オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

蕎麦屋のカレー...お蕎麦&定食『すずき屋』@多磨霊園

2014年08月18日 | ├蕎麦・うどん
立ち食い”でも割とまともなお蕎麦が食べられる時代にあって、“町のお蕎麦屋さん”は今尚健在です。
昔ながらの箱椅子や手書きのお品書き・値段の札などを見ると、祖父母がまだ元気だった頃を思い出して、ついついノスタルジックな気分になってしまいます。

少し遡りますが...そんな蕎麦屋さんに入った時のお話。
いつもの散策の最中で宛てにしていた店が閉っていたため、
ランチ難民は避けようと入ってみたのが『すずき屋』という蕎麦屋。

とにかくお腹が空いていたのです(笑)

大きな霊園が立地するエリアだったので場所柄か、参道沿いには蕎麦屋が数多く点在していました。
(墓参り←→蕎麦屋の流れは何だか自然ですよね)

こちらはカウンター5席程度にテーブル3卓6席の小さな店内で、
かなり年配の御夫婦が切り盛りしている様子。

足が不自由そうな御主人は座ったままでしたが、
愛想良く注文を確認して厨房は奥さんが担当していました。

(消費税増税前はワンコインだったであろう)ランチタイムの目玉は店頭にも紹介されていた全て“550円”のご飯モノ。
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*親子丼
*たまご丼
*カレーライス
*開化丼
*たぬき丼
*きつね丼
など恐らく全て味噌汁と漬物付き
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妻が注文した親子丼はオーソドックスに鶏肉・玉葱・卵のシンプルな丼でしたが、
蕎麦汁の出汁が効いているのか甘めの味付けでゴハンが捗る美味しさでした。
(写真はありませんが、リーズナブルな価格設定かと)

自分はミニご飯モノと蕎麦のセットで「ミニカレーライスと掛け蕎麦」を注文しました。

蕎麦屋なので順当に蕎麦を食べるとして、どうしても“蕎麦屋のカレーが無性に食べたくなったのです。

カレーライスならゴハンを盛って大鍋からルーかけて、ハイ出来上がり!と思いガチですが...
妙に時間がかかったのは(察するに)注文を受けてから一杯分を作るスタイルのせいでしょうか。
肉や根菜類・葱に煮込まれた感がありましたが、
(勝手に妄想すると...)もしかたら蕎麦汁を加えているのかもしれません(笑)

「これぞカレー!」という自己主張の“専門店”や和風な“お袋の味”とはまた違う、
ホッとする懐かしい味わいが特別な体験をしたようでした。
蕎麦屋のカレーは地味かもしれませんが、真似の出来ない完成された安心感がありますね。

ごちそうさんでした



こういった蕎麦屋さんは随分と減った気がしますが、別の散策途中で見つけたら立ち寄ってみたいですね。
店の扉をガラガラッと開けた時の雰囲気が何とも言えません...



【カテゴリー どこか、美味しい冷し中華はないでしょうか...[食べ歩き(ラーメン・そば・うどん)]】

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