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サッカーについて語るときに私の語ること サッカー大好き ジャパンフットボールで一期一会 記事上ノくーろん者。

見所無きドロー

2009年02月12日 11時19分45秒 | 観戦記
ワールドカップアジア最終予選
日本代表 0 - 0 オーストラリア代表
2009年2月11日(水)19:20キックオフ
横浜国 曇り7.5度 65,571人

惜しいシュートは何本もあった。(総シュート数 日本11:3オーストラリア)
しかし終始それだけ。再三サイドや中央ライン付近からクロスを送り、数少ないトップの選手に繋げるも大型DFを崩せず。また、味方選手が何度も体を張ったプレーで得たFKのチャンスも、中村・遠藤から放たれたボールは虚しく空を切り続けた。

惜しいプレーは歴史にも記録にも残らなず、時とともに記憶からも消え去っていく。本選出場をつかんだ時点で初めて賞賛されるドローという結果も、ホームアドバンテージの高かった一戦では負けに等しい。

確かにオーストラリアの守備はアジアの中ではレベルが高く、アウェイのドロー狙いで来たチームを崩すのは難しかったかもしれない。しかし、それはアジアレベルだけの言い訳に過ぎない。ここにルーニーや、C・ロナウド、トッティレベルの選手がどちらかにいたらどうだろうか。試合にはきっと白黒の星がはっきりついていたに違いない。
世界を相手に戦うチームとしては崩さなくてはならなかったし、惜しかったでは許されない時限だった。
基本的に本戦出場は間違いないと思うが、内田のコメントのように「思っていたより」と発言するくらいなら得点に絡むプレーで勝利を掴むべきだったし、さらに上のレベルの国との一戦では落ち着いてプレーを見せろと言いたい。

冷え切ったスタジアムの中でタフな打ち合いもなく、枠に収まらないシュートショーに歓声を送り続けた65000人のサポーターたち。その中には選手の所属チームや、数人の選手の苗字しか知らない観戦者も少なくなかった。もちろんレジャー気分でスタジアムに足を運ぶのは自由だと思う。しかし、こういった重要な試合に赴くときくらいは、少しお勉強をして足を運んでほしいと思う。

来月のバーレーン戦では果たして勝利が拝めるだろうか。陽気な季節の下「サクラ散る」ことのない事を願う。
コメント
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