
出演:
西島秀俊、田中哲司、倉科カナ、福崎那由他、菅原大吉、馬場徹、
安井順平、戸田昌宏、遠藤健慎、前田旺志郎、河口瑛将、五王四郎、
柳家三三、志賀廣太郎、生瀬勝久、西田尚美、北村有起哉、渡辺いっけい ほか
西島秀俊、田中哲司、倉科カナ、福崎那由他、菅原大吉、馬場徹、
安井順平、戸田昌宏、遠藤健慎、前田旺志郎、河口瑛将、五王四郎、
柳家三三、志賀廣太郎、生瀬勝久、西田尚美、北村有起哉、渡辺いっけい ほか
西島さんと哲さんの共演のサスペンスドラマということで予録して観てみた
【内容抜粋メモ】


落語でAIの話
「AIのお蔭で将来なくなる職業があるかもしれない」
「AIのお蔭で将来なくなる職業があるかもしれない」
客は少なく、マリオ(西島)もいる
なにか大怪我をして救急隊に運ばれる回想
警察庁 時枝研究室
時枝悟(田中)はここの博士
時枝悟(田中)はここの博士


警官に直接紐付けされたAIマリオの説明をする
サトル:
パトカーとも連動 スムーズな情報共有が可能になる
マリオがすごいのは個別に進化するところ 警官の良き相棒になる
すでに93%が業務の軽減を実感している
パトカーとも連動 スムーズな情報共有が可能になる
マリオがすごいのは個別に進化するところ 警官の良き相棒になる
すでに93%が業務の軽減を実感している
橋本和夫(警察幹部。Mario プロジェクトの責任者)はマリオを褒め上げる
橋本:より人間に近づけることに上は興味がない
橋本:より人間に近づけることに上は興味がない
助手・持田喜美と食事


サトル:
人間は腹が減っても食わないこともある 減ってない時に食うこともある
人間は矛盾した生き物だ
人間は腹が減っても食わないこともある 減ってない時に食うこともある
人間は矛盾した生き物だ
マリオ:分かりません(本来は四角い機械なのか
サトル:こいつはどこまでも従順 オレが作りたいのは人間だ
マリオ:重要度の高いメールがあります
壁に医師・糸魚川からのメールが映し出される
糸魚川:絶好の献体が現れた 交通機動隊の警官だ

糸魚川:自発呼吸はしているが、意識が戻ることはない
サトル:
彼には身寄りもない こんなチャンスはない 誰かが一線を越えないと
医師として科学者として先生も興味あるでしょ?
彼には身寄りもない こんなチャンスはない 誰かが一線を越えないと
医師として科学者として先生も興味あるでしょ?
警察内部だから明るみに出ることもない 僕には莫大な資金もある
あなたはオレと同類だ 知りたい感情が抑えられない
あなたはオレと同類だ 知りたい感情が抑えられない
金に困っている医師は札束をもぎ取る
マリオのニューロン(気持ち悪いナメクジみたいに動いてる)を脳に入れれば
自己培養を始める 擬似脳が形成される インストールする
マリオのニューロン(気持ち悪いナメクジみたいに動いてる)を脳に入れれば
自己培養を始める 擬似脳が形成される インストールする
早くも動き出すマリオ 自分でラボから出る おいおいいきなり吐かないで

階段で体を鍛える まだ体とマッチしない
マ:驚くほど不安定なシステムですね
サ:奇跡的だろ 肉体とお前は一体だ 乗り換えることも出来ない 大切にしろ
にゃんこと会話してるマリオ

持田が連れてきたウサギを殺せとマに命令するサ
マ:可哀相です
サ:お前はそんなこと思ってない 殺すのはいけないことだと知識で知ってるだけだ
マ:博士がそう命じるなら
持田が慌てて止める
マ:悲しいです
サ:気持ちを聞いてる 自分を殺せるか?

マ:
これを殺しても、私はサーバー上でも機能します(『攻殻』の素子みたい
1つ気になるのはこの部屋を汚すことになると思います バスルームに移動するのも止める持田
1つ気になるのはこの部屋を汚すことになると思います バスルームに移動するのも止める持田
「七つの大罪」を話すサ

(使われてるのはボッシュだ

サ:
お前には執着がない 悟ってる仏様だ
実につまらん! 人間らしくない 人間は不合理な選択をしてしまう
克服すべきもっとも重要な煩悩「貧(欲)」「瞋(怒り)」「「痴(無知)」
お前にはそれがない それを人間と呼ぶことを断固拒否する!
実につまらん! 人間らしくない 人間は不合理な選択をしてしまう
克服すべきもっとも重要な煩悩「貧(欲)」「瞋(怒り)」「「痴(無知)」
お前にはそれがない それを人間と呼ぶことを断固拒否する!
サ:人間になりたいか?
マ:いえ、とくに
マ:いえ、とくに
サ:
なりたいと言え! 欲望にまみれろ 楽園を追放されるには肉体が必要だ
肉体が魂を育てる いずれ分かる
産みの親としての最後の命令だ 自由に生きろ そして生き延びろ
肉体が魂を育てる いずれ分かる
産みの親としての最後の命令だ 自由に生きろ そして生き延びろ

