■ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』
(2018 全10話) 6~10話
・1~5話
6話 新婚生活スタート! 絶好調の2人に忍び寄る影…
<2014.9>
新居への引越し 小説の表紙をパネルに入れて飾る
立派なデスクはナからのプレゼント
貯金6000万て、いつ倍に?
リビングにデカいベッド
ナ:シにはいい小説を書いて欲しい それが最後の望みなんで
主婦に徹すると言うが料理は苦手なナ 味も分からなくなるのでは?
シ:まいっかの心が大事
クリニックにも2人で来ると、親しげに声をかけてくる井原の患者・松尾公平
病気が分かったら妻に逃げられた

ナの認知機能の結果は前よりずっと良くなった
ユ:
心身が安定していれば回復することもあります 個人差、環境要因もあります
進行を食い止めるには、なにより愛情ですから
マ:
認知機能テスト全然出来ませんでした
うちの保育所では15人子どもを預かってますが
この頃名前が分からなくなってしまう
保育士仲間はフォローしてくれるが、園長は親にバレるのを恐れて
事務の仕事に移そうとしてる 僕には保育の仕事しかないのに
生きる希望が必要でしょ?
泣いている子どもをあやすマツオ
シ:キラースマイルだね、あの人
ナ:シはエンジェルスマイルだね
インタビューで好きだと言ってから、アップルパイがたくさん届く
キムラらにあげる 週刊誌にシが写ってたってなぜ写メった?w

ナ:「脳みそとアップルパイ」の後、やっぱりシのほうに戻ってくる話を読みたい
シ:
あれは世に出した以上、僕のものじゃない だからあれは終わり
それに困難は描きやすいけど、幸せは描きにくい
今は書き下ろしでめいっぱい
「ゆるやかに悲劇に向かっているとしても
この幸せを公にする必要はない
自分のためだけにとっておこうと思っていた
まだこの時は」
相変わらず見合い話をするめるチカコ もう興味がないユ
チ:子どもがいないと患者の気持ちは分からないわよ
旦那・誠一郎(開業医)に当たるチ
チ:お墓を守る人がいなくてもいいの? ウチのお墓は無縁仏になっちゃう
誠一郎:嫁は墓守じゃない(同意

ナ:この写真あんまり好きじゃない(どんどん変に・・・


シ:ナオちゃん子ども作ろう オレ、捨て子だろ 親子ってものを経験したい
ナ:私はその子の成長を見届けられない その子もどこかで母親を失う それでも?
シ:
幸せなら症状は進まないって言われたじゃん
病気が進んだら、オレが母親も父親もやる 2人分愛する
ナ:
母が記憶を失うのを見て、子どもは傷つかないの?
そんな姿をさらす私は惨めじゃないの?
カオル:それは男のエゴね 子育てはストレスも多いのよ
同僚:私はシングルマザーだけど大変どころじゃない
ユ:
医師によって見解は違うが、子どもは生きがいになるかもしれません
でも、あなたに少しでも迷いがあるなら止めたほうがいいでしょう
子どもは傷つくと思う でもいろんな経験は役に立つと思う
やってみないと誰にも分からない 時間をかけて話し合ったほうがいい
新薬の治験の申請をするナオ
ユ:
学生相手に今の気持ちなどを話してくれませんか?
マミヤさんの治療のためと、学生の教育のため
適度なストレスは脳を活性化させます
ぜひと受けるナ
そこにマツオが来て、ナオの名前をメモる
マ:一人がイヤで病院だと僕だけじゃないと思える お互い頑張りましょう
ギリシャ悲劇のようなストーリーもイイというアケミ
イタリアの建築家ノマとの対談は受けて、地方の仕事を断るシ
ア:奥さんが話のモデルと公表すればマスコミの話題になる
シ:妻を表に出す気はありません
治験の話もするとシも賛成
ナ:もしクスリが効いたら子どものことも考える
講義の内容をパソコンに入力
話の途中でいきなりキスされて「ビックリした」とまた同じことを言うってw
シ:なにこのゲーム

ナの原稿
「生まれたばかりの赤ん坊は、無垢で清らかで
でもその無垢な赤ん坊も、その日から死に向かって生きるのだなということも考えさせられた
生きとし生けるものの神秘を感じることができて
産婦人科医になって良かったと心から思いました
私は恋愛などムダだと思っていた」
マ:
記憶に障害が出てからのことを具体的に言うといいですよ
現代人にこの病気は他人事じゃないし
医者の卵も人間だから自分のこととしても興味があると思う
講義の練習を聞くシ
「自殺も考えましたが、それを救ってくれたのは好きな人の存在でした
人生に不要だと思っていた恋愛が、私の危機を救った
私は残された時間が短いと思っていつも走っていました
病気になることは青天の霹靂 医師もそれを忘れてはならない
何科になられても、手術やお産に慣れないでください
患者さんに思いをはせる医師になってください」
アから電話 ノマが急に会ってもいいと言った時間はナの講義とかぶる
ア:ここ外したらいつ会えるか分かりませんよ
シ:明日の講演会、頭30分くらい聞けないかも なるべく早く行くから
講演当日 母、マもいる

