約2年振りにピッチに立つヒデを見た。もちろん現役を彷佛とさせるプレーには目を見張るものがあった。しかしそこにいたのは現役時代にはなかった彼の姿だった。もちろん真剣勝負と寄せも甘ければ戦術やチームワークもない試合と比べる事自体意味はないが、あきらかに守備への動作が遅れていたしキックの精度も落ちていた。一番はやはり持ち味であった気迫に満ちた闘志が感じられなかった事である。自分が見たかったヒデはプロの彼であって今日のようなプロを演じる彼ではないと改めて感じられた試合だった。
プラス・ワン・フットボール・マッチ
ジャパンスターズ 2-2 ワールドスターズ
日産スタジアム 6万3143人
2008年6月7日 26℃
開始早々松原がミドルシュートを放ち牽制する。ワールドSはダービッツを起点に素早いパス回しからジャパンSの守備陣を崩しにかかる。しかし秋田、中西、名良橋、中村らジャパンSの守備陣に阻まれ決定機を生かせず。逆に前半31分に名良橋の右クロスに大黒が合わせたヘディングシュートにGKベルナール・ラマが反応できず失点。38分には中田のパスを受けて走り出した澤登が2タッチでミドルシュートを放つとラマがキャッチ仕損ない2点目を奪われる。41分追加点を奪った澤登がペナルティエリアでスキラッチを倒してしまいPKを献上。しかしダービッツのPKはわずかに右に反れてしまう。決定機を生かしきれないワールドSは2点ビハインドで迎えた後半、2トップのイルハン、エムボマを起点に猛烈なアタックを見せる。前半2点を先攻したジャパンSは奥、北澤、岩本、永井らを投入し追加点を狙うが前屈みになったためか逆に攻め込まれる場面が増えてしまう。70分には49分、59分とシュートを打たれていたイルハンについに得点を奪われる。マルコ・マルキオンニがペナルティエリアに持ち込んだボールを柳本がスライディングでカットしたボールを遠藤がトラップミス、すぐにボールを奪ったイルハンにフェイントからのシュートで失点。さらにわずか2分後巧みなパスワークで持ち込みシュートを放ったイルハンに2点目を奪われ同点とされる。76分にはホン・ミョンボに代え再びダービッツが投入される(わずか10分でアウダイールと交替)とジャパンSは遠藤に代え秋田、岩本に代え山口を投入。82分にはついに?監督釜本自らピッチに立ち勝利を狙う。しかしその後両チーム共に得点を奪うことなく引き分けで試合終了を迎える。
ジャパンスターズ 2-2 ワールドスターズ
日産スタジアム 6万3143人
2008年6月7日 26℃
開始早々松原がミドルシュートを放ち牽制する。ワールドSはダービッツを起点に素早いパス回しからジャパンSの守備陣を崩しにかかる。しかし秋田、中西、名良橋、中村らジャパンSの守備陣に阻まれ決定機を生かせず。逆に前半31分に名良橋の右クロスに大黒が合わせたヘディングシュートにGKベルナール・ラマが反応できず失点。38分には中田のパスを受けて走り出した澤登が2タッチでミドルシュートを放つとラマがキャッチ仕損ない2点目を奪われる。41分追加点を奪った澤登がペナルティエリアでスキラッチを倒してしまいPKを献上。しかしダービッツのPKはわずかに右に反れてしまう。決定機を生かしきれないワールドSは2点ビハインドで迎えた後半、2トップのイルハン、エムボマを起点に猛烈なアタックを見せる。前半2点を先攻したジャパンSは奥、北澤、岩本、永井らを投入し追加点を狙うが前屈みになったためか逆に攻め込まれる場面が増えてしまう。70分には49分、59分とシュートを打たれていたイルハンについに得点を奪われる。マルコ・マルキオンニがペナルティエリアに持ち込んだボールを柳本がスライディングでカットしたボールを遠藤がトラップミス、すぐにボールを奪ったイルハンにフェイントからのシュートで失点。さらにわずか2分後巧みなパスワークで持ち込みシュートを放ったイルハンに2点目を奪われ同点とされる。76分にはホン・ミョンボに代え再びダービッツが投入される(わずか10分でアウダイールと交替)とジャパンSは遠藤に代え秋田、岩本に代え山口を投入。82分にはついに?監督釜本自らピッチに立ち勝利を狙う。しかしその後両チーム共に得点を奪うことなく引き分けで試合終了を迎える。
ウォーミングアップ開始約10分後の午後1時半、突如大型ビジョンにペ・ヨンジュンからのコメントビデオが流れる。観衆の誰もがこれだけの出演と思った矢先、突如カメラが切り替わりピッチ手前に表れたペ。躓きながらの登場で観衆を和ませつつ持ち前の笑顔を四方に向けた後、再びスタジアム内へと消えていった。