snclimbエス・クライムのブログはじめました!

初めまして、趣味の登山と釣りと囲碁と映画鑑賞と図書館巡りをアップしていきます。
月1回climb シネマ 開催

トーマス・マン“魔の山” (4)  生への奉仕へ 「13」

2024-07-11 15:52:32 | 文学

トーマス・マン“魔の山” (4)  生への奉仕へ 

ショーシャ夫人はペーペルコルンという元コーヒー園経営者のパートナーを連れて「ベルクホーフ」を再訪する。

生命力のかたまりのようなペーペルコルンのカリスマ性はナフタやセテムブリーニの言動をかすませるほどだったが、突然自死を選ぶ。

彼亡きの後の「ベルクホーフ」は退廃といざこざの極みへ。決闘沙汰の果てにナフタも自死。

そんな混沌の中でハンスは、ヨーアヒムの霊との再会などを通して、生についての深い気づきを得、

戦争の轟音をきっかけに自ら戦場の只中へ向かうのだった。

第4回はハンスが最後に辿り着いた境地の意味を読み解き、私たちが厳しい現実とどう向き合ったらよいかを考える

HAUSER - Intermezzo from Cavalleria Rusticana

レクイエム 鎮魂

 

索引  100分de名著 ②

トーマス・マン“魔の山” (1)「魔の山」とは何か 「12」

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スイス旅行2日目    ハイジ... | トップ | トーマス・マン“魔の山” (3) ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

文学」カテゴリの最新記事