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里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

アリアケスミレの根生葉

2018-10-20 | 日記
登米市東和町米川地区の北部、山間集落の川沿いを通る国道を歩いていて、先ほどは
コスミレの根生葉を見つけました。それで、他のスミレも生えていないかと縁石周りに
注目しながら歩いていると、今度は形の違うスミレの根生葉を見つけました。
コスミレの場合と同じく、車道と歩道部分を仕切る縁石の隙間部分に生えていて、点々と
30mほども続いていますから、30株くらいはあるでしょう。




                             二枚とも2018.10.12撮影

初めはノジスミレかと思ったのですが、葉柄の翼が大きめですし、ノジスミレらしい毛深さも
感じられません。かといってスミレの葉とも違いますし・・スミレの葉の基部は丸形か切形で、
写真のような心形にはなりません。
植物図鑑等で葉の形を調べると、アリアケスミレによく似ています。
ただ、アリアケスミレの自生地は「湿った休耕田や農道」となっていますから、このようなアス
ファルトとコンクリートの隙間などに生えるのでしょうか ?
そういえば、この国道は川から遠くないところを通っていますから、空中湿度が高いのかも知れ
ません。何よりも植物は移動できませんから、置かれたところで頑張るしかないのでしょう。

ここでは「アリアケスミレ」と仮定しておき、来年4月に再訪して花を観察、その後に確定した
いと思っています。


                                 2018.10.12撮影

アリアケスミレは今年の4月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
芝地のアリアケスミレ





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