登米市登米町、沢沿いの林道を上がって行くと、林際にウドが数株生えていて、たくさん
の花が咲いています。花は球状の花序を形成していて、極小の打ち上げ花火のように見え
なくもありません。ウドには両性花と雄花の二通りがあり、直径3cmほどの大きな花序は
両性花です。よく見ると両性花には既に雄花の花弁や雄しべは無く、小球状の子房の上に
小さな雌花が付いているのみです。
二枚とも2024.8.15撮影
ウドの両性花は雄性先熟で、開花直後には5枚の花弁と5本の雄しべが付いていますが、
数日でこれらは抜け落ちてしまいます。私の写真の花は既に雌性期に移行していて、子房
の上に5裂した花柱が残っているのみです。
枝の先の方には大きな両性花の花序が付き,より下の方に小さな雄性花序が付きます。
最下段に雄性花序の写真を載せていますが、花序の直径は1.5cmほどしかありません。
それに開花時期も遅く、撮影時点ではまだ開花していませんでした。
三枚とも2024.8.15撮影
ウドは2022年の8月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/db8dcff8810631581b1beaf67314fed9
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