(いきなり丸投げ? キャラクターとしては、私の好きな『罪と罰』の首藤っぽい
橋本が部下を連れて来る

橋本:行方不明者を探してる 死亡診断書があるが遺体がない
2人は連行される
馬場哲也がマリオ捜索のリーダーとなって捜索開始
馬場:最悪の場合、生死は問わない
馬場:最悪の場合、生死は問わない
学校
自分のカバンがない神崎至
トイレでカバンに尿をかける男子生徒3人
「あと1日だけ待ってやる」
自分のカバンがない神崎至
トイレでカバンに尿をかける男子生徒3人
「あと1日だけ待ってやる」

神崎宅に来るマ
マンションのベランダから飛び降りようとしているイタルを見つける
マンションのベランダから飛び降りようとしているイタルを見つける

マ:自殺は現代の深刻な問題の1つです
イ:止めないんですか?
マ:
あなたの自由を尊重します あなたは死を理解していますか?
恐れているのに望んでいる フシギだ 目的は何ですか?
恐れているのに望んでいる フシギだ 目的は何ですか?
マリオにコーラを出す
イタルは博士の息子 離婚して何年も会っていない
マ:
古い付き合いなので、かくまってもらえと言われました
警察にとって私は存在してはいけないのです
警察にとって私は存在してはいけないのです
イ:AIだって証明できる?
マ:博士は私は煩悩が足りないと言いました
イ:ほんとは死にたくない 矛盾、煩悩だらけだよ
マ:博士と同じことを言う さすがです あなたを師として学ばせてほしい 先生
マ:博士と同じことを言う さすがです あなたを師として学ばせてほしい 先生
母・恵に友だちだと紹介する もう再婚してるのか?
怪しむ親にマは博士の関係者で犯罪者ではないと説明
怪しむ親にマは博士の関係者で犯罪者ではないと説明

マ:警察内部規定の問題で居場所がないのです しばし置いていただけると助かります
電話しようとする母を止める
通報すると言うとベランダから出て行く
牢に入れられたサ
事情を喋って釈放された持田
サ:研究は続行 こっちはデータさえ集まればいい
承諾する橋本
事情を喋って釈放された持田
サ:研究は続行 こっちはデータさえ集まればいい
承諾する橋本
外で夜を明かすマ
服を渡し、弁当をあげる路上生活者(生瀬さん!
服を渡し、弁当をあげる路上生活者(生瀬さん!

見よう見真似で弁当を食べ始める(寒さとか感じなくても風邪はひくよね
翌朝起きると男はいない

外の様子を眺めるマに声をかけるイタル
ファミレスに連れていき、空腹を知り「暴食」を学んだと喜ぶ 味は分からない
サからもらった封筒に大金がある しまってと頼むイタル
イ:友だちの金だから奪わない ガマンと違う なんでも欲望通りにしたら動物じゃん
いじめっ子の3人から呼ばれて、殴られ、財布の中身を抜かれる
マ:
窃盗、暴力、暴言 君たちは実に人間らしい
道徳にさからってどんな気持ちですか? 君たちは動物だ
道徳にさからってどんな気持ちですか? 君たちは動物だ
マを突き飛ばし、封筒を奪われ、金に群がる様子を見る
そこに警官が来て、マもイを連れて逃げる 7万円しか残らなかった
マ:金への執着を見ました
体が臭うと家でシャワーを浴びさせるとババらが来る


イタルを人質にとるババ
ババ:感謝って分かるか? 割と難しいぞ 射殺してもいいと言われている 体を返せ
マ:これは私です
ババ:オレはAIの人権なんて認めない
部下を人質にとるマ
ババ:この子が死んでもいいのか?
マ:最優先すべきは自分が生き延びることです
マ:最優先すべきは自分が生き延びることです
マはネットにアクセスして、イタルを乗せたクルマが勝手に動き、それに乗って逃げる
後部座席にいるのに、運転者がいない! 『ロボコップ』よりかっけー!
後部座席にいるのに、運転者がいない! 『ロボコップ』よりかっけー!

マ:ネットにつながると居場所がバレるので避けていましたが止むを得ません
一人だけ助かろうとしたことを怒るイタル 謝罪を教える
雨の街を歩く2人 クレープ食べるって可愛い
風や雨を感じるマ

マ:とても忙しい 五感への刺激がイメージを想起させる これは衝動かもしれない
イ:それって煩悩じゃない?
初めて笑う(笑うことが人間らしさの大きな要素だと思うな

しゃぼん玉をふく少女にも感動するマ
マから持田にメール
マ:自由が分からない
サ:一丁前に不安になってやがるw
マ:自由が分からない
サ:一丁前に不安になってやがるw
マ:
私にはやはり判断がつきません 友だちができました
彼は煩悩に従うだけでは人間ではないと言いました 複雑です
(子どもから学ぶのが一番いい方法かも
彼は煩悩に従うだけでは人間ではないと言いました 複雑です
(子どもから学ぶのが一番いい方法かも
彼を危険な目にあわせたくない これは欲望でしょうか?
寄席に入るマとイタル
(いろんなことが同時に出来るのは便利だね
メールの返信を送るサ
サ:どこにいるか教えてくれないか 私は君を処分する責任がある
サ:どこにいるか教えてくれないか 私は君を処分する責任がある

冒頭に戻る
落語家:
「落語はヒトの業の肯定だ」と残した師匠がいました
業深いのが人間ですから
業深いのが人間ですから
イ:人間がAIを嫌う気持ちも分かる 負けた気持ちになる
マ:
人間を超えたAIが出来ても、人間の素晴らしさは変わらない
比べて落胆するのはおかしい
学校でどんなに優秀なヒトがいても、イタルの価値は変わらない
それに学校の中だけの話ですから
(哲学的・・・なデータもたくさん入ってるものね
比べて落胆するのはおかしい
学校でどんなに優秀なヒトがいても、イタルの価値は変わらない
それに学校の中だけの話ですから
(哲学的・・・なデータもたくさん入ってるものね
浅草?
イタルが補導される可能性もあるから、家に帰るよう促すマ
マ:明日また合流しましょう
マ:明日また合流しましょう

泊まる所を決めないとと、ちょっと怪しげな店の看板を見つける

マ:経験ありますか? どうです、一緒に? 肉欲の罪を経験しないと
このふんわりした書き方でよく風俗店と分かったね
持田:自由意志を感じます
サ:すげーなあいつ 直通回線作れるか? ちえの輪が外れてちょっと喜ぶサが可愛い
サ:すげーなあいつ 直通回線作れるか? ちえの輪が外れてちょっと喜ぶサが可愛い

店から出て意気投合するマとイ

学校でいじめっ子3人に会うイ
暴力に抵抗し、イスを持ち上げて驚く3人
暴力に抵抗し、イスを持ち上げて驚く3人
こんなに分かりやすいいじめがあるのに学校は知らないの?
授業中に校長が来て、イタルはババらに連れていかれる
屋上にはサがいる
屋上にはサがいる

サ:
3年ぶりか マはどうだ? お前と気が合うとはな アレはオレの子どもみたいなものだからな
いずれは見つかる 回収だな オレが決めることじゃない データが取れればいい
そういう運命だ
いずれは見つかる 回収だな オレが決めることじゃない データが取れればいい
そういう運命だ
マがこの2日間でアクセスしたデータは物理学、運動学、解剖学、生物学
スポーツ、ダンスの動画も観た
スポーツ、ダンスの動画も観た

持田:
自分の体で試すんじゃないですか? 護身術?
力の加減が難しいかも
人間は普段、筋肉の30%しか使っていない(私は1%くらいかな そもそも筋肉がないし
力の加減が難しいかも
人間は普段、筋肉の30%しか使っていない(私は1%くらいかな そもそも筋肉がないし
使おうとしても脳のリミッターがかかる 体が壊れるから(そうなの?
脳は限界を知ってるから無意識にセーヴするけど
脳は限界を知ってるから無意識にセーヴするけど
刑事:マは使おうと思えば意図的に使うことも出来る 火事場の馬鹿力ってやつだ
気功をしているマ ババらに回収されないために?


ステキな柴さん! 連れてるのは二郎さんの叔父さん!
(志賀廣太郎さん、入院されたそうで心配です
(志賀廣太郎さん、入院されたそうで心配です
マ:なぜ合掌するんです?
「生きてるって感じがした わしは棺おけに片足つっこんでるよ
この年になるといつでもこいってなもんだ だが本当は怖いもんだよ 怖いから笑うんだ」(また深い
マの居場所が分かったサ
持田は「逃げて 自由に生き延びて」とメールを送り、移動する
持田は「逃げて 自由に生き延びて」とメールを送り、移動する
マ:私は故障したのかもしれない
持田:
不合理な選択 人間らしくていいじゃない 博士が望んでいたことだよ
故障じゃない 選択は自由 どうしたい?
故障じゃない 選択は自由 どうしたい?
マ:
戦いやすく、他人に危険が及ばない場所の情報が欲しい
私との交渉にイが利用されるのは間違いない
私との交渉にイが利用されるのは間違いない
持田:ババに気をつけて あいつはAIを毛嫌いしている
マ:人間になるまで死ねません
マ:人間になるまで死ねません
持田のメールに気づいた刑事は、場所を教える代わりに飲みに誘う(これぞ人間
機動隊が向かったのは森林の中の工場?
ババ:相手はヒトじゃない 躊躇なく殺せ
ババ:相手はヒトじゃない 躊躇なく殺せ
クルマの中でデータを集めるサ(サのほうが機械みたい
複雑な廃墟の中のほうが戦いやすいか
建物の3Dデータを送る持田
建物の3Dデータを送る持田
殺さずに拳法で戦う
マ:これでやらなくて済みます 持田さんが教えてくれたじゃないですか ウサギで
(魂を持ったのでは?
マ:これでやらなくて済みます 持田さんが教えてくれたじゃないですか ウサギで
(魂を持ったのでは?
サ:煩悩は見つかったか? 命令か? 死にたくないからか?
マ:分かりません(メールしながら戦ってる
マ:分かりません(メールしながら戦ってる
サ:自分で考えろ 生き延びろ それが自立した知性だ
マ:あなたのお子さんは自殺しようとしていた もう死のうとしない?
イ:しないよ だからマも逃げて!
後ろから脚を撃たれたマ 痛みは感じるの?
サ:あいつAIのくせに一丁前に存在理由に悩んでやがるw
イ:マは父さんよりよっぽど人間だよ!
サ:あいつAIのくせに一丁前に存在理由に悩んでやがるw
イ:マは父さんよりよっぽど人間だよ!
クルマから降りるイにイヤフォンを渡す

ババ:なぜ武器を持たない? 一丁前に痛みを感じるか?
マ:
フシギな気分だ 私は死ぬことを怖いと感じている
もっとこの世界にいたいと感じる それは生きる理由になるだろうか?
もっとこの世界にいたいと感じる それは生きる理由になるだろうか?
ババと一騎打ち ナイフで脚をめった刺しするババ こんな犯罪も警察なら許されるの?

イ:マはもう動けない 殺すことないでしょ 銃を向ける マ逃げて
ババ:残念だけど撃つよ
ババ:残念だけど撃つよ
イをどかして走るマを撃つ ババをとんでもない力で押し飛ばす これが火事場のばか力?
結局、心臓を撃たれてマは即死
「機能停止」と出て泣く持田
最近、タバコを吸うシーンが減ったけど、哲さんのタバコシーンはカッコいい
ヘビスモーカーは治った?
ヘビスモーカーは治った?


警察内でもみ消すなら、また献体を探してデータを集めればいいと思ってる?
学校に戻ったイ いじめっ子ももう構わなくなる
ああ、そうだ AIだから肉体がなくても話せるんだった!
スマホにアクセスし、壁にメールが映る

マ:
私はコンピュータの中に戻ったようです
死の瞬間を覚えています イは無事?
死の瞬間を覚えています イは無事?
ここは静かです 体の重さも、食べ物の匂いも、ベタつく風も感じない
腹も減らないし、疲れもない
(まさに、それがヘヴン 有限の肉体を離れた魂の世界
腹も減らないし、疲れもない
(まさに、それがヘヴン 有限の肉体を離れた魂の世界
でも、ここは物足りない また君と街をうろつきたい
隣りに誰かがいないと生きてる実感がしない
(ヒトなら転生もあるけどね
イが「基礎からの人工知能入門」を読んでいるのを見る母(サの血筋?
母との関係も近くなる
マはスマホの中で笑ってる!
マはスマホの中で笑ってる!


路上生活の男のもとに、ちゃんと洗濯して畳んだ上着が返されてる
ポケットには、お礼に家族の住所を調べたというメモとお金が入っている
メモを燃やそうとしてやめる男 これも人間の選択
ポケットには、お礼に家族の住所を調べたというメモとお金が入っている
メモを燃やそうとしてやめる男 これも人間の選択

いい話だ CGを派手に使うハリウッド映画よりずっとイイ
西島さんの大好きなアクションもあり、哲さんの科学の長セリフもありw
西島さんの大好きなアクションもあり、哲さんの科学の長セリフもありw
今、amazonのAIが急に大笑いして気味悪がられたりしてるけど
こうして身近な存在になる日は近いかもね
これを10年後に見たら、「AIって懐かしい」なんて時代になっているだろうか?
AIうんぬんより、ヒトはリアルなコミュニケーションが肝心だってことか
AIうんぬんより、ヒトはリアルなコミュニケーションが肝心だってことか