早朝には、千曲川から立ち上る霧に辺り一面煙る、佐久の深秋です。
早朝勤務で薄暗い霧の中を出勤すると、浅間山が朝焼けに染まり朱色に聳える雄姿を拝めます。
日中には一転、小春日和が続いています。
秋晴れの穏やかな日、佐久平愛の郷より南にある佐久穂町の元気が出る公園へ、
紅葉狩りドライブに出掛けました。
皆様にとって久々の遠出です
温かいお茶と、たい焼きで温まりほっと一息。
施設周辺の身近なお散歩とは違い、車に揺られ、久々の遠出となったフロアレクでした。
早朝には、千曲川から立ち上る霧に辺り一面煙る、佐久の深秋です。
早朝勤務で薄暗い霧の中を出勤すると、浅間山が朝焼けに染まり朱色に聳える雄姿を拝めます。
日中には一転、小春日和が続いています。
秋晴れの穏やかな日、佐久平愛の郷より南にある佐久穂町の元気が出る公園へ、
紅葉狩りドライブに出掛けました。
皆様にとって久々の遠出です
温かいお茶と、たい焼きで温まりほっと一息。
施設周辺の身近なお散歩とは違い、車に揺られ、久々の遠出となったフロアレクでした。
先月、浅間山が初冠雪となった頃には、
秋を飛ばして一気に冬がやって来てしまったかのような寒い日が続いていましたが、
11月に入ると一転、小春日和が続き、南側の部屋は暖房要らずの暖かさとなった佐久です。
そんな暖かい日にはなんとか時間を捻出して、利用者様をお散歩にお連れします。
気分転換もさることながら、日光に当たることで生活リズムを整え、
季節の刺激を全身で感じて頂き、日中の活動性を上げ、更には良質な睡眠へと導き、
それがまた明日のQOL向上に繋がる、という多層なケアの一環です。
利用者様の中には、同郷であったり、同級生であったり、長年交流があった方と、
ここ佐久平愛の郷で再会されたという方がいらっしゃいます。
先日、長らく会いたいと切望されながら、コロナの煽りで叶わずにいたご対面が果たされました。
お名前を呼び合い、手を取り合い、涙を流されて再会を分かち合っていらっしゃいました。
佐久平愛の郷で過ごして頂く日々の中に、こうして利用者様の歩まれて来た人生と人生の交差があります。
その熱い涙の場面に立ち会わせて頂き、利用者様の思いに触れさせて頂けたひとときでした。
信州スポーツ医療福祉専門学校で福祉を学ぶ学生さんが、実習に来て下さいました
18日間の間、様々な勤務帯で実際にケアの現場を体験して頂き、利用者様と関わって頂きました。
利用者様の中には、発語が不明瞭であったり、発語が無かったり、
また、感情の発露が豊かであったり乏しかったり、コミュニケーションひとつとっても
十人十色の対応が求められ、同じ方であっても、日によって時間によってまた異なります。
オムツ交換であっても、拘縮が強い方や、ケアの疎通が困難な方、
スムーズに協力動作を得られる方など様々です。
30名様其々に個別のケア、対応があります。
ともすれば、日々利用者様に接している職員でも、利用者様の変化に戸惑うことも起こり得ます。
ですが、18日間、臆することなく明るく真摯に、積極性を保って
利用者様の笑顔を引き出し共に過ごして下さいました。
実習生の方がもたらして下さるものは我々職員の日々のケアにも活かされます。
貴重な18日間をありがとうございました