いきなりマイクがハウってパニックを起こして倒れるナ
ユ:反射性失神だと思いますと言う
笑うマ
ユ:これをきっかけに進行することがあります
カ:あの子は静かに変わるのかと思ってました
シはアポを蹴って駆けつける
マがナにキスするところにシが来る
「ナオの恐怖も悲しみも何1つ分かっていない
だからこそこれを書かなければいけないという思いが突き上げてきた」
7話 あなたの子どもを生みたい! 夫婦の絆が深まる日
シ:講演を先生がすすめて失敗だったってことですか? どこが権威なんだよ!
カ:私も医者だから分かるけど、医者も未知な病気の前では無力なの
シ:新しいクスリで必ず治してください 今朝のナに戻してください
マ:明日もまた来るね
病室に泊まりこむシ ナにワケを話すが覚えてない
いつの日か妻が自分で歯を磨けなくなるかと思うと涙が出るシ
また「アミロイドPET検査」 1回受けるごとに相当高額そうな機械ばかり
ハウリングってそんなに神経にダメージあるの???
パンクロックとかの人たちヤバくない?
アから「脳みそとアップルパイ」の映画化の話が来る
シ:それより続編を書こうと思うんです 喜ぶアケミ
マツオがナのベッドに来て
マ:
この病気のことはなった者にしか分からない
どんなに大切にしても健康な人には分からないから 夫も井原先生も
シ:今度近づいたらぶっ殺す!
マ:
いいよ どうせみんな忘れるんだから ナオさんが欲しい シンジをぶっ殺しても
(いろいろあることはちゃんと夫婦で共有すればいいのに
パートナーへの気遣いより、真実を分け合うほうが大事
ユ:
極度の緊張から自律神経のバランスが崩れたんだと思います
アルツハイマー病患者が発作的に意識を失うことはありますが、今は何とも言えません
マツオのことを聞いてもプライバシーで答えられない
ナ:
歯を磨いて泣きそうになって横を見たら、
彼が先に泣いていた だからどうしても治りたい
井原の診察もないのに病棟にいるマに声をかけるユ
マ:
職場も居づらいし、ここが一番居やすいんです
仲良く帰るマミヤさんを見てたら、屋上から飛び降りたくなりました
ユ:人はいつか死ぬんです 旭川のご両親が嘆きますよ
マ:
そのうちナの旦那さんも逃げ出すと思うな そしたら僕の出番かも
先生には任せておけない 先生のせいで失神したんでしょ(恨み?
続編のことを話すシ 喜ぶナ
ナ:
タイトル決まったら一番に教えてね
でも小説の中でも私は私でなくなるんだよね
シ:映画化して恥ずかしくない?
ナ:恥ずかしいけど見てみたい気もする
シ:次の本売れたら、3人で住める家買おうか
(そんなに家ばかりムダに買い換えるから余計に働かなきゃならずに
2人の貴重な時間が減るんじゃない?
会社に来るシ
キムラ:
古巣が懐かしくなる時はなにか上手くいってない時だな
愛は基本疲れるもんじゃないの?
だから神様にも試されるんだよ(おおスピリチュアル!
ナ:ママはパパ以外好きな人いた?
カ:そんなヒマなかった 人は恋多き人と縁のない人がいるの
病院でマがいないか見回すシ
また記憶テスト
(私は言葉は覚えられるけど、100から7が引けない・・・
ナは引き算も3つの言葉も言えない
鉛筆を見せても名前が出てこない
図形のテストもあるのか

ユ:
今日から治験を始めようと思っていましたが出来なくなりました
画像でも明らかにアルツハイマー病に進行していて対象から外れる
治験の原則は厳選で、僕の一存では決められません
奥さまは以前、治験を拒まれました(ナは覚えてない
一般的に若年性は進行が早いのが特徴です
これからはエピソード記憶が思い出せなくなるかもしれません
人によって差があるので希望を捨てずにやっていきましょう
カオルに泣いて電話するシ
バーで泣きながら飲んでいるカオルを見かけた誠一郎が
「なんとかしてあげなさい」とユに電話する
カ:
なんであの子があんな目に遭わなきゃいけないの?
あの子は40歳になる頃には自分が分からなくなるかもしれない
でも90歳まで生きたからって幸せか分かりませんよね
生きるのは試練ですから
夫に愛されて、そういう意味では幸せかもしれませんね
私は男の人を頼りにしたことなんて一度もないですから
ユ:また一緒に飲んでください 僕を頼りにしていただけたらと思って
(え!? 今度はママ狙い?
橋の上で泣いてしまうシ
月光荘の横も通る
いつもの居酒屋にも行く
ナ:ごめんね面倒な病気になっちゃって
同僚からユにナが失神した際の動画が送られてくる
やっぱりマがスピーカーに細工してるのが映っている
病気で犯罪をしたら裁かれないの?

ナ:
私、やっぱりシの子ども産もうかな
治らないって分かったら逆に欲しくなった
私が生まれて医者として働いて、シに出会って、愛し合った証拠が欲しい
少しでも長くその子と暮らせたら、私も生まれた甲斐があったなって思える
「人生はフシギだ 最悪の死に最高の未来が見えることもあると僕は知った」
主題歌のCDをプレゼンするムロさんの後ろで歌う戸田ちゃんに笑うムロさん

8話 悪魔の手から妻を救え! これが私たち夫婦の愛の形

いろんな所にメモを貼る(これはいいアイデアだと思う
料理も脳を活性化させるよね
排卵日に頑張る2人

シ:明日は取材
ナ:その代わりあさって頑張って
取材のことを忘れて翌朝寝過ごすシ 梅干おにぎりに梅干はない
マに動画を見せるユ
やっぱり「覚えてない」ととぼける
ユ:ほかの患者に危害を加えるなら、ご自宅の近くの精神科を紹介します
マ:イヤです 患者には医者を選ぶ権利があるけど、医者には患者を選ぶ権利はない
(いや、ストーカーは犯罪だから なぜ警察に言わない?
ナが母と同僚に子どもを産みたいと話す
カ:それもありかも 人って変わるのねえ
ナ:断られると思っていたのに!
同僚:男とか!?
マはナの家まで来てあとを尾ける
スマホにナビゲートしてもらいスーパーに行くナに声をかける
レジで財布が見つからないナに金を貸し、返す代わりにお茶に誘う
ユがカにも動画を見せる
ユ:
マイクのせいで進行したわけではない なにか直接的原因で進行する病気ではないんです(そうなんだ
気づけなかった僕の責任です/謝 この患者がもともと持っている攻撃的な性格が原因でしょう
この先何が起きるか分からないので家族も気をつけて
(攻撃的な性格で保育士やってきてたの???
スマホが見つからないシ
家にいるナではなく、アに頼む
一緒にお茶するマとナ
マ:
健康な人といると対等じゃいられない 僕たちには今しかないでしょ
だから一瞬の喜びだけを大切にして生きているんです
ユはシにも注意してと忠告する
家に一人でいるナが心配で確認するシ 「今日遅くなるから」(仕事を減らせばいいのに
またバーで一人飲みしているカオルと会うユ

