里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ミヤマガマズミ 赤熟した果実

2018-10-14 | 日記
一関市花泉町日形地区の西部には、標高50~90mの丘陵が広がっていて、雑木林の
中に杉林や牧草地、耕作地や民家がパッチワークのように配されています。

丘陵上には、散在する民家を繋ぐように細い集落道が通っていて、これを東側から
歩いていくと、雑木林内を抜けて下り坂になります。
そこに小さな溜池があるので一休み。
何気なく頭上を見上げると、溜池側に伸びた枝に赤い実がなっています。
ガマズミか、その仲間でしょう。




                             二枚とも2018.10.5撮影

赤い実はガマズミに比べると数は少なめですが、粒が大きく、より真ん丸ですね。
樹高はガマズミより高いようで、葉はガマズミより細長い印象です。
それと葉表に毛が生えていないためか、やや光沢があります。
これらはミヤマガマズミの特徴と合っているので「ミヤマガマズミ」と同定します。


                                 2018.10.5撮影

ミヤマガマズミは2016年の5月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
ミヤマガマズミ 白い集合花


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