新聞社編集委員)
  ②パネルディスカッション「今、必要な食育の取組とは~食の
          成り立ちを肌で感じ、食への関心を高めるために~」
   南さつま農業協同組合、株式会社Aコープ鹿児島、生活協同
          組合コープかごしま 鹿児島市立石谷小学校等
      ③鹿児島県における食育の取組紹介
    ④意見交換
    参加費:無料(事前に電話、FAX、電子メールいずれかで申し込んで
       下さい。)
     (所属団体名と氏名を記載)

参加申込み・問い合わせ先:鹿児島県農政部農政課 食育・地産地消推進班
    Tel 099-286-3093 Fax 099-286-5587
e-mail nousei-sc@pref.kagoshima.lg.jp

 西日本新聞社の佐藤氏の講演は何回も聴いたが、すばらしい話である。今回はどんな話が聞けるか楽しみであります。

トック(韓国の雑煮)

2009-02-05 08:11:49 | 食関連情報
トック・・・韓国のお雑煮

 アジア・太平洋農村研修センターでは、恒例の 「マッショ 韓国フェア」が開催される。今年は、韓国のお雑煮「トック」100食が振る舞われる。

期  日  2月11日(祝日) 13時から16時
場  所  KAPIC(アジア・太平洋農村研修センター )
       鹿児島県鹿屋市上高隈町
 電話0994-45-3288 FAX 0994-45-3258

・トック(韓国のお雑煮)  100食限定

・チヂミ交流会  14時から15時 15時から16時 各50名
          参加費300円 要予約

・抽選で韓国グッズをゲットしよう   先着200名

・韓国の遊び体験  ユンノリ(すごろく)、コンギ、チェギチャギ作り など

・民族衣装試着・楽器試奏体験

・韓国のアクセサリー作り

問い合わせは、アジア・太平洋農村研修センター まで


 昨年は参加しました。楽しいです。今年も行きたい。

ごぼう

2009-01-28 07:59:32 | 食関連情報
ごぼう

 1月11日の南日本新聞朝刊8ページに「鹿児島食の礎」として鹿児島大学農学部の岩井純夫先生が「ゴボウ」を紹介している。

 新聞記事では「数少ない日本起源の野菜」とし、第二次世界大戦時、米人捕虜にゴボウを食べさせた日本軍人は「木の根を食べさせ、捕虜を虐待した」として、戦後無期懲役の判決を受けた」と紹介している。

知らなかった。渡来品種と思っていた。

野菜図鑑で調べてみた。引用します。
 「ごぼうはユーラシア大陸の北部に広く野生しています。すでに10世紀以前に、中国から薬草として渡来していたといわれます。ごぼうを栽培し、食用にしているのは世界中で日本だけのようです。
 関東は耕土がくろぼくで深くて水はけがよく、関西はあまり深くない。このような土壌の違いから、長いごぼうは主に関東、短いごぼうは主に関西でつくられます。
 現在では長根が主流に。年間生産量の5割を茨城、千葉ほか関東5県が占めています。12月を最盛期に3月まで、貯蔵ものが順次出荷されます。
 独特の歯ごたえは炭水化物の一種のイヌリンと繊維質のセルロースで、野菜の中でトップクラスの含有量です。ともに腸を掃除し、便通をよくする働きもあり、薬効が注目されています。」


 中国渡来の品種のようです。日本で野菜として改良し、食しているようだ。
新聞の見出しだけを単純に見ると「日本起源のゴボウ」と思ってしまった。野菜として改良して食しているのは日本だけという意味でした。
朝から、早とちりでした。勉強になりました。

ニガウリ

2009-01-26 07:35:24 | 食関連情報
ニガウリの優良種苗増殖

 1月11日南日本新聞朝刊8ページに、市来農芸高校で「ニガウリの優良種苗増殖」に取り組んでいる記事がある。

 市来農芸高校の福永惠子教諭は生物工学科3年生を中心に、ニガウリの優良系統種子の採取を行っている。
 ニガウリ栽培は長年、個々の農家で自家採取した苗を使っており、産地ごとにさまざまな系統が在来種として定着している。しかし、できた種子は遺伝的に固定されていないために雑種の可能性が高く、形状そろわず出荷ロスが生じる。
 鹿児島市郡山地域で栽培されている「スタミナチャンピオン」の優良個体を選抜してカボチャに接ぎ木、開花後に交配して優良な種子だけを採取している。


 私の住んでいる地方では「コガゴイ」と呼ばれるニガウリに取り組まれたこと、すばらしいと思います。交配後に優良種子だけの取り出しには企業秘密があると思います。取り組んで8年目になるということで、今年の夏は食べてみたいと思います。どこで入手できるかが問題です。どのような表示がしてあるのか、新聞はそこまで突っ込んで取材して欲しかった。
 今年の夏は、スーパーを回って探したい。
 地元南日本新聞は、このような記事をどんどん書いて欲しい。期待しています。

学校給食展

2009-01-14 07:17:53 | 食関連情報
学校給食展 の案内


 農林水産省九州農政局 鹿児島農政事務所消費生活課から、「食育アイランド通信」として情報が届きました。転載してお知らせします。


ここから転載

鹿児島市で第26回鹿児島地区「学校給食展」を開催(1月17日~18日)

  日時:平成21年1月17日(土曜日)10時00分~19時00分

     平成21年1月18日(日曜日)10時00分~17時00分

  場所:山形屋1号館7階 第1社交室(鹿児島市金生町)

  主催:鹿児島地区学校給食関係栄養職員連絡協議会事務局

  内容:テーマ「みんなの食育、学校給食」

     ~命を支える食の大切さを学ぼう~

     学校給食の歴史、給食の実物展示、学習コーナー、栄養相談、試食、特産物の     紹介など

  参加費:無料(当日入場自由)

 学校給食の実態を知るよい機会と思います。
出かけてみたい企画です。

黒糖

2009-01-12 06:28:52 | 食関連情報
鹿児島民具学会 1月例会 その1

 新春の鹿児島民具学会が正月10日に鹿児島市の鹿児島中央公民館が開催された。
新春特別発表で牧洋一郎氏が「種子島の砂糖スメ」、牧島知子氏が「黒島の盆行事」、下野俊見氏が「トカラ口之島の漁具と漁法、祭礼」を発表した。
下野俊見先生の発表があり、会場は満員で県外からの参加者もあった。

 要旨を私なりにまとめてみました。勘違い聞き違いがあるかもしれません。

1、種子島の砂糖スメ    牧洋一郎 (鹿児島市)
 種子島にはかつて300カ所の製糖工場があった。現在では西之表市井関沖ヶ浜田に「沖ヶ浜田黒糖生産組合」1カ所あり、2軒の農家が製糖している。年間600トンの黒糖を生産している。生産された砂糖は地元の浪江野商店で販売している。
 昭和35年に新光糖業が島内に3カ所の製糖工場を開設し従来の小規模な製糖工場は衰退してきた。しかし、この大資本工場は現在では中種子の1カ所に集約された。

 原料のサトウキビは、オーギと種子島では呼ばれ、手作業で収穫される。牧氏が昭和30年代の調査時と比較すると、長さが長くなり2メートル近くあるとのこと。
畑で収穫されたオーギは道路端に集められ、トラックで砂糖小屋まで運搬される。
砂糖小屋では、ローラーを使った小型圧縮機で汁を搾り出す。
絞り汁は1番鍋に入れて煮る。燃料は薪で火力調節のためボイラーも併用する。鍋の温度は100度で、石灰を加え、アクを取り除きながら2番鍋に移す。2番鍋の温度は115度が適温で、再び石灰を加えてアクを取り除きながら煮る。さらに3番鍋に移す。適温は118度から125度で、同様な煮方をし、丹念に練り上げる。この時に空気が入るように工夫する。空気の混ざり具合が製法のコツである。
ステンレスの型に流し込む。1ブロックは600グラム。昭和35年調査時は木製の型だった。

 黒糖は種子島産より奄美産、奄美産より沖縄産と南に行けば行くほど糖度が増しておいしい黒糖が出来る。


 10年くらい前に、南種子島町の製糖を調査したことがある。製糖のあとにサトウキビ酢を醸造していた。大変珍しく思ったことを記憶している。また、今回の発表ではふれられなかったが、サトウキビは2年かかって生長する。植え付けの時には、なぜか石灰に浸けてから植えていた。
貴重な発表でした。 

椿油でリップクリームを作ろう

2009-01-11 07:25:47 | 食関連情報
椿油でリップ作り

 NPO法人桜島ミュージアムのホームページに、珍しい企画が発表されています。転載して紹介します。

ここから転載

【日 時】 1月18日(日)13:30~15:00
【受 付】 まちの駅ふるさと(旧山下家)
【参加費】 2,000円(材料費込み)
【定 員】 15名(予約受付順・小学生以上の親子での参加歓迎)
【申 込】 事務局まで電話・ファックス・E-Mailにてお申込ください。
   ※ハチミツアレルギーの方は、お申込時にご相談ください。
【持ち物】 

椿油企画第2弾!!

先月は、椿油でフットトリートメントの講座を行いましたが、今回は、椿油企画第2弾!椿油・みつろう・はちみつを使って手作りリップクリームを作ります!肌が乾燥するこの季節、親子で一緒にリップクリーム作りなんていかがですか?もちろん、お一人様でもご参加いただけます♪
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〒891-1544 鹿児島市古里町1078
桜島ミュージアム事務局
TEL: 099-245-0100
FAX: 099-245-0101
E-mail: info@sakurajima.gr.jp
HP: http://www.sakurajima.gr.jp/

ここまで転載

 すばらしい企画ですが、今回は男性も参加できるのでしょうか。記載はされていませんが、女性限定のようです。男女問わずに参加できる企画があるとよいのではと思います。セミナーも定期的に開催しておられます。こちらは男女問わずに参加できるため、毎回参加して勉強しています。

大人の食育

2008-12-24 07:43:19 | 食関連情報
シニア対象の食育市民フォーラム

 12月24日の南日本新聞22ページのカレンダー欄に案内がありました。
引用して転載します。

期 日 2009年1月10日 土曜
時 間  午後2時から4時
場 所  鹿児島市 南日本新聞会館みなみホール
入場料  無料
問い合わせ NPO法人 全国レインボークラブ
       電話 0422-71-5451

 食べることと大きく関わる歯の話を中心に講演があるとのこと。興味ある講演会が開催されるようです。早速問い合わせて行きたいと思います。大人の食育の講演会は珍しいです。