暑いです。
「縄文人に相談だ」(望月昭秀著 国書刊行会 2018年1月刊)を読みました。
縄文人=縄文ZINE
ということで
「縄文ZINE」という雑誌(縄文が大好きなので作った)に寄せられた悩みに
筆者が答えたものです。
◯鉢植えとヒトは対等な関係です。
言いにくいのですが
植物を育ててやっているという上から目線になっていませんか。
(悩みは、鉢植えをいつも枯らしてしまうというもの)
◯良いモノを作るということや
良い仕事をするということには
必ず厳しい目が必要になります。
縄文時代を代表する(新潟県の)火焔型土器。
この土器は、約500年間この地域で作られ続けていたのですが
出土する火焔型土器全ての出来が良く
失敗作が一つもないと言われています。
このような仕事には相当なリーダー・シップが必要だったことでしょう。
(悩みは、リーダーなのに厳しくできないというもの)
◯縄文人は弥生文化に対して
新しいものとしての「憧れ」や「羨望」を持ちながら
自分たちの文化とのあまりの違いにそれを理解することができず
「否定」や「嫌悪」の気持ちも持っていたことでしょう。
素直に弥生文化を受け入れることは
自分たちの文化の否定にもつながるからです。
事実、「弥生時代の構成員になる」グループと
「頑なに縄文生活を貫く」グループに分かれてしまったようです。
(今は違う説もあります)
(悩みは、素直に羨ましいと言えないというもの)
◯縄文時代にも、違う文化圏が合わさったムラがありました。
そこでは時間をかけて別々の土器が融合して
ハイブリッドな土器模様ができたりしました。
きっと
お互いの文化を尊重して
うまくすり合わせていたんじゃないでしょうか。
(悩みは、同居人と合わないというもの)
◯縄文時代に語られていたであろう物語や歌、神話って
もしかしたら
今でいう雑誌みたいなものだったのかもしれませんね。
参考になる……
「縄文人に相談だ」(望月昭秀著 国書刊行会 2018年1月刊)を読みました。
縄文人=縄文ZINE
ということで
「縄文ZINE」という雑誌(縄文が大好きなので作った)に寄せられた悩みに
筆者が答えたものです。
◯鉢植えとヒトは対等な関係です。
言いにくいのですが
植物を育ててやっているという上から目線になっていませんか。
(悩みは、鉢植えをいつも枯らしてしまうというもの)
◯良いモノを作るということや
良い仕事をするということには
必ず厳しい目が必要になります。
縄文時代を代表する(新潟県の)火焔型土器。
この土器は、約500年間この地域で作られ続けていたのですが
出土する火焔型土器全ての出来が良く
失敗作が一つもないと言われています。
このような仕事には相当なリーダー・シップが必要だったことでしょう。
(悩みは、リーダーなのに厳しくできないというもの)
◯縄文人は弥生文化に対して
新しいものとしての「憧れ」や「羨望」を持ちながら
自分たちの文化とのあまりの違いにそれを理解することができず
「否定」や「嫌悪」の気持ちも持っていたことでしょう。
素直に弥生文化を受け入れることは
自分たちの文化の否定にもつながるからです。
事実、「弥生時代の構成員になる」グループと
「頑なに縄文生活を貫く」グループに分かれてしまったようです。
(今は違う説もあります)
(悩みは、素直に羨ましいと言えないというもの)
◯縄文時代にも、違う文化圏が合わさったムラがありました。
そこでは時間をかけて別々の土器が融合して
ハイブリッドな土器模様ができたりしました。
きっと
お互いの文化を尊重して
うまくすり合わせていたんじゃないでしょうか。
(悩みは、同居人と合わないというもの)
◯縄文時代に語られていたであろう物語や歌、神話って
もしかしたら
今でいう雑誌みたいなものだったのかもしれませんね。
参考になる……