副田本道の「平和維新」

私の夢:「平和維新」を世界の共通語にすること。

日本 張子の虎の購入?

2009-04-14 16:28:19 | Weblog
一粒万倍日 来訪者様に感謝。
阿修羅への投稿の紹介です。投稿者 TORA様に感謝。

北朝鮮のミサイル発射の結果。
北朝鮮  ミサイル商談成立?
アメリカ 毎年5000億円以上の軍需産業への寄付確定?
日本 張子の虎の購入? (ピストルの弾にピストルの弾が当たる確率は極端に低い)

なお、紹介の記事は前半部分と私にとって読みやすく改行しています。
投稿の記事の紹介はここから。
日本が安保理常任理事国になって日本の国際的発言力が増強することをもっとも好まない国はアメリカに他ならない。増田俊男
http://www.asyura2.com/09/wara8/msg/282.html
投稿者 TORA 日時 2009 年 4 月 13 日 14:55:01: GZSz.C7aK2zXo

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu189.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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日本が安保理常任理事国になって日本の国際的発言力が増強
することをもっとも好まない国は同盟国アメリカに他ならない。
2009年4月13日 月曜日
◆History repeat itself (歴史は繰り返す) 4月13日 増田俊男
http://www.chokugen.com/opinion/backnumber/h21/jiji090413_518.html
北朝鮮の飛翔体発射が人工衛星でなく
ミサイル発射実験であったことは
衛星が軌道に乗っていないことで明白である。
2006年7月の北朝鮮ミサイル発射と
同年10月の核実験の北朝鮮にとっての政治効果は
3年分の原油と経済援助
(ならず者国家返上による国際金融機関からの融資資格確保)
の獲得であった。
一方アメリカにとっての政治効果は、
日本が難色を示していた
安保理地位協定外(日本に義務のない)の
沖縄の米海兵隊(8000家族)のグアム移転費用に対する
対日要求のほぼ満額回答であった。
アメリカは
常に北朝鮮のミサイル発射や核実験は
アメリカと同盟国(日本)にとって脅威であるというが、
本当は対日脅威を増幅させるためであって、
北朝鮮もアメリカも北朝鮮の脅威が
アメリカを対象としていないことは両国阿吽の認識である。
(最近アメリカの高官がうっかり口を滑らしてしまったが)

実は北朝鮮の脅威は
アメリカと北朝鮮の共通の利益なのである。
1998年8月30日のテポドン1号が秋田沖を通過した直後
政府は重い腰を持ち上げ、
将来兆円単位のコストがかかる
日米共同MD開発(ミサイル防衛システム構築)の推進を決めた。
いよいよMDのため今年から
毎年5000億円を上回る予算を
計上しなくてはならないから
政府は財政難の折柄
国民のコンセンサスを得る必要があった。
幸い今回のミサイル発射で
野党といえども5000億円予算に反対できないだろう。
MD予算の大半は
アメリカの軍産複合体へ流れるのは言うまでもない。
MDは1998年の研究段階から
いよいよ今後は膨大なコストを要する
防衛施設建設段階へと向かう。
北朝鮮の軍事脅威は
必ずこうした節目に起こるのである。
政府は今回の北朝鮮のテポドン発射が
安保理決議違反であることを
国連議長決議で明確にできたなどと喜んでいるようだが、
「もののわかる政治家」は地団駄を踏んでいるのではないか。

日本が
安保理常任理事国になって
日本の国際的発言力が増強することを
もっとも好まない国は
同盟国アメリカに他ならない。
アメリカが必要な時に
いつでも北朝鮮が
日本に脅威を与える体制下に
日本がおかれている限り、
アメリカは
日本を
安保理の名の下に
支配し続けることができるのである。

自国の安全(命)を
他国(他人)に100%委ねている日本は、
まだ国(一人前)になっていないのである。
1945年の敗戦以来
日本はいまだに敗戦国のままである。
世界の独立国の一員になるための唯一の要因は
自国の安全を自国で守ることである。
「平和とは戦争準備期間であり、
軍縮とは低コストで戦争に勝つことであり、
核開発禁止は
国連常任理事国(核保有ライセンス国)が核を寡占することである」。
誰でも平和を願うが、
願わされていること(マインドコントロールされていること)を忘れてはならない。
「平和ボケ」とは、
真実を探求せず、
「平和」という美しい言葉を念仏のように信じることである。
信じることができるのは事実以外にはない。
人間の歴史は依然として戦争の歴史である。
日本はどこまで「知らぬが仏」を通せるか。
“This is what matters”(それが問題である)。