ブリコラージュ

トキメキ、ヒラメキ、カンゲキ、ようこそ算数ワールドへ!
算数の面白さと身の回りの出来事の徒然なる独り言ページです。

考察シリーズ 途中を軽視する傾向Ⅰ 解答ではなく回答する子ども

2018-05-25 06:30:51 | 中学受験

 

図も式もない。式があってもどこに何を書いているのか不明。どのよう解いたのか解読不能。筆算もない。ひどいのは踊った数字の羅列。こういうケースの答案用紙が最近増えているように思えます。

   20年前だと4年生であればまだ間に合った。が、最近は違う。低学年から塾に通っているケースが当たり前になっているためなかなか修正が難しい。途中の過程を書き残す重要性は以前記載した通り(念のため次回話題にします)で、授業でも、宿題チェックにおいても指導をしています。毎回の確認テストでもプラスマイナスにて評価していても、なかなかいっこうに改善されない。ポテンシャルの高い頭の回転が速い子どもに多く見受けられます。

早く回答することが優先。答えが出せれば良い。あっていればいい。途中を書くのが面倒くさい。世の中便利になれぼなるほど、目的達成のためには、スピードを重視、結果が優先、過程は軽視、になっているように思えてなりません。

そこであらためて途中式の重要性を昨日の授業で尋ねたところ、やはり・・・・・実情は次回に続く。

コメント