オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

痺れる辛さが絶品!?旨辛至福研究飯店『陳麻家』(2012年~2024年4月)

2024年06月26日 | ├ 町中華・餃子・中華チェーン

辛いモノが無性に食べたい…
カレーライスやソース味と同じように、そんな衝動に駆られることしばしば🔥🔥

肌寒い日はカラダの中からジンワリ温まり、暑い日こそ熱々を白飯と一緒に掻き込むことで汗ダクよろしく別の意味でサッパリしようと食べたい一つが麻婆豆腐

そこで


コレゾ熱烈発汗幸福食ナリ
本場中国四川風麻婆豆腐丼陳麻飯と担々麺

 

四川伝統のアツアツな旨辛麻婆豆腐白飯をカレーライスの如く皿に盛った「陳麻飯」を提供しているのが『陳麻家』。
此方は味噌ラーメンを中心に全国展開している「どさん子(1961年創業)」グループの一つです📝

四川中華料理を安価でスピーディーに
美味しく食べてもらおうと、2001年の五反田店の開業から現在に至るまで東京・大阪を中心に20店舗余をブランド展開しています🗾

(以後、食べ歩きを順次追記していきます)


🔥vol.1:2012.1 五反田

<陳麻飯>

週末の散策前にと…
全くノープランでブラリ立ち寄ったのが、五反田駅前の好立地に店を構える東口駅前店🔥
「陳」と云えば麻婆豆腐!?看板商品の陳麻飯(チンマーハン)は、白飯に麻婆豆腐を盛ったカレーライス然りといった様相で、アッという間に登場

痺れる辛さが定評らしく...
本当に辛いのかしら?と半信半疑で一口食べると、ピリリとした山椒の香りと衝撃がダイレクトに口の中を駆け巡りました💦
恐らく辛いのは最初だけかと思いきや…食べ進めるごとにピリピリが舌の上を強固に支配し、水を飲むとかえって感度が増すばかり💦💦

痛さを通り越して痺れさえも感じましたって
卓上にはトッピングがいくつかありましたが、どれも気休め程度...
となれば、一番ヤサシサを感じるのは白いライス(笑)

何とか完食して店を出た途端、
妻ともども第一声で「ウアァ‐‐‐‐‐!」と叫んでしまったのは、ココだけの話(窓越しに店主に見られていたのもココだけの話:笑)

イヤイヤ...美味しいのは勿論のこと、こういった刺激的な体験もあるんですね

 


🔥vol.2:2017.11 西新宿

刺激的な体験から5年📅
ノド元過ぎればアツさを忘れるには充分な年月でしょうか(そんなことはなく)

昼時のメニューは、陳麻飯と坦々麺の二枚看板を据えたシンプルな構成で、迷うべくは辛さとサイズ🍚
セットメニューの充実?シンプル過ぎて違いを理解出来ないお客さんもいて笑ってしまいました(笑)

■ランチメニュー
・陳麻飯:並/大盛り/ハーフ
・坦々麺:並/大盛り/ハーフ

■お得なセットメニュー
・陳麻飯ハーフと坦々麺のセット
・陳麻飯ハーフと杏仁豆腐のセット
・坦々麺ハーフと小ライスのセット
・満腹陳麻セット(陳麻飯とハーフ坦々麺)
・満腹坦々麺セット(坦々麺とハーフ陳麻飯)
・得々坦々麺セット(坦々麺とミニ陳麻飯)


<満腹陳麻セット>

飯も麺も一緒に食べたいですから
陳麻飯とハーフ坦々麺のセットを注文したところ、ご覧のボリューム🔥

担々麺のスープは胡麻と山椒の風味
よろしくパンチの効いた旨味と辛味が同居したような口当たり
細目のストレート麺は喉越しがいいのですが、スープとの絡み合いが今一つだったので、中太麺の方が相性がいいかもしれません🍜

店名を冠する陳麻飯に匙を投入すると、
坦々麺とは打って変わって花椒のシビレは鳴りを潜め、唐辛子と甘味噌が先陣を切ってくるのかな…
と勘繰っていましたが、食べ進めるとまたも襲ってきたのは強烈にシビれる辛さ!(息をしようと水を飲もうと辛いです:笑)

まるでトロイの木馬の如く序盤は大人しいものの、気付けば口の中は痺れ一色で如何ともしがたい状況に…

しかしながら、甘味を覆い尽くそうにも覆い尽くせない痺れる辛味は、いつしか旨味へと変わり、トロける豆腐と相まって白飯だけ先に完食してしまう程の美味しさでした。

 


🔥vol.3:2022.6 千葉
千葉県唯一の店舗を駅近で偶然発見し、約4年半ぶりの陳麻飯🔥
店内に恐る恐る入ってみると、カウンター6席に2人掛けテーブル6卓と小じんまりとした佇まい


<冷やし坦々麺>

あの痺れる辛さを忘れてしまった
ワケではなく、(自分は安全に)季節限定の冷たい麺を食べておこうと「冷やし担々麺」にしたところ、肉味噌・レタス・胡瓜がコンモリと盛られた美味しい彩りの丼が登場

