幕末の広島藩と志士
特に20歳の「高間省三」を主人公にした歴史小説
作者は大崎上島出身の穂高健一
RCCの土曜日朝のラジオ「週刊ナチュラリスト」で岡かなさんが作者との話をしているのを聞き(結構前だけど)本を見つけて購入
上記番組で、大政奉還〜維新は薩長同盟だけが主人公のように言われるが、元々は芸州広島藩のあんだったことを説明されていた。 なるほど〜
幕末の大政奉還を穏やかに(武力行使ではなく)勧めたい広島藩
薩摩、長州、芸州の三藩連合が京都に進める(戦争ではなく)案が途中壊れてしまい幕末の倒幕〜戦争になってしまった史実がかなりわかった。
残念なのは、広島の「神機隊」が広島の威信回復のため、奥州に戦いに行くのは俯瞰して見る現在では結果的に何も良くならなかったと思える
広島の殿様といえば「毛利元就」山口に藩替えさせられたけど、山口(特に萩)では毛利より幕末の志士とか言われる松蔭塾(テロ集団と個人は思う)のイメージが強い
(いっぱい悪口言いそうなので止めておく)
広島の人間って人が良いから騙されるよね!
ちなみに廃藩置県で藩名が残ったのは「広島」だけだそうです。
江戸だって東京だからね