日光白根山に登ってきたのでそのことを書こうかなと、ふと山のカテゴリー見ていたら「どうも赤面山の記事がない!」ということに気づきました。
なので先に赤面山の事を書いてから日光白根山のことを書こうと思いました。
赤面山なんて言われたって、過去にその山に登ったことがあるという人くらいしかどこの山かは分からないと思うのですが、那須岳の北東側に位置する山になります。
なので、登った時の天気が良ければ那須連山がきれいに見えるはずのお山です。
登山口は、今はなき「白樺高原スキー場」から入っていくというものなので、事前にそこまで詳細には調べていなかったのですが、旧スキー場の駐車場に車を停めて登れるんだろう、と思っていました。
ナビに「どうも遠回りさせられているような気がする」と思いながら到着した旧白樺高原スキー場は、地吹雪防止用のような塀に囲われていて、駐車場に入れないどころか、今は廃墟になっているスキーセンターも良くは見えないようなありさま。
地元の人っぽい方が路肩に止めているのを見て、その方にも確認して、この場に停めて登って良いのか~と理解。
路肩と言ってもチェーンスペースに使える程度のふくらみがある部分だったので、いわゆる走行帯にはみ出て停めておくわけではないのですけれどもね。
ほとんど車の通りもないし、それほど後ろ髪惹かれる気分にもならずに登山を開始です。
まずはなかなか広々とした駐車場跡を恨めしく見ながら廃墟になったスキーセンターの建物の左側を通り抜けます。
そこからはだいたい旧スキー場のコースを上っていく形になります。
スキーリフトは上下に2本あったようで、その2本のリフトの接続部分でリフトと登山道の左右を入れ替えながら登っていきます。
赤面山を自然に返す取り組みもやっているようで、そのような看板も目にします。
スキーのコースだったと思われる現在の登山道は、けっこう大きな岩とかがゴロゴロです。
那須のあたりは雪が薄いと思われるので、この整地状態ではけっこうシーズンインは遅くなってしまっていたのではないのかな?と予想されます。
また、自然に返すにあたっても土が少ないのでなかなか厄介そうです。
戻った~って感じるまでに何年かかるんでしょうね。
上部のリフト降り場を過ぎると、本当の「ただの登山道」になります。ここは笹原が多くなり、かつなかなかの生育具合で登山道を狭めてくれています。
これがまたけっこう鬱陶しいんですね。
よくよく思いました、自分はこの鬱陶しい草が絡むのが嫌いなんだなってことを、です。
なので、上田とか菅平あたりになる四阿山もあまり好きではなかったんです。
あそこも笹原歩きなので。
とかなんとかウザい笹原を抜けていくと赤面山山頂に到着します。
山頂はだいたい1700mなので、そこそこ高いお山です。
山頂からは三本槍岳のすそ野部分が見えます。
そうです、この日は雲が優勢なお天気だったのですね。
でも景色は爽快です。
この景色が見られればウザい笹原のことは忘れられます。
帰りも通らんと、ではあるのですが。
この赤面山からは那須の茶臼岳の方に行ったり、北温泉に出たり出来ますが、車があるので当然同じ場所に戻らなければなりません。
ということで笹原→スキー場の岩場歩きを経て車に戻ることになります。
スキーフリークとして感じたことがあって、、、
リフトの施設がわりと新しめに見えたんですね。
きちんと投資していたけれどもだめになっちゃったのか~とかいう感じですね。
またピステン(雪上車というのかブルドーザーというのか)も置いてあったのですが、そんなに古くないし、閉業する前に売買とかできないものなのかね~とか思いました。
スキー場が元気に営業している時に行ってみたかったかなとか思うところがありましたね。
帰りは、この辺りに来ると寄る矢板の立ち寄り湯でお風呂と夕食をいただいて帰りましたが、その話しは次にしましょう。
では、では。
山頂です。この日も眺望は良かったのですが、晴れたらすごいだろうな、と
腹がへったのでこの4個をペロリと食べてしまいました
この草の道が鬱陶しい
山頂は開けています
ちょっと分かりづらいんですけど、掘れてるところは結構掘れています
山の上の方から見たリフトの痕跡
こういうのが物悲しい
滑車とかはそんなに古くないように見えますよね
搬器だってそんなに古くはなさそう