東松島市南東部の宮戸島は松島丘陵の北東端にあたり、ほぼ全島が中新世前期の
軟らかい凝灰岩や砂岩からなっています。
そのため波の浸食を受けやすく、島の周囲は切り立った岩壁が連なっています。
凝灰岩の表面は凹凸が多く、植物が着生しやすいのでしょうね。
険しい岩壁でも、日当たりを好む海浜植物が何種か生えています。
9月下旬には、日当たりのよい岩壁にハマギクが咲き始めます。
盛期は10月初旬ですが、今年は訪れることができなかったため、中旬でも場所を選べ
ば咲いているだろうと、海岸沿いの遊歩道や細道を歩いてみました。
二枚とも2017.10.15撮影
ハマギクは我が国に自生する野菊の中で、最も大きな花を付けるといわれています。
花の直径が4~6cmもあり、花弁も少し厚つめで白さにつやがあります。
そんな名花ですから、花期には必ず沿岸部を訪れて、鑑賞することにしています。
南向きの日当たりのよい岩壁では、花の盛りを過ぎて傷んだり散ったりしていましたが、
松林の際や北東斜面では花持ちがよいのか、たくさんの花が傷むことなく咲いていました。
2017.10.15撮影
ハマギクは2015年の10月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
ハマギク 海岸の岩壁に自生
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