もっとくだけた店に食事に誘う

ユ:
医者は人から感謝される素晴らしい仕事だって学生時代に教官から言われた
でも、今はまだアルツハイマー病は治らない
自分はどうしてこの病気を専門に選んだのか考えてしまいます
カ:
諦めないで たとえナオには間に合わなくても
先生のこと頼りにしてます
(ちょい『セカンドバージン』まじってきた?
続編のタイトルを「もう一度第一章から」に決めたとナに最初に話すシ
アから「新聞連載の仕事が来た」と言われたついでに、続編のタイトルを言うと
聞いたことを忘れているナは落ち込む
マにちょっと寂しいと悩み相談するナ
マ:
人の気持ちは永遠じゃない 子どもがくれた蝶の標本
死ねば永遠にキレイなままでいられる
(異常性を蝶
で表すことってよくあるね
クルマで送ってもらうナを見かけるキムラらは浮気と勘違いする
シを呼んで話す
マ:
なんで言ってくれなかったの? あいつ意識のないナにキスしてた
失神したのもあいつのせいなんだ 今度出掛ける時はオレもついてく
ナ:
シにとって私は足手まとい? スマホも私が持ってったのに
続編のタイトルを言った そんな大事なことも忘れちゃう!
夫婦ゲンカを見ているマ ヤバい、大量の睡眠薬を持っている
ナが家から出てきてクルマで追う 拉致る気か?
シがスマホをかけると、ナはスマホを冷蔵庫に入れている
(今って徘徊する人の居場所が分かる機械があるよね そういうのはダメ?
いつもの橋で泣いているナに声をかけるマ
クルマに乗せて睡眠薬入りの飲み物をすすめる
マから電話 助手席で眠るナ
マ:
僕といるほうが幸せなんだ あんたにとってナは小説のネタ
ナを使って自己実現してるだけ 今度は僕たちの純愛をあんたが書けよ
ナはシが殴るのを止める 飲んだフリしてた
ナ:
シに私のことを書いてもらうのは私の生きがいなの それが私たち夫婦の形
私たちはみんな忘れちゃう
マは私と出会ったことも忘れちゃうし
私もマのことを忘れちゃう
でもそれがこの病気の唯一の救いでもある
だから私はあなたを恨まない
恨んでも忘れちゃうから だから全部忘れてください

マ:忘れたくないこともたくさんあるのにな バイバイ
ラブラブに戻る2人
ノベライズ本の宣伝はベッドから 宣伝してからまたベッドに戻るw
ジョンとヨーコのベッドインみたい

9話 この毎日は奇跡だ! 妻を笑わせることが僕の仕事
<2014.12>
妊娠を告げられるナ 6週目と言われて早速メモる
家にはつねにアがいる
料理を冷蔵庫に入れて、トイレットペーパーまで買うって、公私混同してないか? まるで奥さん
子どもの報告をするとハイタッチしてなぜかベッドに飛び乗るシ
考えるとリビングにベッドって、誰か来た時困らない?

カオルはユに妊娠を報告
ユ:
分からないものですね人生って
ナと出会って、フラれていろいろ学ばせてもらいました
カとお酒を飲むことがこんなに楽しいってことも ウチに来ませんか?(さすがに早い
ユ:どうします? あっちがリビングでこっちがベッドルームです
さすがに引くカ
「すべては奇跡だ 出会ったのも、子どもが出来たのも
そして時は残酷なまでに急ぎ足なのだった」
妊娠してることも忘れてしまうからメモしていろんな所に貼る
チカコが帰ると、ベッドルームにユとカオルがいる
ラブラブのカを見てビックリ!

カ:恥知らずなのは承知してます でも本気です
ユ:
僕も本気です 歳は関係ない
好きでもない相手と無難に生きるなんて
僕と結婚してください
医師同士で理解し合えるし、心を解放できるのはカしかいない
おふくろが思い描いてるようにはいかないけど、これが自分らしい生き方だと思う
先生とのきっかけを作ってくれたのは親父だよ 僕と並んで生きてください
泣いているチカコ
誠一郎:我々の息子にしては大胆な生き方で面白いじゃないか

恥ずかしいからウェディング姿を写真だけにするカ

「やっぱり人生は奇跡に満ちている」
ナのバッグに赤ちゃんマークがあるね

<2015.1>

新聞に新連載が載るシ もう第157回!
そういえば眉村卓さんも奥さんとの闘病生活を書いて、映画化されたね
・『僕と妻の1778の物語』(2011)
<2015.8>

陣痛が来て、もう生まれたよ! 名前は恵一
こんなにスルっと生まれればいいのにね このケースみたいなのは新しいな
ナ:可哀相な子になりませんように

ムロサンタに大泣きw

「淡い幸せが一時僕たちをふんわりと覆った」
<2016.2>
やっぱり子育てはママなのね アも手伝う
ア:もう半年連載を続けて欲しい 連載小説が好評だと部数が伸びるんです(へえ
シ:連載は子どもが生まれたところで終わろうと思います
ア:この作品はここが見せ場 子どもが出来てめでたし、めでたしじゃ読者は納得しません
シ:子育てをします
ア:それを書いてください 逃げないでください

ナ:私の病気が進行しないとシの小説は中途半端になるんでしょうか?
ア:小説家の妻がなにか覚悟があるなら先生には言わないでください
ナ:私は生きてるだけであの人に負担をかけてる
ア:奥さまは生きてるだけで先生の創作の源 大切なやる気のもとなんです
新聞を売るために他人の人生にここまで干渉する?
病気も妻子もネタなのか
ナに週刊誌の記者が来る

記者:小説に書かれて辛いことはないですか?
ナ:私は創作の源 書かれるのが私の宿命です
シ:記事が出ないようお願いしてみるよ ほんとにナは創造の源だよ
ナ:
それはあの人が言ったの あの人には敵わない
あの人はシのことほんとに大切に思ってると思う
あの人にケイくんとシを託したい 私の遺言
シ:遺言なんて要らない!
ナ:自分で言えるうちに気持ちを伝えたかっただけ だから怒らないで
シ:そのお願いは聞けない ほかの誰かじゃ絶対イヤなんだ
「幸せとは記憶である 僕の小説を暗唱した妻の鮮烈な印象を
僕は忘れない生涯忘れないだろう
だから刻々壊れていく妻を愛おしく思う
でも妻には記憶がない あるのは今という一瞬
妻の一瞬一瞬を少しでも心地良くすることが
僕にとって小説より楽しい仕事になりつつあった 完」
<2018>

連載は書籍化されるってシステムね これも100万部突破 賞の話もくる
ア:あんな尻切れトンボな話がこんなに売れるなんて思っていませんでした
シはナがここが自分の家だって分かる家に引っ越す
キムラ:本物のアゲマンは自分を滅ぼしながら上げるんだってよ
キムラさんたちも引越し稼業長いね
シ:これからオレも人間力が問われます
キムラ:そんなに気張らなくてもいいんじゃない
ナはヘルプカードのようなものをさげている

