2020年11月10日(月) F会にお出かけ
F会花所望の つづき です。
初炭
炉開きにはふくべの炭斗を用います。
この炭斗は小ぶりです。
宗紗先生の御子息の手造り、懐かしいです。
皆様がお越しになる前に炉の隣に置いて写真を撮りました。
盆香合をする事になり、香合は炭斗から外して盆に乗せました。
うちは普通の炭手前もおぼつかないので、盆香合でない方が良かったのですけれど。
本当の炉のお釜はこんなに大きく、炉も深いのです。
近すぎて分かりませんね。
中立の間にお釜をあげて見ました。
枝炭は5本のうち3本くらいは入れるものですが、
遠慮して入れられません。
湿し灰ももっとたっぷり撒くものですが、
席主のご苦労を思うと遠慮してしまいます。
Sofoが貧乏性なだけですけれど。
濃茶の後くらいかな
後炭はせずに炭を置き直して済ませました。
家は電磁調理器で、よくて置炉です。
本当の炉は良いですね。
ずっと見ていたい気がしました。
炭の置き用は下手下手ですけれど。
亡き師が初炭点前の時、「かかとうちょう」とよく言われていて、初めは何のことか分かりませんでしたが「夏下冬頂」ということ知りました。
炭火などのおこし方。赤くなっている炭を夏は下に、冬は上に置くと、よく火がおこるということ知りました。
風炉は下が赤い炭で早く沸し
炉は上が赤い炭でゆっくり沸かすのですね。
ありがとうございます。