栗原市栗駒地区、地域の主要道を走行していると、道路近くに花色の濃い八重桜らしき桜
の木が見えます。近くの空地に車を入れてから、少し戻って観察するとやはり八重桜で、
樹形は傘形か盃形、花は濃いめの紅紫色でボリュームのある八重桜、葉は赤みが強く花と
同時期に開き始めたように見えます。
特徴がはっきりしているので、ネットで調べれば容易に品種が判るでしょう。
二枚とも2025.5.1撮影
インターネットで八重桜の品種を調べていると、日本桜の会がアップしている「桜図鑑」
というサイトを見つけました。八重桜の写真を種々見ていると、紅豊と関山が似ているよ
うに見えます。それぞれの特徴を見比べると、関山の方が花弁の数が多いようで、私の写
真の八重桜により似ているように見えます。また葉の赤みが強いのも同じですから、たぶ
ん「関山」でしょう。
二枚とも2025.5.1撮影
バラ科サクラ属の小高木~高木で、樹高3~10m。樹形は盃状。
オオシマザクラをもとに江戸時代後期に作出された桜。足立区の荒川堤で栽培されはじめ、
育てやすさから国内外で広く植栽されるようになった。樹勢は強健で、街路樹や公園樹と
して植栽される。八重桜の中では最も一般的な品種。
八重咲で花弁は20~50枚、大輪で直径5cm以上になる。花弁の色は濃紅色。
花と葉が同時に開き新葉は赤い。宮城県での花期は4月下旬~5月上旬、花は長持ちする。
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