石巻市北上町十三浜地区北部、昨年の10月にアオノイワレンゲを観察した、海岸近くの岩場
を再訪し、冬場の様子を観察してみました。
アオノイワレンゲは多年草で10~11月に花を咲かせますが、花を咲かせた株はその年で枯れ
てしまうので、1稔性植物に分類されます。下にその枯れた花茎の写真を貼り付けます。
いま岩の割目などに生えている株を観察すると、豆くらいのごく小さな株から、ミニトマト
くらい大きさの株まであることから、芽を出してから花を咲かせて枯れるまで、3年ほどの
寿命があるように思われます。
二枚とも2020.2.28撮影
開花・結実した親株はその年に枯れてしまいますが、株が生長する過程で、周囲に地下茎を
伸ばして幾つもの子株を形成しています。園芸栽培している場合は、地下茎で切り離して子
株を移植すると増やす事が出来るようです。
また、たくさんの微細な種子ができますから、これを周囲に散布することでも繁殖します。
2020.2.28撮影
アオノイワレンゲは2015年の7月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/29bcdf95c9f024bdb8fe42622a734b55
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