読書備忘録

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TVスペシャルドラマ『旅する夫婦』

2010-10-02 | Weblog
CBC制作(市川森一脚本)
夫の定年退職後、第2の人生の生きがいとして、人前結婚式(シビルウェディング)の司式者(ミニスター)を務め、全国津々浦々結婚式から結婚式へと旅の暮らしを楽しむ夫婦(伊藤蘭と岸部一徳 )。
そんな二人に三重県の熊野から結婚式のオファーが届きます。
熊野に出掛けて会ったオファーの主は離婚により幼い頃分かれたままの娘、栞からだった。・・・

熊野古道を舞台に、年を重ねてから気づく人間同士の絆、親子の深い絆をじっくり描かれ感動の物語になっていました。
ドラマを見た後には、自分の大切な人のことを思い、じんわりと温かい気持ちなれた人は今の幸せを大切にする努力を、そんな人がまだ居ない人は
何が人生にとって大事なことかが思い知らさせる物語でした。ドラマの中で挿入される辛島美登里による「歌語り」がいい味を出していた。夫婦役の伊藤蘭と岸部一徳や元夫役の塩見三省娘・栞役の吹石一恵等芸達者な配役で熊野の自然風景とマッチしてよかった。
夏の暑い中、汗を拭き拭き歩いた松本峠への道だと思う尾鷲杉の茂る熊野古道を思い出した。
ドラマの中の新婚の二人に言うセリフ・・・
「この出会いを喜び、受け止め、二人が一緒であることによって、更なる高みへ昇華されることを望みます」


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