<2019>

靴下が違うナ ケイと散歩するのは公園まで(ケイくん可愛い
シ:お母さんになにかあったらケが守ってあげるんだよ
公園に行きたいと言うケに赤い糸をナと結び
ケ:このヒモを通して生きる力を送ってるんだよ
(1人じゃムリだよ 介護も、子育ても、仕事もなんて欲張りすぎ
蝶を追って行ってしまうケ 一人で帰ってくるナ 慌てて探しに行くシ
カ、ア、ユ、キムラらも探し、警察も呼ぶ
ナ:ケはどこ行ったの? 私も探す
シ:いい加減にしろ!
(認知症も起きていること、気持ちは分かるし、あとに残るものだよね
人の脳はスーパーコンピュータだから
ケが木の下で寝ているのを見つける
ケ:勝手にいなくなってごめんなさい

ナは2人を置いて家を出る

10話 君には絶対、絶対、僕なんだ!これは神様がくれた最後の奇跡
<2019.12>
ケにはナは宇宙人にさらわれたと説明する(さらわれたい!
ケ:アンジェリカ星ってどこ?

ナが見つかったと電話が入る
<2019.4>
ママがいないとケに言われて置手紙を見つける カらに連絡
ユ:病院や施設に保護されている場合が多いので問い合わせます
警察は行方不明者としてしか捜せない
ユ:
認知症の患者が家を出て帰れないことはあるけど
ナの場合は帰らないつもりで出て行ったんでしょう
シ:オレが怒鳴ったので混乱したのかもしれません
学部長から厚労省から新薬承認の連絡を受けるユ
「ノーベル賞ものだぞ!」

「幸せと不幸は絡まって訪れる
これが何年か早ければと思うと 手離しで喜べない自分がいた」
父から母と和解しろと言われるユ
カとユはチカコと誠一郎に会う
チ:
式はどうするの? ユは長男で、私はデナイナーよ
カのためのドレスを作って待ってたの
カ:娘の居所が分かるまで待ってください
4ヵ月後 手がかりなし
チラシを作って、いろんな病院を回るシ
マツオと再会するが覚えていない
食べ物もこぼして介護を受けている
シ:ナもどこかで暮らしているなら探さないほうがいいのかな
キムラ:
脳は弱ってるかもしれないけど、かみさんのほうが中長期的な見方をしてる
シ:ケといると寂しいんですよ!
家ではアが居眠りして待っている
ア:私、ずっとこのまま先生のおそばにいてもよろしいでしょうか?
シ:それは答えられない ごめんなさい これからもよろしくお願いします
<2019.12>
「行方不明者大捜索」という番組に出るカオル

見かけたら電話で連絡
見つかったという冒頭の場面に戻る
警察より口コミのほうがよほど確率高いよ
山のほうで、本の裏表紙の煙突がある場所と確信する
朝倉診療所を訪ねると洗濯を手伝うナがいる シのことは覚えていない


医師の朝倉:
8ヶ月ほど前に突然現れて煙突を見ていて
少しずつ話してくれた 夫や子どもに衰える自分を見せるのが辛くて
この風景が大好きだと言っていました
5000万円の通帳を見せて、ここに置いて欲しいと
死に場所を探していたのかも
雑用を手伝ってもらっていたが、今は看護師に世話をしてもらっている
もし家族が探しに来たらバッグを渡して欲しいと言っていた
バッグの中には、大好きなシの本3冊とカメラ
ケの写真ばかり 最後に動画が撮ってある
「最初に来たバスに乗りました」 煙突を見て、「降ります!」と言って止まる

「短編小説集読んだよ 面白かった」
「最近、シを思い出せる時間が短くなった気がします」
「カメラの使い方が分からなくなり、付き添いの人に撮ってもらっています
シが観る頃は私はシのこと分からないんだろうな」
「シ、好きだよ 私、シに会いたい」
と泣く動画で「ファイルは以上です」

朝倉:ナと話してみたらどうですか? この時間はいつも浜辺にいますよ
流木に座って海を見ているナ
シ:はじめまして ちょっといいですか? アップルパイを一緒に食べませんか?
美味しそうに食べるナ
シ:キレイな海 ここならいい小説が書けそうです
ナ:小説家?
「脳みそとアップルパイ」を見せると
ナ:本読めない
シ:僕が読んでもいいですか?

「彼女はあの頃からなにかに追われるようにいつも急いで走っていた
人は誰しも残りの持ち時間に追われている
そして死に向かって走っている
だからといって、普段は意識しないもの でも彼女は違った
生まれた時から持ち時間を知っているかのごとく全力で走っていた」
黒酢はちみつシーン
「空につっ立ている煙突みたいにず太く真っ直ぐ」の部分も読む
エロティックだと言ったシーン
LINEを交換したシーンで「間宮真司」とつぶやくナ
聞きながら笑うナ
ナ:ステキ 私もそんな恋してみたいなあ
帰ろうとするナに
シ:また会いに来てもいいですか? 小説のつづきを聞いてもらいたいんです
シ:
ママは星から帰ってきたけどビームを浴びて、ケもパパのことも覚えてないんだ
だからお母さんて呼んじゃダメ 初めて会ったフリをするんだ
浜辺にケを連れてくる

シ:今日は息子も連れてきました
ナ:こんにちわ
名前を言うケに「はじめまして」
朝倉:あなたといると居心地がいいみたいで、この前もとても機嫌が良かった
シ:
妻を追い詰めたくない
記憶が戻るのは期待できない これからも妻に会いに来ます
このままここに置いてやってくれませんか?
小説の最後まで読む(その前の文章も覚えてないのでは?
ナ:2人は結ばれなかったんですか?
シ:つづきがあるんです
ナ:つづきも読んでくれますか?
クルマに乗せて東京に向かい、居酒屋にはカオルらがいる
母のことも分からない
キムラ:みんな楽しくやろうぜ
ナ:ケイくん、お母さんは?
ケ:寂しくないよ もうすぐ帰ってくるから
サイコロでケと遊ぶナ
また浜でつづきを読む

病気のシーンでつづきを暗唱しているナ
「一生懸命生きるからよろしくお願いします シンジ つづき聞かせて」
子どものシーンを泣きながら読むシ
ナ:やっぱりシは才能あるね すごい
「この日以来、ナは僕を思いだすことはなかった
この瞬間は神様が僕にくれた奇跡だったのかもしれない」
1年後、肺炎であっけなくこの世を去るナ
ケは小学生
冷蔵庫には黒酢はちみつドリング
出版社から新刊の見本が届く それが『大恋愛』

ナの写真に見せる
シ:
ナのことはこれで終わり もう書かない
作家として新しいことに挑戦するから見ててね
(2018 全10話) 6~10話
・1~5話

<2014.9>
新居への引越し 小説の表紙をパネルに入れて飾る
立派なデスクはナからのプレゼント
貯金6000万て、いつ倍に?
リビングにデカいベッド
ナ:シにはいい小説を書いて欲しい それが最後の望みなんで
主婦に徹すると言うが料理は苦手なナ 味も分からなくなるのでは?
シ:まいっかの心が大事
クリニックにも2人で来ると、親しげに声をかけてくる井原の患者・松尾公平
病気が分かったら妻に逃げられた

ナの認知機能の結果は前よりずっと良くなった
ユ:
心身が安定していれば回復することもあります 個人差、環境要因もあります
進行を食い止めるには、なにより愛情ですから
マ:
認知機能テスト全然出来ませんでした
うちの保育所では15人子どもを預かってますが
この頃名前が分からなくなってしまう
保育士仲間はフォローしてくれるが、園長は親にバレるのを恐れて
事務の仕事に移そうとしてる 僕には保育の仕事しかないのに
生きる希望が必要でしょ?
泣いている子どもをあやすマツオ
シ:キラースマイルだね、あの人
ナ:シはエンジェルスマイルだね
インタビューで好きだと言ってから、アップルパイがたくさん届く
キムラらにあげる 週刊誌にシが写ってたってなぜ写メった?w

ナ:「脳みそとアップルパイ」の後、やっぱりシのほうに戻ってくる話を読みたい
シ:
あれは世に出した以上、僕のものじゃない だからあれは終わり
それに困難は描きやすいけど、幸せは描きにくい
今は書き下ろしでめいっぱい
「ゆるやかに悲劇に向かっているとしても
この幸せを公にする必要はない
自分のためだけにとっておこうと思っていた
まだこの時は」
相変わらず見合い話をするめるチカコ もう興味がないユ
チ:子どもがいないと患者の気持ちは分からないわよ
旦那・誠一郎(開業医)に当たるチ
チ:お墓を守る人がいなくてもいいの? ウチのお墓は無縁仏になっちゃう
誠一郎:嫁は墓守じゃない(同意

ナ:この写真あんまり好きじゃない(どんどん変に・・・


シ:ナオちゃん子ども作ろう オレ、捨て子だろ 親子ってものを経験したい
ナ:私はその子の成長を見届けられない その子もどこかで母親を失う それでも?
シ:
幸せなら症状は進まないって言われたじゃん
病気が進んだら、オレが母親も父親もやる 2人分愛する
ナ:
母が記憶を失うのを見て、子どもは傷つかないの?
そんな姿をさらす私は惨めじゃないの?
カオル:それは男のエゴね 子育てはストレスも多いのよ
同僚:私はシングルマザーだけど大変どころじゃない
ユ:
医師によって見解は違うが、子どもは生きがいになるかもしれません
でも、あなたに少しでも迷いがあるなら止めたほうがいいでしょう
子どもは傷つくと思う でもいろんな経験は役に立つと思う
やってみないと誰にも分からない 時間をかけて話し合ったほうがいい
新薬の治験の申請をするナオ
ユ:
学生相手に今の気持ちなどを話してくれませんか?
マミヤさんの治療のためと、学生の教育のため
適度なストレスは脳を活性化させます
ぜひと受けるナ
そこにマツオが来て、ナオの名前をメモる
マ:一人がイヤで病院だと僕だけじゃないと思える お互い頑張りましょう
ギリシャ悲劇のようなストーリーもイイというアケミ
イタリアの建築家ノマとの対談は受けて、地方の仕事を断るシ
ア:奥さんが話のモデルと公表すればマスコミの話題になる
シ:妻を表に出す気はありません
治験の話もするとシも賛成
ナ:もしクスリが効いたら子どものことも考える
講義の内容をパソコンに入力
話の途中でいきなりキスされて「ビックリした」とまた同じことを言うってw
シ:なにこのゲーム

ナの原稿
「生まれたばかりの赤ん坊は、無垢で清らかで
でもその無垢な赤ん坊も、その日から死に向かって生きるのだなということも考えさせられた
生きとし生けるものの神秘を感じることができて
産婦人科医になって良かったと心から思いました
私は恋愛などムダだと思っていた」
マ:
記憶に障害が出てからのことを具体的に言うといいですよ
現代人にこの病気は他人事じゃないし
医者の卵も人間だから自分のこととしても興味があると思う
講義の練習を聞くシ
「自殺も考えましたが、それを救ってくれたのは好きな人の存在でした
人生に不要だと思っていた恋愛が、私の危機を救った
私は残された時間が短いと思っていつも走っていました
病気になることは青天の霹靂 医師もそれを忘れてはならない
何科になられても、手術やお産に慣れないでください
患者さんに思いをはせる医師になってください」
アから電話 ノマが急に会ってもいいと言った時間はナの講義とかぶる
ア:ここ外したらいつ会えるか分かりませんよ
シ:明日の講演会、頭30分くらい聞けないかも なるべく早く行くから
講演当日 母、マもいる

いきなりマイクがハウってパニックを起こして倒れるナ
ユ:反射性失神だと思いますと言う
笑うマ
ユ:これをきっかけに進行することがあります
カ:あの子は静かに変わるのかと思ってました
シはアポを蹴って駆けつける
マがナにキスするところにシが来る
「ナオの恐怖も悲しみも何1つ分かっていない
だからこそこれを書かなければいけないという思いが突き上げてきた」

シ:講演を先生がすすめて失敗だったってことですか? どこが権威なんだよ!
カ:私も医者だから分かるけど、医者も未知な病気の前では無力なの
シ:新しいクスリで必ず治してください 今朝のナに戻してください
マ:明日もまた来るね
病室に泊まりこむシ ナにワケを話すが覚えてない
いつの日か妻が自分で歯を磨けなくなるかと思うと涙が出るシ
また「アミロイドPET検査」 1回受けるごとに相当高額そうな機械ばかり
ハウリングってそんなに神経にダメージあるの???
パンクロックとかの人たちヤバくない?
アから「脳みそとアップルパイ」の映画化の話が来る
シ:それより続編を書こうと思うんです 喜ぶアケミ
マツオがナのベッドに来て
マ:
この病気のことはなった者にしか分からない
どんなに大切にしても健康な人には分からないから 夫も井原先生も
シ:今度近づいたらぶっ殺す!
マ:
いいよ どうせみんな忘れるんだから ナオさんが欲しい シンジをぶっ殺しても
(いろいろあることはちゃんと夫婦で共有すればいいのに
パートナーへの気遣いより、真実を分け合うほうが大事
ユ:
極度の緊張から自律神経のバランスが崩れたんだと思います
アルツハイマー病患者が発作的に意識を失うことはありますが、今は何とも言えません
マツオのことを聞いてもプライバシーで答えられない
ナ:
歯を磨いて泣きそうになって横を見たら、
彼が先に泣いていた だからどうしても治りたい
井原の診察もないのに病棟にいるマに声をかけるユ
マ:
職場も居づらいし、ここが一番居やすいんです
仲良く帰るマミヤさんを見てたら、屋上から飛び降りたくなりました
ユ:人はいつか死ぬんです 旭川のご両親が嘆きますよ
マ:
そのうちナの旦那さんも逃げ出すと思うな そしたら僕の出番かも
先生には任せておけない 先生のせいで失神したんでしょ(恨み?
続編のことを話すシ 喜ぶナ
ナ:
タイトル決まったら一番に教えてね
でも小説の中でも私は私でなくなるんだよね
シ:映画化して恥ずかしくない?
ナ:恥ずかしいけど見てみたい気もする
シ:次の本売れたら、3人で住める家買おうか
(そんなに家ばかりムダに買い換えるから余計に働かなきゃならずに
2人の貴重な時間が減るんじゃない?
会社に来るシ
キムラ:
古巣が懐かしくなる時はなにか上手くいってない時だな
愛は基本疲れるもんじゃないの?
だから神様にも試されるんだよ(おおスピリチュアル!
ナ:ママはパパ以外好きな人いた?
カ:そんなヒマなかった 人は恋多き人と縁のない人がいるの
病院でマがいないか見回すシ
また記憶テスト
(私は言葉は覚えられるけど、100から7が引けない・・・
ナは引き算も3つの言葉も言えない
鉛筆を見せても名前が出てこない
図形のテストもあるのか

ユ:
今日から治験を始めようと思っていましたが出来なくなりました
画像でも明らかにアルツハイマー病に進行していて対象から外れる
治験の原則は厳選で、僕の一存では決められません
奥さまは以前、治験を拒まれました(ナは覚えてない
一般的に若年性は進行が早いのが特徴です
これからはエピソード記憶が思い出せなくなるかもしれません
人によって差があるので希望を捨てずにやっていきましょう
カオルに泣いて電話するシ
バーで泣きながら飲んでいるカオルを見かけた誠一郎が
「なんとかしてあげなさい」とユに電話する
カ:
なんであの子があんな目に遭わなきゃいけないの?
あの子は40歳になる頃には自分が分からなくなるかもしれない
でも90歳まで生きたからって幸せか分かりませんよね
生きるのは試練ですから
夫に愛されて、そういう意味では幸せかもしれませんね
私は男の人を頼りにしたことなんて一度もないですから
ユ:また一緒に飲んでください 僕を頼りにしていただけたらと思って
(え!? 今度はママ狙い?
橋の上で泣いてしまうシ
月光荘の横も通る
いつもの居酒屋にも行く
ナ:ごめんね面倒な病気になっちゃって
同僚からユにナが失神した際の動画が送られてくる
やっぱりマがスピーカーに細工してるのが映っている
病気で犯罪をしたら裁かれないの?

ナ:
私、やっぱりシの子ども産もうかな
治らないって分かったら逆に欲しくなった
私が生まれて医者として働いて、シに出会って、愛し合った証拠が欲しい
少しでも長くその子と暮らせたら、私も生まれた甲斐があったなって思える
「人生はフシギだ 最悪の死に最高の未来が見えることもあると僕は知った」
主題歌のCDをプレゼンするムロさんの後ろで歌う戸田ちゃんに笑うムロさん



いろんな所にメモを貼る(これはいいアイデアだと思う
料理も脳を活性化させるよね
排卵日に頑張る2人

シ:明日は取材
ナ:その代わりあさって頑張って
取材のことを忘れて翌朝寝過ごすシ 梅干おにぎりに梅干はない
マに動画を見せるユ
やっぱり「覚えてない」ととぼける
ユ:ほかの患者に危害を加えるなら、ご自宅の近くの精神科を紹介します
マ:イヤです 患者には医者を選ぶ権利があるけど、医者には患者を選ぶ権利はない
(いや、ストーカーは犯罪だから なぜ警察に言わない?
ナが母と同僚に子どもを産みたいと話す
カ:それもありかも 人って変わるのねえ
ナ:断られると思っていたのに!
同僚:男とか!?
マはナの家まで来てあとを尾ける
スマホにナビゲートしてもらいスーパーに行くナに声をかける
レジで財布が見つからないナに金を貸し、返す代わりにお茶に誘う
ユがカにも動画を見せる
ユ:
マイクのせいで進行したわけではない なにか直接的原因で進行する病気ではないんです(そうなんだ
気づけなかった僕の責任です/謝 この患者がもともと持っている攻撃的な性格が原因でしょう
この先何が起きるか分からないので家族も気をつけて
(攻撃的な性格で保育士やってきてたの???
スマホが見つからないシ
家にいるナではなく、アに頼む
一緒にお茶するマとナ
マ:
健康な人といると対等じゃいられない 僕たちには今しかないでしょ
だから一瞬の喜びだけを大切にして生きているんです
ユはシにも注意してと忠告する
家に一人でいるナが心配で確認するシ 「今日遅くなるから」(仕事を減らせばいいのに
またバーで一人飲みしているカオルと会うユ

もっとくだけた店に食事に誘う

ユ:
医者は人から感謝される素晴らしい仕事だって学生時代に教官から言われた
でも、今はまだアルツハイマー病は治らない
自分はどうしてこの病気を専門に選んだのか考えてしまいます
カ:
諦めないで たとえナオには間に合わなくても
先生のこと頼りにしてます
(ちょい『セカンドバージン』まじってきた?
続編のタイトルを「もう一度第一章から」に決めたとナに最初に話すシ
アから「新聞連載の仕事が来た」と言われたついでに、続編のタイトルを言うと
聞いたことを忘れているナは落ち込む
マにちょっと寂しいと悩み相談するナ
マ:
人の気持ちは永遠じゃない 子どもがくれた蝶の標本
死ねば永遠にキレイなままでいられる
(異常性を蝶

