副田本道の「平和維新」

私の夢:「平和維新」を世界の共通語にすること。

もう時代は「京」の時代

2009-12-22 17:27:30 | Weblog
入口は阿修羅。一粒万倍日。来訪者様に感謝。
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これだけの内容を書いてある本や新聞、雑誌を読んだことがありません。
開いた口が閉まらない。
まさに「知らぬが仏」
もう時代は「京」の時代。
いや「狂」の時代。

紹介はここから。
★ 2009年12月21日月曜日 8時更新
http://www1.odn.ne.jp/cam22440/yoti01.htm
● 死に体のまま年を越すか資本主義ゾンビ国家

 すでに、とっくにドル基軸通貨体制も、それによって生き延びてきたアメリカや日本という国家も、国家の命を支える血液であるカネが失われ、失血死した状態でありながら、なぜか、それらしく存続しているのは、まさに不可解の一語だ。だが、その実体はバイオハザードに出てくる恐怖のゾンビそのものである。
 人間の血液量は13リットル程度だが、世界全体を動かすカネは8000兆円といわれる。それにデリバティブ(先物)・レバレッジ(テコ)という、ありもしない虚構のブースターを設定し、8京円(12京円説もある)という実体の存在しないインチキのカネを作って、世界中の物資を強欲に収奪していった連中が金融資本家たちだ。

 元々、木の葉にすぎない架空のカネを見せ金にして、債権だけを設定したわけだから、破綻すれば誰も、その債権を支払う能力がない。金融資本家の代表であるゴールドマンサックス(ロスチャイルド・ロックフェラーの合資会社だ)は、総資本の実に300倍の虚構債権を設定している。
 ゴールドマンサックス社員は一人平均1億円近い年収を得ているが、それは紙の上だけに作られた虚構資産から引き出されたもので、本当にあるのは彼らの所有する債権の300分の1だけである。
 したがって、債権回収不能という事態になれば、彼らに残るのは300倍の借金だけだ。もちろん、彼らは地上最高性能のコンピュータと世界中から選りすぐった経済数学者、金融工学専門家からなるチームによって、これから起きる事態など数年後まで完全に予測済みであり、GS社の基盤は砂上の楼閣どころか、今まさに崩れ去らんとしている崖の上にあることくらいは百も承知なのだ。だから、会社が潰れることなど千も承知で、潰れる寸前まで投資家を騙し抜きながらインチキ投機でボロ儲けして、崩れ去るときに一斉にトンズラする戦略であって、まさしく人類史上最大の詐欺行為を働いているわけだ。

 もとより投機はゼロサムゲームだから、地上にある実際のカネは8000兆円しかない。ところが設定された8京円との差額は、すべてバクチの証文、インチキ債権なのだ。インチキだから、それは実体が存在しないことが明らかになった瞬間に、価値がこの世から消え失せる。
 その見本が、サブプライム債権だった。支払い能力の存在しない低所得者層(サブプライム層)に、高額の不動産を借金で売りつけ、その借金債権を細かく刻んで実体が分からないようにして世界の金融資本家たちに売りさばいた。(CDO)その総額は300兆円に及んだ。しかし、この地獄から出てきた、この債権商品が持つ真の価値は、額面の百分の一にも満たなかった。金利が支払い不能なほど上昇した(破綻が続いたため)ことにより、元々支払い能力のない99%が破綻し、それを購入した人々(主にファンド・年金財団や欧州金融機関)に、額面上の債務だけを負わせた。

 それも実体のある真実のカネで買われていたのなら、まだ救いがあったが、「レバレッジ」というブースターの仕組みを利用したため、額面の数十倍~数百倍の債務に膨らむことになった。それを担保保証したのがCDS(クレジットデフォルトスワップ)で、債権が破綻したときに額面を保証するというシステムであり、引き受け元はAIGやロイドなど長年保証保険に携わってきた巨大金融機関だ。
 投資家は、CDSに依存して、インチキ債権を安心して購入していたわけで、この引き受け元であるAIGが破綻すれば一巻の終わりということになる。AIGは、いったいどれほどのインチキ債権をCDSで保証担保していたのか? というと、明らかになった分だけで500兆円、ところが、これにレバレッジがかかっているため、おそらく3000兆円を超える額を保証し支払い義務を負っていると見られている。

 サブプライム危機により、世界資本主義に大混乱が起きて、世界中の金融機関が破綻寸前までいった。これを日米欧州の国家が救済に乗り出し、出せるだけのカネを出したが、その総額が300兆円程度といわれている。ところが、支払い義務はAIG一社で3000兆円なのだ。こんなカネは、世界中のどこにもないのだ。なにせ世界の経済総額は8000兆円にすぎないのだから。
 AIGをデフォルトさせれば、世界中の金融機関が保有する債券がゴミクズに変わり、その瞬間、世界資本主義は大爆発を起こして崩壊することになる。だからAIGは潰せなかった。しかし、その負債を支払う目処は存在しない。これがアメリカの抱えたゾンビパラドックスである。

 もちろんAIG一社だけでなく、バンカメやJPモルガンなどCDSの総額だけで、引き受け元は少なくとも5京円を超える支払い義務があり、これがすべてデフォルトするしかないわけで、国家が保証できるレベルではなく、全地球の全資産をかき集めても不可能なのである。
 そこで、去年から、水面下で、互いの負債を「溶かしあい」という手法で相殺する取り組みが始まっているようだが、それでも、アメリカ金融業界は、たとえばゴールドマンサックス一社の給与総額は、インド一国の国家予算に匹敵するほどにも浪費してしまっており、すでに与えてしまったものを取り戻すことはできないわけで、最終的には溶かしきれない負債が3~6京円が残ることになる。

 こんなカネは、どこにもなく、これはアメリカの抱える歴史的借金総額にも匹敵するのである。しかもアメリカ金融業界は、投機バクチによる儲けは全部、自分たちの懐に入れたが、バクチに負けた負債はすべて国家に背負わせることにした。このため歴代のゴールドマンCEOがアメリカ政権中枢に送り込まれている。アメリカ財務省の顔ぶれは、金融投機を推進したルービン・ ポールソン・ガイトナーら、全員がGSのCEOや関係者で占められている。つまりロックフェラーの城、利益を守るためのユダヤ戦士たちである。

 このように見れば、アメリカが、どれほど景気回復など吹聴してみても、すでに完全に死亡したゾンビにすぎないことが分かるだろう。日本も同じで、国債借金総額800兆円を超えるが、その大部分は国内保有というのは幻想にすぎず、実質保有する国内金融機関の公表されない株主の大部分が、ゴールドマンなどの外資である事実を、いったい誰が書いているのだろう? これが分かれば、日米ともに、とっくにゾンビであり、それがゾンビにすぎないと国民大衆に認識された瞬間、日米国家は大崩落する運命なのである。
紹介はここまで。

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