「本とともに地域で生きる」(南陀楼綾繁著 2024年11月 大正大学出版会 292p)を読みました。
新刊書店も古書店も
図書館も出版社も
ブックカフェも
全部「本屋さん」と呼んでいい
と綾繁さんは言う。
ということで
第1章は書店を
第2章は図書館を
第3章は出版社を紹介している。
夜の11時から開店する古書店「弍拾db(にじゅうでしべる)」
(20dbは、微かな音)
女性の手に本とパンを
というコンセプトで本屋にパン屋がある「ブックスキューブリック」
高校生が起業した無人書店「今時書店」
島まるごと図書館という構想で
保育園、学校、公民館、シェアオフィス、資料館、診療所などが
みんな図書館の分館になっている海士町
「図書館があるから移住を決めました」
という人もある。
衣笠駅徒歩1分図書館(略称キヌイチ)は
アパートの2階にある私設図書館だ。
その活動に刺激を受けて
徒歩◯分図書館が
全国のあちこちに出来ている。
佐賀県と長崎県をつなぐ情報誌「SとN」
「古書分室ミリバール」
「汽水空港」
「好文の木」
「みんなの図書館さんかく」
「ワタリドリ計画」
「スワニズム」
「模索堂」
……
「本屋」の付ける名前だけで
もうワクワクします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます