読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

大沢在昌著「Kの日々」

2007-09-27 | 大沢在昌
消えた 8000万の身代金、金とともに消えた実行犯
中国人の李は死体となって東京湾に浮き、李の残された恋人、
事件の鍵を握る謎の女性「K」こと 元山京。
事件から3年、彼女は死んだ男を想い続ける聖女か、
それとも金を横取りした悪女か?
暴力団・丸山組の二代目、わけ有り「廃棄物処理業者」畑吹産業
の二代目カズオ、金に汚い四谷署の刑事・鬼塚などが絡んで、
話は混沌としていきます。
男と女ってこうやって恋に落ちるのでしょうか・・・
「K」に恋した・・・元刑事で今は裏社会の探偵「木」が、
闇に葬られた誘拐事件の真相を追う。
大沢ワールド全開各所に張り巡らされたトリック・・・はたして真相は、
恋の行方は?

エンターテーメント大沢作品、面白い!
一気読みしました。
でも、前半途中から重要トリックが 解ってしまいました。
しかし、さすが厭きさせない展開で・・・
死体「廃棄物処理業者」のカズオの心理が理解出来ませんでした。

2006年双葉社刊☆☆
週刊「大衆」に連載されたものの単行本化されたもの。

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