登米市東和町米川地区の西部、山越えの細い車道を上がって行くと、杉林の際に
たくさんの実を付けたクサギが茂っています。霧雨が降り続いているので、濡れた
葉や果実がよりつややかに見えます。
この果実の色ですが、9月下旬に観察すると写真の色よりも明るい瑠璃色をしてい
ます。それが日が経つにつれ濃くなっていき、今では濃紺色になっています。
そろそろ野鳥が食べにくる頃合いなのでしょう。
二枚とも2018.10.12撮影
つやのある赤紫色の萼片の中心に濃紺色の果実がありますから、遠目にも目立ちます。
これが野鳥を誘うわけですね。果実が野鳥に食べられることで種子は離れた場所に運ば
れて、糞とともに排泄され、地上で発芽の機会を待つことになります。
クサギの種子は深い森の中とか、濃密な草薮の中では発芽せず、明るい環境に変わるまで
何年(何十年 ?)でも待つのだそうです。森林伐採や道路工事などで明るい環境になると、
翌春には発芽して成長の速度も早く、このような樹種を先駆樹種と呼ぶようです。
2018.10.12撮影
クサギは2016年の10月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
クサギの実 二色効果
たくさんの実を付けたクサギが茂っています。霧雨が降り続いているので、濡れた
葉や果実がよりつややかに見えます。
この果実の色ですが、9月下旬に観察すると写真の色よりも明るい瑠璃色をしてい
ます。それが日が経つにつれ濃くなっていき、今では濃紺色になっています。
そろそろ野鳥が食べにくる頃合いなのでしょう。
二枚とも2018.10.12撮影
つやのある赤紫色の萼片の中心に濃紺色の果実がありますから、遠目にも目立ちます。
これが野鳥を誘うわけですね。果実が野鳥に食べられることで種子は離れた場所に運ば
れて、糞とともに排泄され、地上で発芽の機会を待つことになります。
クサギの種子は深い森の中とか、濃密な草薮の中では発芽せず、明るい環境に変わるまで
何年(何十年 ?)でも待つのだそうです。森林伐採や道路工事などで明るい環境になると、
翌春には発芽して成長の速度も早く、このような樹種を先駆樹種と呼ぶようです。
2018.10.12撮影
クサギは2016年の10月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
クサギの実 二色効果
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます