加那やで使用しているそば粉の大半は、この石臼が作ってくれます☆
石臼の心臓部とも云う臼の石は、「蟻巣石」と言われる石で、石の構造が蟻の巣のように隙間が空いている☆
なので熱が籠り難く、石臼の石としては最高のものとされている☆
只、現在は採掘されていないらしく、幻の石となってしまったらしい☆
そば粉の挽き方としては、ロール挽きと石臼挽きがある☆大がかりの物で、山間部の方では、水車と云うのも見かけるが☆
ロール挽きとは、昔の洗濯機の脱水する二本のロールを思い起こして欲しい☆
金属でできたロールを高速で回転させて、その間に玄蕎麦なりヌキなりを投入する☆
只、その際にそば粉の大敵の熱を生じてしまう☆
生産効率は良いのだが、その事がロール挽き最大の欠点になってしまう☆
なので、時間を掛けて生産性は悪いけれども石臼で、しかも熱を逃がしやすい蟻巣石が最高とされているのである☆
と、長々と蘊蓄を書いてしまいましたが、とにかく頼りになります☆
いつもありがとう☆
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆生かして頂いて 有り難う御座います☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
とても加那やの営業形態では、数が足りません☆
時間も凄くかかります☆
仲間内に手挽きをしている人もいますが、完全予約の数量限定です☆
それだけ重労働です☆
それだけ苦労した甲斐は、出来上がった蕎麦にはあるのですが☆
立派な石臼です。手で加減して挽かれてるのでしょうか。機械挽きが多分主流だとは思いますが。