副田本道の「平和維新」

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がんばれ山田正敏記者 名物記者と呼ばれるまで

2009-01-26 06:16:32 | Weblog
一粒万倍日 読売新聞の紹介です。読売新聞の山田正敏記者様に感謝。
来訪者様に感謝。
「ETC深夜割引にトラックが行列、目立つ路肩の違法駐車」で読売新聞が報じています。
記事を書かれていたのは、 読売新聞の山田正敏記者。
寒い日の夜中に張り込んで、事実を書かれ写真をとられる。
このような国民を思う記事がたくさん掲載されれば、
「マスゴミ」と呼ばれないだろう。
「がんばれ山田正敏記者 名物記者と呼ばれるまで」

読売新聞の記事はここから。
ETC深夜割引にトラックが行列、目立つ路肩の違法駐車(読売新聞) - goo ニュースETC深夜割引にトラックが行列、目立つ路肩の違法駐車
2009年1月25日(日)03:10
 高速道路のサービスエリア(SA)出口の路肩に深夜、違法駐車するトラックが目立つ。

 高速料金が半額となるETC(ノンストップ自動料金収受システム)の深夜割引を受けようと、料金所手前で時間調整しているのだという。背景には、経費を少しでも削りたい運転手の厳しい現状があった。

          ◇

 19日深夜の東名高速道路上り線「海老名SA」(神奈川県海老名市)。大型車約100台の駐車スペースは満車で、駐停車が禁止されている出口の加速車線の路肩に十数台の大型トラックが列をなしていた。先頭に駐車していた運転手の男性(62)は「危ないのはわかっているけど。怒られたら出て行くよ」と語った。

 「割引開始を待っている。だいたい8時間ぐらいかな」。翌20日、同SAの駐車スペースで、茨城の運送会社に戻るという運転手の男性(55)がそう言って時計を見た。25キロ先の東京料金所で高速料金が半額になる午後11時まで1時間あまり。岐阜の得意先から茨城の運送会社まで昼間の正規料金では片道1万6950円だが、深夜割引を使えば8920円で済む。

 割引で浮かせた高速料金の50%は会社から月収30万円の給料に上乗せしてもらえる。それだけで月6~7万円。3世代8人暮らしの家計には、ばかにならない額だ。昨年秋から徐々に仕事が減り始めた。「本当は待たずにさっさと家に帰って、2人の孫と遊びたい。でも仕事があるうちに少しでも稼がないと」と言う。

 海老名SAで待機中だった運転手の男性(60)の場合、給料の中から高速料金を払うため、正規料金で走るとその分手取りが減る。男性は「一般道を使えば、節約できるけれど、睡眠時間が削られ体がもたない。深夜割引があるから運転手を続けられる」と打ち明けた。

          ◇

 深夜割引を待つトラックの車列は割引率が5割に拡大された昨年10月以降、都市部周辺の高速道路で目立つ。中日本高速道路によると、東京料金所に近い海老名SAや港北パーキングエリア(PA)では、30台以上のトラックが路肩に違法駐車する「異常事態」という。

 一般のドライバーからは「本線に入るため加速しようにも、トラックで車線が狭まり、ぶつかりそうになる」と不安の声が上がる。神奈川県警は平日深夜の巡回を増やし、一晩で約60台を移動させることも。中日本高速道路の長谷川周三広報担当部長は「高速料金を削りたい気持ちはわかるが、危険な行為。事故が起きてからでは遅い」と訴える。

 一方、全日本トラック協会によると、2008年に倒産した国内の運送会社は、前年の倍以上となる333社。景気悪化の荒波にさらされる業界にとって、深夜割引を利用できる高速料金は、格好の経費削減対象になっている。

 兵庫県三木市の運送会社は昨年秋以降、運転手30人に「会社のために深夜割引を使え」と厳命している。受注は減り続けているが、月額700万円を超えていた高速料金は割引利用で約450万円まで圧縮でき、社員の給料カットを回避する一助になった。運転手60人を抱える名古屋市の運送会社は、「深夜割引が始まるまで料金所を出るな」と指示しているという。幹部は「生き延びるためには、違法駐車でも待つしかないんだ」と話した。(山田正敏)


深夜割引 (ETC総合情報ポータルサイト 東/中/西日本高速道路株式会社)
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