雨だったり
雪だったりの日々
「カササギ殺人事件」(ホロヴィッツ 2018年9月刊)を読みました。
(筆者は少年向けシリーズで人気を博し
「刑事フォイル」(ドラマ)の脚本も書いている)
上下巻か
これは、たっぷりたのしめそう……
と思って読み始めたのですが
「カササギ殺人事件」は
アラン・コンウェイという作家が書いたミステリ「アティカス・ピュント」シリーズの
最後の作品という形をとっている。
(なぜ、わざわざ?)
1950年代のイギリスのとある村のお屋敷の
階段の下で家政婦の遺体が発見される。
館の主人のサー・マグナス・パイ夫妻は旅行中で
館は内側から施錠されていた。(密室)
事件なのか
事故なのか
……
家政婦のメアリ・ブラキストンは
居てほしくない時にひょいと現れるという才能で
村人たちの多くの秘密を握っていた。
葬儀の数日後
今度はサー・マグナス・パイが殺される。
ホールに飾ってあった甲冑の剣で首を切られて殺されていたのだ。
サー・マグナス・パイは
敷地の一部を売って
安っぽい建売住宅を建てようとしていた。
サー・マグナス・パイは
父親の代から仕えていた庭師に首を言い渡していた。
メアリ・ブラキストンの息子のロバートは
屋敷の池で
幼い弟を亡くしていた。
牧師のオズボーンは
2つの事件以来
様子がおかしい。
メアリ・ブラキストンの元夫マシューも
登場してくる。
村には
サー・マグナス・パイの双子の妹・クラリッサもいた
……
(容疑者が多すぎる)
ぴしりぴしりと手を打っていく探偵・アティカス・ピュント
(それにしても奇妙な名前)
いよいよ解決編が語られる
と
下巻を手に取ったとたん
物語(ミステリ)はするりと手から逃げていく
……
逃げていく物語を
必死に追いかける
……
という変わった読書体験をしました。
雪だったりの日々
「カササギ殺人事件」(ホロヴィッツ 2018年9月刊)を読みました。
(筆者は少年向けシリーズで人気を博し
「刑事フォイル」(ドラマ)の脚本も書いている)
上下巻か
これは、たっぷりたのしめそう……
と思って読み始めたのですが
「カササギ殺人事件」は
アラン・コンウェイという作家が書いたミステリ「アティカス・ピュント」シリーズの
最後の作品という形をとっている。
(なぜ、わざわざ?)
1950年代のイギリスのとある村のお屋敷の
階段の下で家政婦の遺体が発見される。
館の主人のサー・マグナス・パイ夫妻は旅行中で
館は内側から施錠されていた。(密室)
事件なのか
事故なのか
……
家政婦のメアリ・ブラキストンは
居てほしくない時にひょいと現れるという才能で
村人たちの多くの秘密を握っていた。
葬儀の数日後
今度はサー・マグナス・パイが殺される。
ホールに飾ってあった甲冑の剣で首を切られて殺されていたのだ。
サー・マグナス・パイは
敷地の一部を売って
安っぽい建売住宅を建てようとしていた。
サー・マグナス・パイは
父親の代から仕えていた庭師に首を言い渡していた。
メアリ・ブラキストンの息子のロバートは
屋敷の池で
幼い弟を亡くしていた。
牧師のオズボーンは
2つの事件以来
様子がおかしい。
メアリ・ブラキストンの元夫マシューも
登場してくる。
村には
サー・マグナス・パイの双子の妹・クラリッサもいた
……
(容疑者が多すぎる)
ぴしりぴしりと手を打っていく探偵・アティカス・ピュント
(それにしても奇妙な名前)
いよいよ解決編が語られる
と
下巻を手に取ったとたん
物語(ミステリ)はするりと手から逃げていく
……
逃げていく物語を
必死に追いかける
……
という変わった読書体験をしました。