クルマで送ってもらうナを見かけるキムラらは浮気と勘違いする
シを呼んで話す
マ:
なんで言ってくれなかったの? あいつ意識のないナにキスしてた
失神したのもあいつのせいなんだ 今度出掛ける時はオレもついてく
ナ:
シにとって私は足手まとい? スマホも私が持ってったのに
続編のタイトルを言った そんな大事なことも忘れちゃう!
夫婦ゲンカを見ているマ ヤバい、大量の睡眠薬を持っている
ナが家から出てきてクルマで追う 拉致る気か?
シがスマホをかけると、ナはスマホを冷蔵庫に入れている
(今って徘徊する人の居場所が分かる機械があるよね そういうのはダメ?
いつもの橋で泣いているナに声をかけるマ
クルマに乗せて睡眠薬入りの飲み物をすすめる
マから電話 助手席で眠るナ
マ:
僕といるほうが幸せなんだ あんたにとってナは小説のネタ
ナを使って自己実現してるだけ 今度は僕たちの純愛をあんたが書けよ
ナはシが殴るのを止める 飲んだフリしてた
ナ:
シに私のことを書いてもらうのは私の生きがいなの それが私たち夫婦の形
私たちはみんな忘れちゃう
マは私と出会ったことも忘れちゃうし
私もマのことを忘れちゃう
でもそれがこの病気の唯一の救いでもある
だから私はあなたを恨まない
恨んでも忘れちゃうから だから全部忘れてください

マ:忘れたくないこともたくさんあるのにな バイバイ
ラブラブに戻る2人
ノベライズ本の宣伝はベッドから 宣伝してからまたベッドに戻るw
ジョンとヨーコのベッドインみたい


<2014.12>
妊娠を告げられるナ 6週目と言われて早速メモる
家にはつねにアがいる
料理を冷蔵庫に入れて、トイレットペーパーまで買うって、公私混同してないか? まるで奥さん
子どもの報告をするとハイタッチしてなぜかベッドに飛び乗るシ
考えるとリビングにベッドって、誰か来た時困らない?

カオルはユに妊娠を報告
ユ:
分からないものですね人生って
ナと出会って、フラれていろいろ学ばせてもらいました
カとお酒を飲むことがこんなに楽しいってことも ウチに来ませんか?(さすがに早い
ユ:どうします? あっちがリビングでこっちがベッドルームです
さすがに引くカ
「すべては奇跡だ 出会ったのも、子どもが出来たのも
そして時は残酷なまでに急ぎ足なのだった」
妊娠してることも忘れてしまうからメモしていろんな所に貼る
チカコが帰ると、ベッドルームにユとカオルがいる
ラブラブのカを見てビックリ!

カ:恥知らずなのは承知してます でも本気です
ユ:
僕も本気です 歳は関係ない
好きでもない相手と無難に生きるなんて
僕と結婚してください
医師同士で理解し合えるし、心を解放できるのはカしかいない
おふくろが思い描いてるようにはいかないけど、これが自分らしい生き方だと思う
先生とのきっかけを作ってくれたのは親父だよ 僕と並んで生きてください
泣いているチカコ
誠一郎:我々の息子にしては大胆な生き方で面白いじゃないか

恥ずかしいからウェディング姿を写真だけにするカ

「やっぱり人生は奇跡に満ちている」
ナのバッグに赤ちゃんマークがあるね

<2015.1>

新聞に新連載が載るシ もう第157回!
そういえば眉村卓さんも奥さんとの闘病生活を書いて、映画化されたね
・『僕と妻の1778の物語』(2011)
<2015.8>

陣痛が来て、もう生まれたよ! 名前は恵一
こんなにスルっと生まれればいいのにね このケースみたいなのは新しいな
ナ:可哀相な子になりませんように

ムロサンタに大泣きw

「淡い幸せが一時僕たちをふんわりと覆った」
<2016.2>
やっぱり子育てはママなのね アも手伝う
ア:もう半年連載を続けて欲しい 連載小説が好評だと部数が伸びるんです(へえ
シ:連載は子どもが生まれたところで終わろうと思います
ア:この作品はここが見せ場 子どもが出来てめでたし、めでたしじゃ読者は納得しません
シ:子育てをします
ア:それを書いてください 逃げないでください

ナ:私の病気が進行しないとシの小説は中途半端になるんでしょうか?
ア:小説家の妻がなにか覚悟があるなら先生には言わないでください
ナ:私は生きてるだけであの人に負担をかけてる
ア:奥さまは生きてるだけで先生の創作の源 大切なやる気のもとなんです
新聞を売るために他人の人生にここまで干渉する?
病気も妻子もネタなのか
ナに週刊誌の記者が来る

記者:小説に書かれて辛いことはないですか?
ナ:私は創作の源 書かれるのが私の宿命です
シ:記事が出ないようお願いしてみるよ ほんとにナは創造の源だよ
ナ:
それはあの人が言ったの あの人には敵わない
あの人はシのことほんとに大切に思ってると思う
あの人にケイくんとシを託したい 私の遺言
シ:遺言なんて要らない!
ナ:自分で言えるうちに気持ちを伝えたかっただけ だから怒らないで
シ:そのお願いは聞けない ほかの誰かじゃ絶対イヤなんだ
「幸せとは記憶である 僕の小説を暗唱した妻の鮮烈な印象を
僕は忘れない生涯忘れないだろう
だから刻々壊れていく妻を愛おしく思う
でも妻には記憶がない あるのは今という一瞬
妻の一瞬一瞬を少しでも心地良くすることが
僕にとって小説より楽しい仕事になりつつあった 完」
<2018>

連載は書籍化されるってシステムね これも100万部突破 賞の話もくる
ア:あんな尻切れトンボな話がこんなに売れるなんて思っていませんでした
シはナがここが自分の家だって分かる家に引っ越す
キムラ:本物のアゲマンは自分を滅ぼしながら上げるんだってよ
キムラさんたちも引越し稼業長いね
シ:これからオレも人間力が問われます
キムラ:そんなに気張らなくてもいいんじゃない
ナはヘルプカードのようなものをさげている

<2019>

靴下が違うナ ケイと散歩するのは公園まで(ケイくん可愛い
シ:お母さんになにかあったらケが守ってあげるんだよ
公園に行きたいと言うケに赤い糸をナと結び
ケ:このヒモを通して生きる力を送ってるんだよ
(1人じゃムリだよ 介護も、子育ても、仕事もなんて欲張りすぎ
蝶を追って行ってしまうケ 一人で帰ってくるナ 慌てて探しに行くシ
カ、ア、ユ、キムラらも探し、警察も呼ぶ
ナ:ケはどこ行ったの? 私も探す
シ:いい加減にしろ!
(認知症も起きていること、気持ちは分かるし、あとに残るものだよね
人の脳はスーパーコンピュータだから
ケが木の下で寝ているのを見つける
ケ:勝手にいなくなってごめんなさい

ナは2人を置いて家を出る


<2019.12>
ケにはナは宇宙人にさらわれたと説明する(さらわれたい!
ケ:アンジェリカ星ってどこ?

