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12年振りのファイナル 157分の死闘

2006年12月14日 03時39分30秒 | ニュース
第15回アジア競技大会2006
ドーハ
サッカー女子決勝
日本女子代表0 vs 0北朝鮮女子代表
      2PK4
12月13日(水)25:00(日本時間)
カタール・Qatar Sports Club Stadium

男子とは違い東アジアの8国のみのエントリー。
サッカー女子で日本は3大会ぶりに決勝に進出。 FIFAランク差6と苦戦を強いる相手だが
U16こそ勝って優勝したが、アジアユースと同大会男子、女子ワールドカップ予選でも日本の壁となっているだけになんとしてでも勝利を掴み、日本女子サッカーの歴史に初優勝を刻み来年のプレーオフ、ワールドカップへの弾みにしたい。

前半から劣勢を強いられる日本。
素早いチェックからボールを奪われると正確なパス回しからシュートに持ち込まれ防戦一方の試合展開。
沢、荒川を起点に少ないチャンスからシュートを狙うも前半は4対6のボールポゼッション、シュート0とアテネ五輪予選以来連敗中のライバルに差を見せつけられる形となる。
後半に入っても技術、スタミナで勝る北朝鮮の猛攻をゴール前で凌ぐ時間帯がつづく日本。時折前線へボールを運ぶもシュートに持ち込めず。セットプレーからの攻撃も守備陣に阻まれシュートを撃てず。72分左サイドから持ち込みGKと1対1となった荒川から沢にボールが渡るもトラップしきれないままシュートチャンスを逃す。北朝鮮の足が止まり始め日本の攻撃の形がまとまりだす。しかし北朝鮮もメンバーを代えサイドからの攻撃で再び日本のゴールを脅かす。なんとかゴールを死守した日本、勝敗の行方は延長戦へ持ち込まれる。
延長戦も開始から北朝鮮が日本ゴールへつめる。しかし前半のそれほど日本との差がみられず、日本は落ち着いた守備からチャンスをうかがう。96分日本は左クロスからペナルティエリアを狙われるもGK福元が弾きピンチを逃れる。100分沢のヘディングに合わせた大野のシュートはネットを揺らすも惜しくもオフサイドで幻に消える。102分日本選手のファウルからペナルティエリア手前でFKをあたえてしまうもDFにあたる。
104分大野に代え永里を投入。直後延長前半終了。後半の15分に託される。106分北朝鮮のセンターサークルからのロングパスは福元が飛出しクリア。
108分北朝鮮のミドルシュートはわずかにそれる。ここにきてシュート数は日本4、北朝鮮18。低い位置からしかボールを奪えない日本は攻守の切り返しに手間取りシュートに到れず。
終了間際日本はゴールまでボールを運ぶも決定期を作れず。両チーム得点を刻む事の無いまま120分のランニングタイムが終了。PK戦へ。

>1
日:10沢 穂希    正面×
北:17リー・クムスク 左下○
>2
日:7安藤 梢     正面×
北:11リー・ウンギョン 右○
>3
日:20永里 優季    左○
北:12ホー・スニ   右○
>4
日:13中岡麻衣子    右○
北:19チョン・ポクシム 右○

日本女子アジア競技大会タイトル
※90年に女子サッカー採用
(北朝鮮戦)
・90年中国・北京 銀 (1 △ 1)
・94年日本・広島 銀 (なし)
・98年タイ・バンコク 銅 (2 ● 3)
・02年韓国・釜山 銅 (0 ● 1)

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