里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ヒメイワダレソウか 匍匐性つる植物

2024-07-19 | 日記

松島町東部、集落道を西へ行くと、道脇の草地に白い小さな花が群れ咲いています。
寄り道して確認すると、花の直径は10mmほど、つるは巻き付いたり絡んだりせずに、地
際を這うだけのつる植物のようです。見たことのない植物ですから、外来種でしょうか。
「匍匐性つる植物 白花 花の直径10mm 外来種」これらのワードで調べてみましょう。

                                 二枚とも2024.7.12撮影

ネット検索で出てきた記事の、主に花の写真を見ているとイワダレソウとかヒメイワダレ
ソウの花が私の写真の花によく似ています。イワダレソウとありますが、在来種のイワダ
レソウを改良して作り出された品種で、クラピアと命名されています。グランドカバーと
して植栽されているようで、葉が小さく密生するため雑草の抑制効果があります。

ヒメイワダレソウは外来種で原産地は南アメリカ、別名がリッピア。
両者はよく似ていて、私には区別できません。ただ、先に載せたクラピアの方が立ち上が
りが小さく地際に密生するため、雑草の抑制効果が大きいようです。
私の写真の植物は、さほど密生しておらず間から雑草が立ち上がっています。
このことから、たぶん写真の植物はヒメイワダレソウでしょう。
改良種のクラピアは種子ができず、ヒメイワダレソウは種子ができるとあるので、1か月
後に再訪して確認したいと思います。

                                 二枚とも2024.7.12撮影



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