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サッカーについて語るときに私の語ること サッカー大好き ジャパンフットボールで一期一会 記事上ノくーろん者。

リアルバルサ

2006年12月15日 10時19分33秒 | 観戦記
TOYOTA プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2006
準決勝
アメリカ 0-4 バルセロナ
2006年12月14日(木)19:20キックオフ
横浜国
62,316人

夕方から降り続く雨が強さをまし冷却されていくスタジアムで行われた準決勝。
W杯後に行われた親善試合からの予想を無意味としたまさに「バルサ劇場」だった。
クラブアメリカはバルサの適確なパスワーク、クレバーなポジショニング、俊敏なチェックからほとんどボールに触らせてもらえずミドルからのシュートが唯一の策だった。要のC.ロペスも決定的なチャンスを尽く潰されネットを揺らす事はなかった。しかしアメリカはゴールに近づけば動きを封じられ、自陣ペナルティエリアでは有名選手のサインをまつ少年のように後手後手の動きを見せた。しかし前半で2失点、終了間際に駄目押しの失点と4度もゴールを奪われたチームらしからぬ落ち着いたプレーを見せていた。ただ個人個人の技術、集中力、チームの完成度、勝利に必要な条件で勝るものがなかっただけである。
過酷な年間行脚によるエト-、メッシら主力選手の不在も圧倒的な勝利で決勝進出を決めたバルサ。デコ、ロナウジーニョが起点となり中盤を支配、守備ではプジョル、マルケス、ザンブロッタらが突破を許さず。後半にはロナウジーニョがトップ中央付近にポジションチェンジし得点を決める等、終始にわたり見応えのある展開を見せた。

もともと今年のCWCの観戦は予定していなかったが、たまたまチケットが手に入り重い足を横浜へ向けた。ロナウジーニョに関してはドルトムント以来、個人的に3度目のバルサ観戦となったが初タイトルをかけた1戦ということからもっとも見応えのある内容だったし、久しぶりにファンタスティック?素晴らしく楽しいサッカーを観れたと思う。昨今のトヨタ杯の中でも今年のバルサのゲームは群を抜いているんではないだろうか。バカ高い料金に関わらず決勝はすでに完売らしいが、是非とも一夜限りのにわかファンで終わることなく生涯サポーターが増えることを願いたい。(終了後バルサのマフラーを捨てて帰っていく女性を見かけたがあれは切ない。)
コメント
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