ナが見つかったと電話が入る
<2019.4>
ママがいないとケに言われて置手紙を見つける カらに連絡
ユ:病院や施設に保護されている場合が多いので問い合わせます
警察は行方不明者としてしか捜せない
ユ:
認知症の患者が家を出て帰れないことはあるけど
ナの場合は帰らないつもりで出て行ったんでしょう
シ:オレが怒鳴ったので混乱したのかもしれません
学部長から厚労省から新薬承認の連絡を受けるユ
「ノーベル賞ものだぞ!」

「幸せと不幸は絡まって訪れる
これが何年か早ければと思うと 手離しで喜べない自分がいた」
父から母と和解しろと言われるユ
カとユはチカコと誠一郎に会う
チ:
式はどうするの? ユは長男で、私はデナイナーよ
カのためのドレスを作って待ってたの
カ:娘の居所が分かるまで待ってください
4ヵ月後 手がかりなし
チラシを作って、いろんな病院を回るシ
マツオと再会するが覚えていない
食べ物もこぼして介護を受けている
シ:ナもどこかで暮らしているなら探さないほうがいいのかな
キムラ:
脳は弱ってるかもしれないけど、かみさんのほうが中長期的な見方をしてる
シ:ケといると寂しいんですよ!
家ではアが居眠りして待っている
ア:私、ずっとこのまま先生のおそばにいてもよろしいでしょうか?
シ:それは答えられない ごめんなさい これからもよろしくお願いします
<2019.12>
「行方不明者大捜索」という番組に出るカオル

見かけたら電話で連絡
見つかったという冒頭の場面に戻る
警察より口コミのほうがよほど確率高いよ
山のほうで、本の裏表紙の煙突がある場所と確信する
朝倉診療所を訪ねると洗濯を手伝うナがいる シのことは覚えていない


医師の朝倉:
8ヶ月ほど前に突然現れて煙突を見ていて
少しずつ話してくれた 夫や子どもに衰える自分を見せるのが辛くて
この風景が大好きだと言っていました
5000万円の通帳を見せて、ここに置いて欲しいと
死に場所を探していたのかも
雑用を手伝ってもらっていたが、今は看護師に世話をしてもらっている
もし家族が探しに来たらバッグを渡して欲しいと言っていた
バッグの中には、大好きなシの本3冊とカメラ
ケの写真ばかり 最後に動画が撮ってある
「最初に来たバスに乗りました」 煙突を見て、「降ります!」と言って止まる

「短編小説集読んだよ 面白かった」
「最近、シを思い出せる時間が短くなった気がします」
「カメラの使い方が分からなくなり、付き添いの人に撮ってもらっています
シが観る頃は私はシのこと分からないんだろうな」
「シ、好きだよ 私、シに会いたい」
と泣く動画で「ファイルは以上です」

朝倉:ナと話してみたらどうですか? この時間はいつも浜辺にいますよ
流木に座って海を見ているナ
シ:はじめまして ちょっといいですか? アップルパイを一緒に食べませんか?
美味しそうに食べるナ
シ:キレイな海 ここならいい小説が書けそうです
ナ:小説家?
「脳みそとアップルパイ」を見せると
ナ:本読めない
シ:僕が読んでもいいですか?

「彼女はあの頃からなにかに追われるようにいつも急いで走っていた
人は誰しも残りの持ち時間に追われている
そして死に向かって走っている
だからといって、普段は意識しないもの でも彼女は違った
生まれた時から持ち時間を知っているかのごとく全力で走っていた」
黒酢はちみつシーン
「空につっ立ている煙突みたいにず太く真っ直ぐ」の部分も読む
エロティックだと言ったシーン
LINEを交換したシーンで「間宮真司」とつぶやくナ
聞きながら笑うナ
ナ:ステキ 私もそんな恋してみたいなあ
帰ろうとするナに
シ:また会いに来てもいいですか? 小説のつづきを聞いてもらいたいんです
シ:
ママは星から帰ってきたけどビームを浴びて、ケもパパのことも覚えてないんだ
だからお母さんて呼んじゃダメ 初めて会ったフリをするんだ
浜辺にケを連れてくる

シ:今日は息子も連れてきました
ナ:こんにちわ
名前を言うケに「はじめまして」
朝倉:あなたといると居心地がいいみたいで、この前もとても機嫌が良かった
シ:
妻を追い詰めたくない
記憶が戻るのは期待できない これからも妻に会いに来ます
このままここに置いてやってくれませんか?
小説の最後まで読む(その前の文章も覚えてないのでは?
ナ:2人は結ばれなかったんですか?
シ:つづきがあるんです
ナ:つづきも読んでくれますか?
クルマに乗せて東京に向かい、居酒屋にはカオルらがいる
母のことも分からない
キムラ:みんな楽しくやろうぜ
ナ:ケイくん、お母さんは?
ケ:寂しくないよ もうすぐ帰ってくるから
サイコロでケと遊ぶナ
また浜でつづきを読む

病気のシーンでつづきを暗唱しているナ
「一生懸命生きるからよろしくお願いします シンジ つづき聞かせて」
子どものシーンを泣きながら読むシ
ナ:やっぱりシは才能あるね すごい
「この日以来、ナは僕を思いだすことはなかった
この瞬間は神様が僕にくれた奇跡だったのかもしれない」
1年後、肺炎であっけなくこの世を去るナ
ケは小学生
冷蔵庫には黒酢はちみつドリング
出版社から新刊の見本が届く それが『大恋愛』

ナの写真に見せる
シ:
ナのことはこれで終わり もう書かない
作家として新しいことに挑戦するから見ててね