キンキンに冷えた細麺やシャキッとした野菜の食感がよく、全体をまとめている肉味噌の冷たい坦々スープと相まってシンプルながら格別な美味しさ

肉味噌の増量があると旨さも倍増すると思います


<陳麻飯>

牛丼を注文するくらいの軽いキモチで
陳麻飯(並)を食べた妻は、2口目が中々手が進まないくらい動きが遅くなり、完食できない事態に(グホッ:笑)

と云うことで担々麵の〆ライスにと、自分も軽いキモチで丼に混ぜたところ、やはり痺れるほどの辛さと旨さは健在(ウホッ:笑)
思わず「オォー!?」と小さく叫んでしまいましたって


<手書きメニューから得 焼き餃子>

改めてメニューをひと通り見直すと…
陳麻飯と担々麵のツートップに加えて他の麺類や一品料理も多彩なラインナップ📝

オススメの「得 焼き餃子」が気になって注文したところ、通常メニューより🥟一つ多くて値段も抑えめという不思議な設定でしたが、具材がミッチリ詰まって食べ応えのある餃子でした

 


🔥vol.4:2022.8 千葉

<同じく得 焼き餃子>

暑いからこそ、再び千葉店へ
まずはオススメメニューから「得 焼き餃子」を頼んでみると…
特段何も書いてないのに具材変わってキムチ餃子だったらしく、少々辛かったのでビックリ(笑)

在らぬところから手痛いジャブを打たれた感じでしたが、辛い餃子を初めて食べることができました


<坦々麺セット+チャシュー>

二大看板メニューの担々麺と陳麻飯を
一緒くたに味わえるセットを、自分は約5年ぶりに注文🍜🍚
麺と飯、どちらに重点を置くかで「並&ミニ」や「ハーフサイズ」等、気分次第で組み合わせを選べるのがポイント

担々麵のスープは、
恐らく動物系ベースでしょうか、そこに「四川七味」と云われる酸味・甘み・辛味・苦味・痺れ・香り・塩味の要素が溶け合い、唐辛子と山椒の辛味痺れ具合よろしく、炒る工程にこだわった白胡麻の甘さが後引く味わい。

具材は肉味噌と青梗菜、さらにスタンプ特典のチャーシューをトッピング。
食べすすめるとドンブリ中央の肉味噌が交わり、スープの旨みがグッと底上げされ、コシのある中細縮れ麺と相まってクセになる美味しさです



<陳麻飯>

唐辛子をはじめ、山椒・豆板醤・甜麺醤、
そしてゴマ油と、こだわりの調合で調味された四川麻婆豆腐をぶっかけたシンプルなメシですが、相変わらず攻めた辛さを妻は再び悶絶💦

激辛ハンターにしたら恐らくピリ辛程度かもしれませんが、何も云わずノーマル提供でさえも痺れる辛さは本物


<10辛以上を完食した強者達b>

相変わらずメニューや卓上には
辛さを緩和する術は一切見当たらず、逆に10辛~30辛といった未知なる(人間を辞めそうな:笑)領域に挑戦した🔥猛者🔥の名前が壁一面にズラリ貼られているせいか、別の意味で暑苦しい雰囲気の中、水を一切飲まずして、ゴハンをお供に今回は完食!

4回目で分かったのが、
陳麻飯は「ミニ」サイズでも充分満足できる舌になったことでしょうか📝
食べる前に器に刺さったスプーンをペロリ舐めただけで「辛ッ」と悶絶する始末ですが(10辛なんてもっての外:笑)

この痺れる辛さに懲りることなく、また食べたくなる中毒性の旨さは困ったものです

フランチャイズとは云え、どの陳麻家も独自の進化を遂げている印象です。
微妙なメニュー違いはあるものの、千葉店はスタンプカードの特典が充実しているので寒くなったら再訪したいと思います。
・スタンプ1P:デフォルト押印
スタンプ2P:大盛りorトッピング無料 ←値段バラつきある中、チャーシューはおトク!
・スタンプ5P:一品料理無料 ←エビチリもあったのでココまで何とか貯めたい!
・スタンプ10P:担々麵陳麻飯無料 ←有効期限6か月なので難しそう...

 


🔥vol.5:2022.11 千葉

<陳麻飯とハーフ坦々麺のセット>

もう12月、師走です

これから一層肌寒くなる季節💦
ブルブルと震えるどころか毛穴が一気に解放されて汗ダクになる陳麻飯を食べようと、今年3回目の訪問❗️

2枚メニューのどちらに比重を置くか悩んだ末、前回の担々麵セットとは逆の『陳麻飯セット(陳麻飯とハーフ坦々麺)を妻共々注文📝


<ハーフ担々麵(細麺)>

わずか数十秒で陳麻飯が登場しますが、
ここは焦らず後続する麺類の担々麵から実食

鼻腔をくすぐる胡麻の香りに少し粘度のあるスープは濃厚な味わい
具材の小松菜と肉味噌がさらに美味しさを底上げし、ついつい飲み干したくなる担々麵でした(踏み止まりました:笑)


<陳麻飯(並)>

常連ともなれば…
「並、4辛、温玉!」「大盛り、にんにくチップ!」と立ち食い蕎麦屋の如く慣れた注文後、サッと食べては席を立つ光景がみられますが、我が家のキモチは常に入門者(笑)

皿の裾野に広がる白米と陳麻の海に挑むこと5回目

ほんのり山椒の香が立ち込め、ひとたび頬張ると痺れる辛さと共にブワッと旨味が口一杯に広がるも、油断すると咽てしまうほど辛旨な麻婆豆腐に舌鼓

ジワジワどころかガツンとやってくる辛さに頭の天辺から汗が吹き出て、カラダの内側から温かくなり白飯がはかどる美味しさです🔥🔥


<手書きメニューからカキフライ>

熱戦が続く
FIFAワールドカップサッカー カタール2022、グループリーグ最終戦の日本代表は強豪スペインを2-1で破り、決勝トーナメント進出

早起きして応援した甲斐がありましたって

優勝経験のあるドイツを撃破した歴史的勝利の初戦から一転し、続くコスタリカ戦がよもやよもやの敗戦になってドンヨリした雰囲気でしたから、自分も含め応援していた方々は興奮と安堵に包まれた朝日だったと思います

今だけは喜びを分かち合い、“一喜一憂することなく”“気持ちを切り替えて”、日本サッカー界に新しい景色をみせてほしいものです
サッカー日本代表、決勝トーナメント進出おめでとうガンバレ

 


🔥vol.6:2022.12 千葉

<坦々麺セット>

今年再燃した陳麻家も食べ納め

2大メニューを両方食べるにしても、どちらに重きを置くかは慎重にしたいところ、
妻はハーフセット、自分は担々麵(太麺)をメインにした担々麵セット(担々麵+ミニ陳麻飯)で締め括り


<セットのミニ陳麻飯>

早々と陳麻飯だけ登場するも、
しばらく置いて冷ますくらいがちょうどいいと分かったのは今年4回目のこと

通常の辛さにも関わらず、油断すると咽てしまうのは自分だけでしょうか…相変わらず痺れる辛旨メシです


<手書きメニューから春巻>

おすすめメニューから
2本110円と格安だった春巻きは揚げ立て熱々

フランチャイズなのに毎度変わるメニューボードが楽しみです


<エビマヨ単品>

有効期限の迫るスタンプカードを
もって、5ポイント特典の一品料理はエビマヨに

海老のプリっとした食感そのままに揚げ立て熱々にマヨネーズのコクとコクが相まって美味しくいただきました。
(陳麻飯と掻き込むのは危険です:笑)

来年は新たにスタンプカードを新調し、限定メニュー目当てに足を運べたらと思います

 


🔥vol.7:2023.3 千葉 

<陳麻飯(並)>※妻

昨年に次いで…
辛くて旨い美味しいもの、旨辛グルメが食べたい衝動になることしばしば🔥🔥

本場中国から取り寄せた四川山椒独自調合をした辣油による辛味、
そしてタップリの挽肉炸醤による旨味と甘味が絶妙に調和した麻婆豆腐を白飯に添えた陳麻シンプルな美味しく、肌寒い日々が続く中で心地好く汗が出る味わいです


<ハーフ担々麵(太麺)>

思い起こせば、担々麺を
素直に美味しいと感じたのは陳麻家のハーフサイズセットを食べたのがキッカケ📝
下手な専門店より個人的には程よい旨辛が絶妙だったのです

陳麻飯に比べたら辛さ控えめなものの、辛さを邪魔しない程度に効かせた胡麻風味と独特な粘度あるスープが麺にからんで丁度いいのかもしれません

 


<ハーフ陳麻飯>

揺るぎない2大看板メニューが
ある一方、一品料理もかなり充実

そのせいか「旨辛至福研究飯店」と掲げているにも関わらず昼間から飲める店として毎度騒がしいのが難点ですが
旨辛料理をサッと食べるには重宝しているので、タイミングを見計らって足を運べたらと思います

 


🔥vol.8:2024.4 千葉

<手書きメニューから春巻>

約一年ぶりの陳麻家
週末ともなれば、飲兵衛さんの巣窟になりつつあるのが残念ですが、ここでしか食べられないですからね💦

今回は潔く妻共々、担々麺と陳麻飯を単品で注文することに📝



<担々麵(並・細麺)>
 
スタンプ特典のチャーシューを
添えても豪華には見えない至ってシンプルな丼構えとは裏腹に胡麻の風味とスープの味わいが個人的にイチオシ


<陳麻飯(並)>

牛丼やカレーライスのように
白飯にぶっかけただけの所謂、麻婆豆腐丼ですが、痺れる辛さと旨さは唯一無二の味わいかと

安定した美味しさにゴチソウさんでした

※文字数制限を超えてしまうので次回から仕切り直します📝


◆陳麻家
https://dskgroup.co.jp/brand/chinmaya/


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