広島の乱読ジジイ

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もうすぐ50歳(1)

2007年05月30日 | ふと考えた
ついに50歳の大台に近づいてきた。(1)

30代
40代
それなりに、、大台だな~と それぞれ言っていましたが、、
さすがに 50歳と言うのは重いです。

60歳の人から見れば「まだ10年活躍できる」と言う感じかもしれないけど、逆に考えると「ガンガン仕事できるのはあと10年か、、」と感じます。

若いときに考えていたことが、だんだんと形になって来た。
でも、まだまだ思い通りにならないことも多い。
「体を使う」「1日中クタクタになるほど走り回って仕事をする」そう言うことはもう出来ない。
そう言う働きに対する、期待も、望む気持ちもないのだが、その点が余計に年を取ったんだなと感じる原因なのかもしれない。

現場、設計、営業と建物に関する仕事ばかりやってきて、現在は営業職、思い返すと、楽しいのはやはり現場のような気がする。
現場は活気があるし、現実がある、嘘もないしミスをすればそのまま欠陥となる、消しゴムで消すことも、破り捨てることも出来ない、何十年も使う建築物なのだ。
設計が作った収まらない図面を、いかにイメージのまま綺麗に仕上げるか、そこが現場監督の腕の見せ所。
職人さんとさんざん議論をしながら(けんかしちゃだめなんですよ)誰もが納得する仕事に仕上げなくてはいけない。難しいからやり甲斐があるし、結果が見えるので手応えを感じる。

会社自体が大手企業ではないので、営業と言ってもそれに専念するだけではなく、計画に色々口出しをすることが出来る、自分が思っている理想や、拘りを反映させたり、嫌な提案は潰してしまったり、自分は一円もお金を払わないのに感動することも出来る。
計画から完成まで、見守ることが出来る。でも、さすがにいちいち口を挟んでいたのでは、現場は進まないので(自分の本業も進まない)有る程度、、と、、言うことになる。
そのあたりが、ちょっと楽だけど、寂しいような分岐点なんだと感じる。

約2ヶ月で50歳
さて、ここからどの様な仕事が出来るのか?
真面目に言うならいかに社会的な責任を果たせるのか?
個人的に言うと、もっと楽しく生きていけるのか?

あ、、やっぱり振り返ることが苦手な人間だ。
このまま過ぎていくのかな? ま、、前向きに歩けるなら良いか?

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