おじさんライダーの独り言

乗り物好きのおやじです。時事ネタありの独り言を書いてしまいます。です

山形の日本海側にバイクで行ってきました(その5)(最終目的は出羽三山)

2024-06-07 07:00:00 | お出掛け時の話題はこちらです
2日目は鶴岡駅の後に羽黒山に行きます。
目的地は出羽三山神社に行ってみること。
湯殿山は行くことが可能だが、昨日のルート上であり、今日の帰りのルート上にも当たる事。
月山はまだ雪があり、そもそも雪山登山の装備でなければいけないこと。
羽黒山のみ帰りのルート上ではないこと。
この3点と登りやすそうということもあっての出羽三山神社をセレクトしたのですね。
グーグルマップであまり大きな道を走らないまま出羽三山神社手前の宿坊街を抜けていきます。
宿坊の規模感としては東京の御岳山のそれよりも大規模そうな感じに見えます。
とかなんとか思いながら、「いでは文化記念館」という建物の駐車場にバイクを停めました。
ここからが羽黒山への登山になります。

随神門授与所の前を通り、随神門を抜けると下りの階段となります。
そして最初の見どころは五重塔になるはずです。
が、「下り?」と。
合っているのかな?と思いながら、短くない下り階段を下りていくと、そこに京田川という川とそこに流れ落ちる須賀の滝が見えてきます。
そして、その先に五重塔がありました。
残念ながら五重塔は修復工事のために下三層ほどは足場で囲われていました。
本当に残念で全身が見たかったのですが、仕方がない。
ここからが本当の登山だ!ということで頑張って上ることにします。

ちなみに山頂までの階段数は2446段あって、上るのに1時間~1時間半かかるようです。
一の坂、二の坂、三の坂と急な箇所が3か所あって、杉の巨木に囲われ、手でカットしたのだろうなと思われるキズの付いた石の階段を上ります。
開山時期は「第32代崇峻天皇の皇子・蜂子皇子が593年に開山したといわれる。 」ので1500年までいかないけど、それに近いくらい前から存在している神社なので、参道がこういうふうなのは納得できますね。
二の坂の終わりには二の坂茶屋というこぎれいなお茶屋さんがありました。
登りはまだ続くし、ここで休憩したら折れそうだったので、帰りに寄ろう!と心に決めて先に進みます。
そして何とか頂上に到着!
上っている最中に建物の感じのが見えると「ゴールに着いた?」と思うんですが、これが小さなお社だったりね、けっこうそれにやられました。

羽黒山三社神社は立派でした。とくに屋根が立派!
さっそくお参りをさせてもらって、御朱印をいただきにまいります。
御朱印の待ち時間は15分とのことで、ここまで登って来て喉が渇いたので出羽三山歴史博物館の入り口付近に自動販売機があるのを見つけて喉を潤しました。
今の時代はインバウンドが話題になりますが、ここはそういうことではないようで、外国人さんたちは居ないことは無いですが、目立って多くはありませんでした。
山頂にもさまざまな神社がまつられていて、これは過去に行った出雲大社を思い出させてくれました。
御朱印をいただいたところで下山します。
何と言っても下山でも重要なタスクが残っているわけですからね。

というわけで二の坂茶屋によって力餅をいただきます。
この日は登山をしていなければちょっと涼しい日で、着いたときに居られたお客さんたちは全員店内でくつろがれていましたが、こちらはライダーで風を切る格好でもあるので、誰もいないテラスで力餅をいただくことを選択。
木が邪魔していない鶴岡方面の景色を眺めながらの休憩となりました。
お餅はあんこのときな粉のとで2個セットのもの。5個セットのもあったのですが、さすがに5個は多いかなと思って2個のを選びました。
途中で店員の方が出てきてお茶の差し替えがてら「今日は海が見える」とか、「飛鳥島が見えているよ」とか教えてくれました。

二の坂茶屋での休憩が終わったら、もう一直線に降ります。
ただ、手作りの階段でピッチがいろいろなこと、段差もいろいろなこと、踊り場なんて概念はないから転げたら止まらなそうなこと、などがあるので、ぼ~っとは降りられません。勘で足を出すわけにもいきません。
素早くよりは慎重にが勝るような足取りでの下山です。
帰りの京田川からの最後の上りは効くかなぁと思ってたのですが、上ってみるとそうでもない。

ということで、無事に羽黒山三社神社のお参りが終了です。
ちなみに自分の時間ですが、上りが
随神門が9:40
須賀の滝が9:44
五重塔が9:47
羽黒山三社神社が10:25
下りは
羽黒山三社神社が11:10
二の坂茶屋が11:27
二の坂茶屋出発が11:42
須賀の滝が12:05
随神門が12:10
くらいでした。

これで何のことは無い午後になってしまいました。
今日はこれから500km走るわけなので、ここからはほぼ寄り道なしで山形方面に行き、米沢に向かっていくことになります。

羽黒山三社神社は杉の大木に迎え入れられたところから厳かな雰囲気で、また長い参道歩きも貴重な経験でした。
上っているときには特に「この参道を作るだけでも大変なことだ」と思っていました。
下世話な話し、これを維持管理していくのも大変なことだと思いましたが、長年の経験もあるのでしょうし、熱烈な方もおられることだろうと思います。
これからもずっとこのような経験が出来るようにしていただけていて欲しいなと思いました。


帰りに写したものですが、羽黒山にもこういった鳥居がありました


須賀の滝、立派です


参道の杉は巨木が多いです


羽黒山三社神社。とにかく屋根が重厚です


二の坂茶屋。景色もおかずです


御朱印、いただいてきました


実はちょっとだけ寄進してきました


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